シラバス参照

科目名 作物生産科学 
担当者氏名

黒川 裕介

全開講対象学科 農学部生物資源学科
年次 1年次 
クラス A・B 
講義学期 前期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群必修 
備考  



準備学習・事後学習
以下の予習・復習に授業時間の2倍以上の時間をかける必要がある.
1)配布されたプリントをよく読んでおくことが重要である.
2)この授業で使うプリントには,一般の方が農業を実際にやろうとするときに知っていなくてはならないことが書いてあります.
3)大学で農学を勉強する前にまず必要な知識を書いてある参考文献「農学とは何か」を読んでおくと,より理解が進むと思います. 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
1)プリントを使って予習をしっかりやり,授業の後は復習をしっかりする必要がある.この授業は大学農学部で勉強をする内容の基本です.この知識をしっかり身につけないと後の授業がわからなくなると考えています.配布されたプリントを必ず持参すること,
2)遅刻,早退,居眠り,私語,飲食など受講にふさわしくない行為は厳禁です.1回の欠席が授業をわからなくさせて,勉学意欲をそぐようになります.欠席はしないで下さい.
3)社会で活躍できる基礎は「元気な挨拶・返事」の他に「ノートやメモをいかに取れるか」ではないかと思っています(他人の意見を正確に理解する).ノート,メモをしっかり取れるような学生になって下さい. 
授業の概要と目的
生物生産には植物生産と動物生産がある.動物生産は植物の生産物を元にしているが,植物は太陽エネルギーと二酸化炭素,水と無機成分を元に半永久的に生産することができることから,地球上の生命の原点といえる.人間が利用するために昔から栽培して,守ってきた植物を作物という.この講義は作物生産の基本的な方法について講義するとともに,より良いものをより多く生産するために遺伝的要素,環境的要素,技術的要素の3者がどのように関わるのかを解説します.
これらの知識を習得することによって,今後勉強する各授業が農業,農学にとってどのような意味を持つのかが理解できるようになり,勉学意欲を増進させる意味を持ちます.
この授業は教育課程編成方針の2(CP-2)の専門教育の入り口の第一歩の授業という位置づけになる.また,学位授与方針2(DP-2)にある習得されなくてはならない農学に関する幅広い専門的知識の最も基礎になる部分である.
(科目ナンバリングコード:AA11102) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
作物栽培,農作業,土壌,肥料,耕地の環境,作物の種類,作物の形態と特性 
到達目標
作物栽培の方法の基本的な知識を持つこと,および良いものをより多く収穫するために遺伝的要素,環境的要素,技術的要素の3者がどのように関わるのかの知識を持つことを目標とする. 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 作物とは何か?  本講義の概要を説明した後に、野生植物と作物の違いを解説する。 
2. 気象的要素1  作物生産にとって必要不可欠な光合成が、気象的要素によってどのように変化するかを学ぶ。凍霜害が起こる条件についても解説する。 
3. 気象的要素2/土壌的要素1  作物生産を阻害する冷害・水害・干害などについて学ぶ。土壌の作物生産に及ぼす効果についても解説する。 
4. 土壌的要素2  作物生産を理解する上で重要なキーワードとなる、「最大容水量・有効水・陽イオン交換反応」について解説する。 
5. 土壌的要素3  作物生産を阻害する土壌の酸性化・アルカリ性化について学ぶ。水田における脱窒現象についても解説する。 
6. 養分と作物栄養  作物生産に必要な元素と量について詳細に解説する。 
7. 土壌的要素4  連作障害が起こるメカニズムについて学ぶ。土壌の改良と管理についても解説する。 
8. 肥料について  化学肥料と有機肥料の効果について詳細に解説する。 
9. 生物的要素  作物の病気とその予防について学ぶ。作物の害虫とその防除についても解説する。 
10. 雑草について  作物生産を阻害する雑草の種類とそのメカニズムについて学ぶ。また、雑草被害の防除法についても解説する。 
11. 除草剤について/施設栽培1  除草剤の種類とその効果を学ぶ。施設栽培の環境管理についても解説する。 
12. 施設栽培2/作物の特性1  施設栽培における水管理について学ぶ。作物の成長と体のしくみについても解説する。 
13. 作物の特性2  作物の光合成・タンパク合成・養水分の吸収などを学ぶ。作物の収量の定義についても解説する。 
14. 作物生産  作物生産を理解する上で重要なキーワード、「収量構成要素・受光態勢」を学ぶ。輪作についても解説する。 
15. イネについて  イネの一生、収量の成り立ちを学ぶ。水田での生育と環境要因についても解説する。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. なし(講義はプリントを中心とする)     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 農学とは何か  田付 貞洋・生井 兵治 編  朝倉書店 
2. 作物学概論  大門 弘幸 編著  朝倉書店 
3. 栽培学大要  江原 薫  養賢堂 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法
100%定期試験の成績による.評価基準は到達目標に書いてある知識を身につけたか否かである.3分の2以上の出席によって受験資格が得られる.これより少ないと欠格となる.C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
1年生で大学がどんなところかまだわからないときに,しっかりした勉強をする癖をつけることが,皆さんの将来を決めていくことになる.授業概要を見ればわかる通り,この授業は農学部の授業の根本にあたるものである.予習復習などしっかり勉強をする覚悟をして,取り組んで下さい.大学へ入学した意味があるようにするのはあなたたち自身です. 
参考URL
1. 日本の「農」を拓いた先人たち 日本の農業研究の発展に尽くした先人たちの業績をわかりやすく解説.続編あり. 
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更新日時 2021/02/10 13:38


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