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科目名 基礎演習Ⅲ 
担当者氏名

西尾 由里

全開講対象学科 外国語学部国際英語学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-ゼミナール科目群 
備考  



準備学習・事後学習
全ての授業に出席し、演習に関して事前に出された課題は必ず取り組んで授業に臨むこと。
授業中におけるチームごとの多様なアクティビティやタスクには積極的に取り組むこと。
授業で学んだ「チームで課題を解決する方法」については、自主的に振り返りをおこない、スキルの実践となる事後の課題には積極的に取り組み、企業向けプレゼンテーションを行うとともに成果報告をまとめること。
毎回、授業時間の2倍の自学自習をすること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
リアクションペーパーなどの課題については、次回授業時に講評・解説等をおこなう。 
履修上の留意
この演習では、海外企業から与えられる課題に高校生とチーム(5~6人を想定)で取り組み、チーム活動と企業担当者向けのプレゼンテーションを実践します。1回目の発表を内省し、不足していた知識やスキルを自覚して、2回目の発表に挑戦することが重要です。国際企業のリアルな課題に触れるため、担当する教員は、企業担当者と協同で授業を進めますが、実際の授業の進め方に関しては、最初の授業での教員による説明をよく聞いてください。 
授業の概要と目的
外国企業から提供される課題解決に取り組み、リサーチ結果や提案を企業にプレゼンする高大連携の問題解決型学習に取り組みます。学習の時間管理、自己管理能力を身につけ、望ましい学習習慣の形成はもとより、ノートの取り方、資料の探し方、チームでの話し合いにより解決策を見出すやり方など、社会において必要となる基礎的なスキルを修得することを目的としています。
1)参加大学生は、課題解決に必要な「マネジメント」と「リーダーシップ」を実践する。
2)参加者全員、「課題解決力」「コミュニケーション能力」「プレゼン力」を向上する。
The objective of this course is for students to acquire basic skills necessary in society, such as taking notes, finding materials, and finding solutions through team discussions, as well as acquiring time management and self-management skills and forming desirable study habits. Students engage in problem-solving learning through high school-university collaboration, in which they work on solving problems provided by foreign companies and present the results of their research and proposals to the companies.
1) Participating university students practice "management" and "leadership" skills necessary for problem-solving.
2) All participants improve their "problem-solving," "communication," and "presentation" skills. 
アクティブ・ラーニング
グループワークやペアワークなどを実施する。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業は、CP3およびDP5に該当する。 
実務経験と授業内容の関係
特になし 
科目ナンバリングコード
FE21503 
サブタイトル
国際経営戦略論 
到達目標
国際経営課題にチームで取り組む方法/資料の検索と収集の方法/課題解決のための調査方法/データ収集と分析/討論の仕方/発表(プレゼンテーション)の仕方などに関する基礎的な能力 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 授業のオリエンテーション(4/11)  授業の全体的な進め方や評価の方法などを解説します。この授業で取り組む国際経営戦略について、基本的な考え方やルールについて学びます。チームを編成し、自己紹介を行います。 
2. 授業の概要とチーム演習の方法(4/18)  国際経営戦略の基本的な考え方やルールについて引き続き学び、そのために必要なチーム演習の方法について具体的に学びます。 
3. チーム演習の方法と枠組み(4/25)  チーム演習に必要な理論的枠組みについて学びます。 
4. 国際企業による課題提示(5/2)  企業の担当者が、課題を提示し、事例の説明を行います。チームに分かれて、課題に取り組むにあたっての役割とゴールを決めます。 
5. リサーチ活動とディスカッション(5/9)  チームごとに、各自が収集した情報を踏まえた簡単な発表をし、課題に関する基礎知識や基本情報を共有したうえで、議論を深めながら課題解決プランを構想していきます。 
6. リサーチ活動とディスカッション(5/16)  一次提案に向けて、プレゼンテーションの準備を行います。 
7. リサーチ活動とディスカッション(5/23)  一次提案に向けて、プレゼンテーションの準備を行います。 
8. 国際企業課題に対する一次提案(5/30)  企業の担当者を前に、各チームが課題解決プランのプレゼンテーションを行います。チームが提示したプランに対して、企業担当者から指摘を受けます。 
9. 一次提案のフィードバックを踏まえたリサーチ活動と理論的枠組み(6/6)  企業の指摘を受けて、再度チーム活動を行います。プレゼンテーションを振り返り、チームで自己評価を行います。指摘された改善すべき点を再確認し、引き続き強調する点などを明確にしながら、討論を通じてプランの立て直し策を練っていきます。 
10. 課題解決に向けたチーム活動(6/13)  チームごとに、各自が収集した情報を踏まえた簡単な発表をし、課題に関する基礎知識や基本情報を共有したうえで、議論を深めながら課題解決プランを構想していきます。一次提案に向けて、プレゼンテーションの準備を行います。 
11. 課題解決に向けたチーム活動(6/20)  最終提案に向けて、プレゼンテーションの準備を行います。 
12. 最終プラン作成に向けたチーム活動(6/27)  最終提案に向けて、プレゼンテーションの準備を行います。 
13. 最終提案(7/3~7/9のうちで想定)  企業の担当者を前に、各チームが課題解決プランを提案するという形でプレゼンテーションを行います。チームが提示した最終プランに対して、企業担当者から講評を受けます。 
14. 全体の振り返り(7/11)  授業全体を振り返り、学んだことをチーム単位で話し合います。チームごとにプレゼンテーションを自己評価し、最終課題への反省を発表します。 
15. 今後の学びと目標設定(7/18)  学生一人ひとりが講座全体を振り返り、今後の学びの目標を立てます。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. プロジェクト学習の基本と手法  鈴木 敏恵  教育出版 
2. グループ学習入門 学びあう場づくりの技法  新井和弘・板倉杏介  慶應義塾大学出版会 
3. データ収集・分析入門  西山敏樹・鈴木亮子・大西幸周  慶應義塾大学出版会 
4. 資料検索入門 レポート・論文を書くために  市古みどり・上岡真紀子・保坂睦  慶應義塾大学出版会 
5. 実地調査入門:社会調査の第一歩  西山敏樹・常盤拓司・鈴木亮子  慶應義塾大学出版会 
授業方法の形式
演習 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
提出物30%・チームワーク40%(リーダーシップ5%・コーチング5%・課題遂行30%)・英語での発表/報告30%の合計100%で評価する。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
基礎演習Ⅲでは、国際企業から与えられる課題について、高校生とともに解決策を見出す能動的な学びへと意識を変えることが求められます。課題に取り組む中で、リーダーシップやマネジメントについても学ぶことになりますので、修得した知識やスキルをこれからの学びに活かしてください。 
参考URL
画像
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更新日時 2024/01/25 08:58


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