準備学習・事後学習
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毎回の講義の終わりに次回予告を行います。専門用語等についてネットで検索する等予習しておくこと(1時間)。また,復習として講義内容を論理的に理解し,あらためて講義ノートを作成すること(3時間)。1つの講義内容が複数回で完結することがありますので,毎回の復習が重要となります。限られた時間での講義となるので,時間中で示された参考文献などをきちっと読んでおいてください。
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課題・定期試験に対するフィードバック
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定期試験やレポート等についての講評は,追・再試験後に,学務システムの「講義連絡」により受講者に送信する。
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履修上の留意
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現代企業論,等をすでに履修していることを望む。また,特定の文献をテキストとして使用することはないが,参考文献の関係部分の参照によって講義内容の理解が深まるので,参照を期待する。なお、話しの展開や時間の関係で講義内容を変更することがある。 初回講義においてあらためて注意事項他を説明するので,必ず出席のこと。
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授業の概要と目的
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コーポレート・ガバナンス問題は、株式会社制度の歴史とともに古い。それでは、現代のコーポレート・ガバナンスは、どのような背景のもとで、どのように議論され、実践されているのか。こうした問題を検討することによって、現在のコーポレート・ガバナンス問題の性質を経営経済的に考えていきたい。株式会社の運営原理を理解するために,株式会社の本質理解にさかのぼって考察する。講義内容を補足し理解を深めるため、適宜、外部講師による講演を実施する場合もある。
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アクティブ・ラーニング
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該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
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実務経験と授業内容の関係
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科目ナンバリングコード
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サブタイトル
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アングロサクソン的コーポレート・ガバナンスと日本企業のそれを考察する。
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到達目標
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コーポレートガバナンス問題の焦点が取締役会に置かれる理由を説明できる。株式会社制度とコーポレートガバナンス問題の論点・改革を株式会社制度との関連で説明できる。英米と日本のコーポレートガバナンス問題の特徴を説明できる。
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授業計画
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【項目欄】
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【内容欄】
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1.
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ガイダンス
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講義のねらいと概要について説明する。
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2.
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コーポレート・ガバナンス問題を考えるための予備的基礎知識(1)
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企業の基本的な性格・特徴。
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3.
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コーポレート・ガバナンス問題を考えるための予備的基礎知識(2)
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株式会社制度の諸特徴。
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4.
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コーポレート・ガバナンス問題を考えるための予備的基礎知識(3)
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株式会社と経営者支配(権力集中)
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5.
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コーポレート・ガバナンス問題を考えるための予備的基礎知識(4)
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欧米における機関株主化構造と会社支配・全般的な企業業績の不振・会社不祥事
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6.
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欧米・日本におけるコーポレート・ガバナンス問題の背景(5)
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日本における法人株主化構造と会社支配・全般的な企業業績の不振・会社不祥事
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7.
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欧米の会社制度改革(1)
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英・米におけるコーポレート・ガバナンス改革に関する議論と制度改革(1):英国における制度改革
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8.
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欧米の会社制度改革(2)
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英・米におけるコーポレート・ガバナンス改革に関する議論と制度改革(2):英国における制度改革
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9.
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欧米の会社制度改革(3)
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英・米におけるコーポレート・ガバナンス改革に関する議論と制度改革(3):米国における制度改革
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10.
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日本の会社制度改革(1)
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株式の所有構造と株主行動の変化
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11.
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日本の会社制度改革(2)
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改正会社法を中心とする日本の制度改革と改革の現状
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12.
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コーポレート・ガバナンス(1)
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企業のコーポレート・ガバナンス問題を企業経営・株式会社との相互関連の視点から考える(1);企業資源とステーク・ホルダー
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13.
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コーポレート・ガバナンス(2)
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企業のコーポレート・ガバナンス問題を企業経営・株式会社との相互関連の視点から考える(2);日本的経営システムとコーポレート・ガバナンス
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14.
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コーポレート・ガバナンス(3)
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企業のコーポレート・ガバナンス問題を企業経営・株式会社との相互関連の視点から考える(3):株式会社と多様なコーポレート・ガバナンス
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15.
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総括
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講義全体の論理展開をしながら講義内容の総括
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テキスト
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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指定しない
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参考文献
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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転換期の株式会社
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細川孝・桜井徹
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ミネルヴァ書房
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2.
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コーポレート・ガバナンスと経営学
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街道ノブチカ・風間信隆
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ミネルヴァ書房
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3.
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経営戦略の思考法
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沼上幹
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日本経済新聞出版社
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4.
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その他,講義において紹介する
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授業方法の形式
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授業の実施方法
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成績評価方法
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基本的には定期試験(100%)よって評価する。単なる知識の記憶ではなく,論理的な理解・思考力を評価する。ただし,欠席が5回を超える場合欠格とする。
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成績評価基準
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C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。
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受講生へのメッセージ
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企業制度は、みなさんが作るものです。自分たちにとって、どのような制度がよいのか、よく考えてみてください
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参考URL
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画像
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ファイル
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更新日時
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2022/12/21 18:36
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