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科目名 緑地環境学 
担当者氏名

橋本 啓史

全開講対象学科 農学部生物環境科学科
年次 2年次 
クラス E・F 
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群選択 
備考  



準備学習・事後学習
日頃から地域の自然環境や都市景観に関心を持ち、現地に足を運んだり、ニュース・新聞報道に目を配ること。授業時間の2倍程度の予習と復習時間を確保する事。講義スライドは事前に配信するので、予習し、空欄があれば調べて解答案を考えて来ること。また、講義で興味を持った2,3のテーマについて、初回講義で紹介する関連書籍を各自読んで、知識を深めること。その上で現地調査をしてレポートを書くこと。レポートは採点後、コメントを付して返却する。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
レポート課題の提出がない場合は、定期試験の受験を認めない。 
授業の概要と目的
都市の「みどり」は公園だけではない。様々な緑地空間の持つ環境保全機能や成立起源を解説する。また、これからの緑地計画や野生生物の生息地保全計画を立てる上でランドスケープ・エコロジー(景観生態学)は重要な視点を与えてくれる。まずランドスケープ・エコロジーの基礎を講義したのち、都市緑地、里地里山を取り上げて、具体的な生きものの分布や生活史と景観とのつながりを紹介する。リモートセンシングや地理情報システム、多変量解析をもちいたハビタットモデリングなどの技術的側面についても触れる。教科書は指定しないが、講義で興味を持った2,3のテーマについて、関連書籍を各自読むこと。生物環境科学科のDPの2、CPの2に対応する科目である。

(科目ナンバリングコード:AE21502) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
特になし 
到達目標
ランドスケープの現場で様々な視点から環境問題を考える力を身につける。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 緑地環境学とは  緑地環境学の扱う範囲について概説する。また、講義の進め方およびレポート課題についても説明する。 
2. 都市のみどりの種類と機能  様々な「都市のみどり」の存在形態と、それらの持つ環境保全機能を中心とした機能・役割を概説する。 
3. 都市緑地と防災  災害時における緑地の役割について紹介する。 
4. 街路樹の歴史と役割  日本における街路樹の歴史的展開と役割、街路樹管理の現場が抱える問題について紹介する。 
5. ランドスケープ・エコロジーの基礎  ランドスケープ・エコロジー(景観生態学)の基礎とその分析手法について学ぶ。 
6. 都市緑地のランドスケープ・エコロジー  都市緑地や社寺林の持つ野生生物の生息地としての役割とその保全について、景観生態学の視点から解説する。 
7. 里地里山のランドスケープ・エコロジー  里地里山の生態学的特色と現在そこで起きている問題について解説する。 
8. 都市近郊林の植生管理  都市林、里山林の植生管理技術について紹介する。また保全のための法制度についても触れる。 
9. 都市の水辺の緑地としての役割  都市近郊の河川やため池などの水辺空間が持つランドスケープの視点から見た様々な機能・可能性について紹介する。 
10. 緑地環境と農地  農林業地の持つ環境保全機能と都市における「農」の可能性について紹介する。 
11. 世界と日本の森林問題  日本林業の抱える問題と世界で起きている森林破壊問題について地球温暖化問題と絡めて解説する。 
12. リモートセンシングによる緑地の診断  リモートセンシングの原理と緑地の診断への利用例を紹介する。 
13. 自然再生とミティゲーション  自然再生や環境アセスメントの仕組みとその考え方について解説する。 
14. 広域緑地計画1  国土のグランドデザインや広域緑地計画、自然公園などについて解説する。 
15. 広域緑地計画2  都市域、地方圏の広域緑地計画について解説する。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 講義スライドをPDFで提供する     
2. 補足資料としてプリントを配布     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「環境デザイン学」  森本幸裕・白幡洋三郎(編)  朝倉書店 
2. 「都市緑地の創造」  平田富士男  朝倉書店 
3. 「郊外の緑地環境学」  横張真・渡辺貴史(編)  朝倉書店 
4. 「景観生態学」  ターナーら  文一総合出版 
5. 「景観の生態史論」  森本幸裕(編著)  京都通信社 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法
定期試験の成績(60%:講義内容の基礎的事項70%、応用問題30%)と現地調査にも基づくレポート(40%)で評価する。レポート課題の提出がない場合は、定期試験の受験を認めない。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
レポート課題では、現地に足を運んで、自分の目で見て考えることが要求される。 
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日時 2021/01/30 14:16


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