シラバス参照

科目名 西洋社会史 
担当者氏名

西村 善矢

全開講対象学科 人間学部人間学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-社会・教育系 
備考  



準備学習・事後学習
WebClassを活用して、調べ学習等を行う。また、授業の最初に前回授業内容に関わる小テストを適宜行うので、復習を心がけること。毎回、講義時間の2倍の自学自習をすること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
授業の概要と目的
本科目はCP2およびDP2、DP3に位置する。
水を切り口として、古代から中世にかけてのヨーロッパの政治、社会、経済、文化、心性などの諸側面を浮かび上がらせるとともに、社会とそれを取りまく環境の関係性やその変化について探究する。
(科目ナンバリングコード:HH31204) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
中世ヨーロッパの水と社会 
到達目標
特定の時代と地域における水利用に注目することにより、人間集団と環境の相互作用のあり方を理解するとともに、現代社会における環境問題を考え、解決に向けた手掛かりをつかむ。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. はじめに  オリエンテーション 
2. 出発点:古代ローマ世界における水の利用  ローマ人は水に対してどのような観念をもち、いかなる水のテクノロジーを発展させ、そしてどのような浴場の文化を築いたか。 
3. 生活用水1:水の供給  ポスト・ローマ期に生きる人々は、どのように生活に必要な水を得ていたか。 
4. 生活用水2:水の利用  家事労働とジェンダー、および飲用水について。 
5. 水のアメニティ:入浴の文化  古代から中世にかけて、共同入浴の文化はどのような変化を遂げるのか。また、入浴実践にキリスト教がいかなる影響を及ぼしたか。 
6. 水と生産活動1:排水と灌漑  農業を基本的生業とする中世初期社会において、どのような水の制御システムが発展したか。水をめぐる領主・農民間の紛争について。 
7. 水と生産活動2:魚と漁師  中世ヨーロッパの漁業の歴史を概観し、漁撈にかかわる水環境や漁師の社会的地位、魚食と宗教の関係を考察する。 
8. 水と生産活動3:水車と社会権力  中世人の主食であるパンの製粉に欠かせない水車のテクノロジー、水車と結びついた社会権力、そして粉挽き人の社会的地位について。 
9. 水とモノ・思想の移動1:河川交通と商業  河川は人やモノの移動にどのような役割を果たしたのか。商業に携わる海民の社会に迫る。 
10. 水とモノ・思想の移動2:水崇拝とキリスト教信仰  古来の水崇拝・祭祀の伝統はキリスト教化とともに、いかなる変化を被ったか。水にかかわる巡礼地の形成について。 
11. 水と都市1:中世後期の都市と水力  噴水の設置や用水路建設など、都市当局によって実施された水政策を通して、公共性やアイデンティティの問題を考える。 
12. 水と都市2:コマッキオからヴェネツィアへ  のちに地中海随一の海洋都市国家に成長するヴェネツィアの起源と形成過程について。 
13. 水と都市3:アマルフィと海  海洋都市国家アマルフィ商人は地中海を舞台にいかなる活動を展開したか。イスラーム教徒との関係は? 
14. 水と災害:洪水・人間・環境  洪水に直面した人間と社会を考察することにより、人間と自然環境の関係性を考え直す 
15. おわりに  全体のまとめ。エコロジー思想の形成に向けて。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. プリント教材を利用する。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 森と川  池上俊一  刀水書房 
2. 水の世界地図  M・ブラック、J・キング  丸善 
3. その他の参考文献については授業時に適宜紹介する。     
授業方法の形式
講義 
成績評価方法
定期試験(70%)ならびに平常点(30%)によって評価する。
平常点は授業参加度、発言頻度、適宜実施する小テスト、課題への取り組みなどにより総合的に判断する。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
現代世界の直面する水資源問題について、ふだんから関心をもって情報を収集し、考えておくこと。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/01/30 14:39


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