シラバス参照

科目名 地域研究(旧カリ名称:地域研究B)(イタリア) 
担当者氏名

西村 善矢

全開講対象学科 人間学部人間学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-国際・コミュニケーション系 
備考  



準備学習・事後学習
授業の最初に前回授業内容に関わる小テストを適宜行うので、復習を心がけること。また、講義内容をふまえて、小レポートを作成する。毎回、講義時間の2倍の自学自習をすること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
授業の概要と目的
本科目はCP2およびDP2、DP3に位置する。
イタリアはヨーロッパのなかでも強固な都市的伝統をもつ地域である。この講義では、都市を構成するさまざまな空間・建造物を切り口として、イタリア都市の歴史的変遷を跡づけるとともに、都市社会のありようを探る。また、北西ヨーロッパの諸都市の事例との比較を通して、イタリア都市をヨーロッパ都市のなかに位置づける。
(科目ナンバリングコード:HH21305) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
中世イタリア都市の空間と社会 
到達目標
空間や建造物からその背後に広がる歴史を読み解く力をつけるとともに、イタリア人に特有なカンパニリズモ(おらが町意識)が、中世都市の歴史的経験に裏づけられたものであることを理解する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. はじめに  オリエンテーション 
2. ローマ都市  イタリア都市の基盤を形成した古代ローマ都市の基本骨格を学ぶ。 
3. 神殿から教会へ  古代都市から中世都市への転換のプロセスを辿る。 
4. 城塞集落  半島各地には紀元千年前後に城塞集落が叢生した。集落建設の歴史的背景を探る。 
5. 司教座聖堂  都市民の信仰と関わる建造物(司教座聖堂)や人物(司教、守護聖人)が自治都市の成立にいかなる役割を果たしたかを検討する。 
6. 塔と門  中世都市の景観をいろどる塔を手がかりに、イタリア都市社会の基本特徴を浮かび上がらせる。 
7. 市庁舎  自治の象徴として建設された市庁舎が、歴史状況によっては異なる意味合いを帯びたことを解説する。 
8. 広場  市民のための広場として構想された中心広場を取り上げ、市当局による広場の造成を支えた理念を探る。 
9. 街路と住居  過密化する都市で生じた生活環境をめぐるさまざまな問題と、その解決に向けた動きを取り上げるとともに、環境問題と市民意識の関連を考察する。 
10. 泉と井戸  都市民の生存に不可欠な水の確保をめぐる都市の取り組みを取り上げる。 
11. 工房と商店  製造・販売に携わる商人や手工業者が都市政治に果たした役割を検討する。 
12. 修道院  コムーネ都市と宗教の関わりについて見る。 
13. 社会福祉施設  都市社会における慈善と相互扶助の諸相とその変遷をみていく。 
14. 市庁舎から宮殿へ  都市支配者の執務・居住空間である宮殿に焦点を当て、都市国家から君主国家への変化の諸側面について検討する。 
15. まとめ  これまでの授業のまとめと質疑を行う。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. プリント教材による。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. イタリア都市社会史入門  齊藤 寛海ほか  昭和堂 
2. 中世ヨーロッパの都市世界  河原 温  山川出版社 
3. その他の参考文献については適宜紹介する。     
授業方法の形式
講義 
成績評価方法
定期試験(70%)のほか、平常点(30%)によって評価する。平常点は、適宜実施する小テスト、小レポートおよび授業への参加度(30%)によって総合的に判断する。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
イタリアの都市は古代の遺跡や中世の建造物であふれています。そうした建造物の背景にある歴史を掘り下げていけば、観光にも深みと広がりをもたせることができます。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/01/30 14:37


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