シラバス参照

科目名 理科指導法A 
担当者氏名

井中 宏史

全開講対象学科 農学部生物資源学科
農学部応用生物化学科
農学部生物環境科学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 教職・学芸員部門-教職専門科目 
備考  



準備学習・事後学習
事前学習:毎回2時間程度、小テストの準備、学習指導案作成のための資料収集・教材研究等を行うこと。
事後学習:授業後2時間程度かけ、授業で習得した内容を復習して、指導案を作成する。また、指導案提出後は模擬授業に臨むため、授業の練習を授業時間外も自主的に行うこと 
課題・定期試験に対するフィードバック
小テストについては、授業内に解説、講評、質問対応等を行う。レポート課題については、発表の機会を設けて講評を行う。 
履修上の留意
理科学習指導案作成及び理科模擬授業を実施するための準備として、中学校理科及び高等学校理科の内容を十分に学習・理解しておくこと。他の受講生の模擬授業には、漫然と観察するのではなく、授業観察の課題を設定して授業参観すること。模擬授業を通して、常に自己の学習指導案を改善すること。小テスト用の問題集は、2年次に購入したものを使います。 
授業の概要と目的
理科の教材研究の方法及び理科授業技術を解説する。学習指導案作成及び理科模擬授業を実施し、教育実習に備える。また、学習指導案作成及び模擬授業を通して、中学校理科及び高等学校理科の内容の学習・理解を促進する。 
アクティブ・ラーニング
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
理科の授業をつくる 
到達目標
基礎的な学習指導理論を理解し、中学校理科及び高等学校理科の学習指導案が作成できる。具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付け、理科の授業の指導技術を体得する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. オリエンテーション   授業の進め方、評価方法等 
2. 授業の設計と指導案  学習指導案の構成を理解し、学習指導案を作成する。 
3. 理科学習指導案の作成(略案)  具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成する。 
4. 理科学習指導案の作成(細案)  生徒の認識・思考、学力等の実態を踏まえた単元の目標、指導計画、評価等 
5. 学習指導案の検討  学習指導案提出・班別検討 学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計がなされているか。 
6. 班別模擬授業①と班別検討  班別模擬授業と班別検討  板書の充実に心がける。 
7. 班別模擬授業②と班別検討  班別模擬授業と班別検討  指導案通りに授業を実施できるか。 
8. 班別模擬授業③と班別検討  班別模擬授業と班別検討  アクティブラーニングの導入を心掛ける。 
9. 班別模擬授業④と班別検討  班別模擬授業と班別検討  適切な発問と机間巡視による理解度の把握を行う。 
10. ICTを活用した授業設計
実験やアクティブラーニングを取り入れた授業設計 
PCやタブレット、スマートホンなどを活用した授業づくり。
実験の指導とプリント作成、アクティブラーニングとしてパフォーマンス課題の作成と指導 
11. グループ別模擬授業1・班別検討  グループ別模擬授業1・班別検討
パソコン・プロジェクターを活用する。 
12. グループ別模擬授業2・班別検討  グループ別模擬授業2・班別検討
パワーポイントを活用する。 
13. グループ別模擬授業3・班別検討  グループ別模擬授業3・班別検討
動画を取り入れてみよう。 
14. グループ別模擬授業4・班別検討  グループ別模擬授業4・班別検討
実験やアクティブラーニングを取り入れよう。 
15. まとめ  全体の反省と講評 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 中学校学習指導要領解説 理科編  文部科学省  学校図書 
2. 高等学校学習指導要領解説 理科理数編  文部科学省   
参考文献
授業方法の形式
講義、模擬授業等 
授業の実施方法
成績評価方法
学習指導案約30%、模擬授業30%以上、班別検討のレポート約20%、小テスト約20%で評価する。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
基礎的な学習指導理論を理解し、中学校理科及び高等学校理科の学習指導案が作成できるようにします。具体的な授業場面を想定した授業設計を行う方法を身に付け、理科の授業の指導技術を体得しましょう。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2022/02/07 10:28


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