シラバス参照

科目名 教職入門 
担当者氏名

井中 宏史

全開講対象学科 農学部生物資源学科
農学部応用生物化学科
農学部生物環境科学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 教職・学芸員部門-教職専門科目 
備考  



準備学習・事後学習
受講前にこれまでの学校生活で出会った教師を思い出し、自分がどのような教師になりたいかという思いを明確にしておくこと。講義の中で次回講義のための事前レポートを課すので、自分で調べてレポートを作成すること。4時間、復習・予習を行い、配布プリントや講義ノートを基に内容をレポート形式でまとめておくこと。また、教育に関する本、雑誌、ニュースを積極的に読んでおくことを心掛ける。 
課題・定期試験に対するフィードバック
事前課題については、授業時間内に活用する。定期試験については、終了後にWebclassにより解説等を提示する。 
履修上の留意
教職に関するスタートの科目です。4年間を見通し、理想とする教師像、将来の自分の姿を描きながら、現在の自分の資質・能力をどのように高めるかを意識して、前向きに臨んでほしい。 
授業の概要と目的
教職課程のスタートに立つ学生が、これからの履修、教育実習、免許取得、教職までの見通しが立てられるようにするため、各論を通して教職へのイメージが豊かに持てるように展開していく。なお、本講義では、適宜少人数のグループに分かれて教育学における問題点等についてディスカッション、グループワークを行う。 
アクティブ・ラーニング
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
これからの教師に求められるものは何か 
到達目標
教職の意義、役割、職務内容を理解できる。教職への志望動機と適性を再認識し、高い意欲と意識を持てる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. オリエンテーション  授業の進め方の説明を受ける。取得可能な免許種、本学教職課程の特徴など。 
2. 社会における教職の存在意義  教育とは何か、教師とは何か。印象に残る恩師を振り返り、教職の存在意義を知る。 
3. 教職の専門性  教職を専門職論の観点から見ることにより、他の職業との対比の上で教職の特徴を理解する。 
4. 教育の歴史  教育、日本の教育の歴史を現在に至るまで振り返り、現代において期待される教員の役割を考える。 
5. 教員の資質とは  教員に普遍的に求められる資質と、今日あるいはこれからの教員に求められる資質について考え、理解する。 
6. 自らの資質の自己評価  現時点で教員としての資質をどの程度備えているのか自己評価することを通して、学生時代に身に付けるべき資質能力を確かめる。 
7. 未来の自分に向けて  これからの時代に求められる資質能力と、社会で求められる力や非認知能力について理解を深める。 
8. 教員の職務1  教員の職務は学習指導だけでなく、生徒指導、進路指導、学級経営などもあること、また学校運営における校務分掌などについても理解する。 
9. 教員の職務2  担任としての職務、生徒指導についてさらに学ぶ。外部講師(現職教員)を招聘する予定。 
10. 教員の職能発達と研修  教員自身が成長していくことの大切さを理解し、研修の意義と、「学び続ける教師像」への理解を深める。 
11. 教員の服務  学校、教員が社会から信頼を獲得するためには、服務を遵守して職責を遂行することが必要であることを自覚する。 
12. 教員の地位、身分、勤務  教員の地位、身分、勤務条件等について、教育法規に照らしながら理解する。多忙化防止の取り組みについて考える。 
13. チーム学校の一員として  現代の学校組織のマネジメントにおいては、学校内の教諭、養護教諭、事務職員、スクールカウンセラー及び学校外の専門家等と一体となり、チームとして職務を遂行していることを理解する。 
14. 教員のキャリアプラン  教員となった後、どのようなキャリアプランを持つのかについて考える。免許更新制度について知る。 
15. 授業のまとめ  授業全体を振り返り、大切な事項の確認、教職への適性の自覚、意欲を高めることができているか等について確認する。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 講義の中で資料配布     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 教育実践と教職員-教職理論の課題-  榊達夫 他編著  大学教育出版 
2. 新しい時代の教職入門  秋田喜代美・佐藤学編著  有斐閣 
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
成績評価方法
定期試験50%、平常点50%(事前課題レポート約30%、授業内課題約20%) 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
本学で専門的に学んだ(これから学ぶ)経験を活かし、理科や農業等の魅力を伝えられる教員を目指してほしい。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/12/20 12:01


PAGE TOP