シラバス参照

科目名 公共性と現代社会特論 
科目名(英字) Advanced Studies on the Publicness and Society 
担当者氏名

加茂 省三

対象研究科・専攻 人間学研究科人間学専攻修士課程 
講義学期 前期 
単位数



準備学習・事後学習
準備学習:「社会の一員になる」と言われることがありますが、それはどういうことなのか、改めて考えてみてください。また、授業での討議は蓄積の産物です。下記事後学習を済ませて授業に臨むことが当然となるでしょう。 事後学習:授業で学んだことのノートをまとめ、参考文献を読むこと等により、理解を深めること。毎回、講義時間の2倍の自学自習をすること。授業での課題に関しては、授業内で適宜、解説、講評、質問対応等を行う。 
授業の概要と目的
本科目はCP1、CP3、CP4およびDP1、DP2に位置する。公共性とは、広義には社会の在り方を考えることにかかわります。そうした公共性という考えは、市民社会に代表される西欧的な文脈において重視されてきました。しかしグローバル化の進展によって他者との共存が問題視される機会の多くなった現代において、公共性の意義があらためて問われています。本授業ではそのような公共性を、まず公共性に関する古典ともいえるカント、アレント、ハーバーマスの著作を輪読しながら理解を深めたうえで、現代の問題に関するプレゼンテーションおよびディスカッションを行います。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
科目ナンバリングコード
到達目標
公共性に関する問題への理解を得るとともに、古典的な著作を直に読むことでよりその理解を深めます。古典的な著作を参照しつつ現代の問題を再検討するという基本的な研究スタイルを修得することで、現代社会においてますます重要と考えられる公共性の概念を討議できるようにする。 
授業内容
番号 【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  なぜ公共性なのか、講義 
2. 公共性という考え(1)  カントから考える公共性(講義と文献輪読) 
3. 公共性という考え(2)  ハーバーマスから考える公共性(1)市民的公共性(講義と文献輪読) 
4. 公共性という考え(3)  ハーバーマスから考える公共性(2)自律的公共圏(講義と文献輪読) 
5. 公共性という考え(4)  アレントから考える公共性(1)現われの空間と世界(講義と文献輪読) 
6. 公共性という考え(5)  アレントから考える公共性(2)ビオスとゾーエー(講義と文献輪読) 
7. 他者とのかかわり(1)  非西欧社会と公共性(講義、プレゼンテーション、ディスカッション) 
8. 他者とのかかわり(2)  普遍主義と公共性(講義、プレゼンテーション、ディスカッション) 
9. 他者とのかかわり(3)  共同体主義と公共性(講義、プレゼンテーション、ディスカッション) 
10. 他者とのかかわり(4)  歴史社会学と公共性(講義、プレゼンテーション、ディスカッション) 
11. 現代社会における公共性(1)  公共性と日本社会 (講義、プレゼンテーション、ディスカッション) 
12. 現代社会における公共性(2)  市民社会についての考察 (講義、プレゼンテーション、ディスカッション) 
13. 現代社会における公共性(3)  NGO・NPO再考 (講義、プレゼンテーション、ディスカッション) 
14. 現代社会における公共性(4)  公共性とサイバー空間 (講義、プレゼンテーション、ディスカッション) 
15. 公共性の課題と展望  グローバル化が進み社会が多様化するこれからの公共性を考察 (講義とディスカッション) 
授業形態・方法
講義、輪読、および受講生によるプレゼンテーションとディスカッションをとおして、双方向的・課題解決的の授業とする。 
その他(履修条件・関連科目など)
特になし 
成績評価方法
レポート100%
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
テキスト
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 公共性  齋藤純一  岩波書店 
参考資料文献等
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 啓蒙とは何か 他四編  カント(篠田英雄訳)  岩波文庫 
2. 人間の条件  アレント(志水速雄訳)  ちくま学芸文庫 
3. 公共性の構造転換  ハーバーマス(細谷、山田訳)  未来社 
4. 他 授業中に文献リスト配付     
参考URL
1. 授業中に適宜紹介   
画像
ファイル
更新日付 2021/02/05 14:07


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