シラバス参照

科目名 高温気体力学特論1 
科目名(英字) Advanced High Temperature Gasdynamics I 
担当者氏名

松田 淳

対象研究科・専攻 理工学研究科機械工学専攻修士課程 
講義学期 前期 
単位数



準備学習・事後学習
事前学習:学部で履修した流体力学、熱力学を復習しておくこと。次回学習範囲を講義前に読んでおくこと。



事後学習:講義で扱った内容について教科書を再読すること。レポート等課題については,講義内で解説を行う.最終課題の質問は,追・再試験終了後に研究室で個別に対応する.



毎回、講義時間の2倍の自学実習が求められます。 
授業の概要と目的
本講義では、高温気体力学研究の基礎となる圧縮性流体力学の基礎を取り扱う 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP1およびDP1.4に該当する。 
科目ナンバリングコード
GTM11103 
到達目標
圧縮性を伴う流体現象、特に衝撃波の発生について理解し、衝撃波前後の状態量の関係が計算できるようになること 
授業内容
番号 【項目欄】 【内容欄】
1. 熱力学の復習  本講義で必要な熱力学の知識を整理する 
2. 圧縮性流体力学と衝撃波現象の概要  衝撃波を伴う現象についての概要を紹介する 
3. 準一次元圧縮性流れ  準一次元流れの解析方法を取り扱う 
4. ラバールノズル  超音速ノズルについて紹介する 
5. 一次元の波動現象  圧縮性流体で発生する波動現象について取り扱う 
6. 垂直衝撃波1  衝撃波前後の関係式を保存則に基づいて考察する 
7. 垂直衝撃波2  ランキンユーゴニオの関係式を取り扱う 
8. 垂直衝撃波3  垂直衝撃波についてのまとめ 
9. 斜め衝撃波1  圧縮ランプ周りの流れ場について紹介する 
10. 斜め衝撃波2  斜め衝撃波前後の関係式を考察する 
11. 超音速流れ1  2次元くさび周りの流れ場について考察する 
12. 超音速流れ2  超音速流れ中の物体の抗力について考察する 
13. プランドルマイヤー膨張  プランドルマイヤー関数について紹介する 
14. 衝撃波管  衝撃波管の理論について紹介する 
15. 総括  授業の総括 
授業方法の形式
講義(演習含む)形式及びゼミナール形式(討論含む) 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
講義の取り組み状況20%、レポート80%の割合で総計100点満点とし60点以上を合格とする。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
その他(履修条件・関連科目など)
学部で履修した熱力学、流体力学、数学 
テキスト
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 適宜プリント配布     
参考資料文献等
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. Modern Compressible Flow  John D. Anderson  McGraw Hill Higher Education 
2. 圧縮性流体力学  松尾一泰  理工学社 
3. 気体力学  西田迪雄  吉岡書店 
4. 高速空気力学  永田雅人  森北出版 
参考URL
画像
ファイル
更新日付 2024/01/26 13:08


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