シラバス参照

科目名 関数方程式特論2 
科目名(英字) Advanced Theory of Functional Equations Ⅱ 
担当者氏名

日比野 正樹

対象研究科・専攻 理工学研究科数学専攻博士前期課程 
講義学期 後期 
単位数



準備学習・事後学習
1変数および多変数の微分積分の理論と、線型代数の基礎(線型空間、基底、次元など)を復習しておいてください。また、前期「関数方程式特論1」で学んだ内容をきちんと復習しておいてください。

配布資料を、毎回の講義の予習の際に活用してください(2時間程度)。

講義後は、配布資料の内容をよく読み返し、指定された課題に取り組むようにしてください(2時間程度)。

課題の解説については、必要に応じて研究室で対応します。 
授業の概要と目的
常微分方程式の基礎理論である「解の存在」、「解の一意性」、「初期値とパラメータに関する解の連続性」、「初期値とパラメータに関する解の微分可能性」について学び、さらに、線型常微分方程式の解の構造について、深く学びます。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP1およびDP1に該当する。 
科目ナンバリングコード
GSS11302 
到達目標
個々の定理の内容を覚えるだけでなく、レポートの提出を通じて理論の筋道を把握することを目標とします。 
授業内容
番号 【項目欄】 【内容欄】
1. 解の存在と一意性(1)  線型常微分方程式の場合(1) 
2. 解の存在と一意性(2)  線型常微分方程式の場合(2) 
3. 解の存在と一意性(3)  Lipschitz 条件の下での解の一意存在(1) 
4. 解の存在と一意性(4)  Lipschitz 条件の下での解の一意存在(2) 
5. 解の存在と一意性(5)  Lipschitz 条件の下での解の一意存在(3) 
6. 初期値とパラメータに関する解の連続性(1)  パラメータに関する解の連続性 
7. 初期値とパラメータに関する解の連続性(2)  初期値とパラメータに関する解の連続性(1) 
8. 初期値とパラメータに関する解の連続性(3)  初期値とパラメータに関する解の連続性(2) 
9. 初期値とパラメータに関する解の微分可能性(1)  初期値に関する解の微分可能性(1) 
10. 初期値とパラメータに関する解の微分可能性(2)  初期値に関する解の微分可能性(2) 
11. 初期値とパラメータに関する解の微分可能性(3)  初期値に関する解の微分可能性(3) 
12. 初期値とパラメータに関する解の微分可能性(4)  初期値とパラメータに関する解の微分可能性(1) 
13. 初期値とパラメータに関する解の微分可能性(5)  初期値とパラメータに関する解の微分可能性(2) 
14. 線型常微分方程式(1)  斉次方程式の解空間の構造 
15. 線型常微分方程式(2)  基本系行列を用いた非斉次方程式の解法 
授業方法の形式
講義(対面授業) 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
課題の提出率と、提出された課題の内容で評価します(100%)。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
その他(履修条件・関連科目など)
テキスト
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 資料を配布します。     
参考資料文献等
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 常微分方程式  高野恭一  朝倉書店 
2. 常微分方程式  木村俊房  共立出版 
参考URL
画像
ファイル
更新日付 2024/01/26 13:06


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