シラバス参照

科目名 生物生産経営学演習 
担当者氏名

平児 慎太郎

全開講対象学科 農学部生物資源学科
年次 3年次 
クラス A・B 
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群選択 
備考  



準備学習・事後学習
この講義の履修にあたり、生物生産経営学、農政学、生物資源経済学などの関連科目を履修し(または履修する予定である)、当該領域を体系的に修得しようとすることが望ましい。
毎回、講義時間と同等の自学自習が求められている。
そこで、準備学習、および事後学習として要点整理などに時間を割く必要がある。
それぞれ具体的に取り組むべき事項として、例えば
準備学習:
レポート作成等の準備に数日を要するし、事前に前回までの内容を確認する。
事後学習:
内容の整理を行う必要がある(これが準備学習のベースになるため、事後学習と事前学習が循環する仕組み)。
本講義は前回の内容に積み上げていく展開になることが多く、準備学習と事後学習がシームレスに繋がっているため、平素から地道に学習する習慣づけが求められる。
フィードバック:
個別対応が必要な場合は演習の途中で随時対応するとともに、全体で情報を共有すべき場合は[学生ポータル]→[講義連絡]等を利用する。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
講義に対するモチベーションを維持しつつ、講義内容を深く理解するため、農業・食料・農村政策の動向と研究成果へのリンケージに高い関心を持っていることが望ましい。
そのためには(大学にいる時間に限らず)絶え間なく情報を収集し、問題を考究し続けることが要請される。
また、作業を円滑に進めるため、インターネットに接続可能なノートPCを準備すること。
各自作業しやすい研究環境の構築に努めること。
なお、以下に示す授業計画の内容は2つの小テーマから成る構成を想定したものになっているが、課題数は変わり得ることを予めお断りする。
受講に際して準備するもの:
上記のように、大学に持参できるノートPC(OSの種類を問わないが、PCの設定については可能な限りサポートする)
講義時間外にexcursion(現地調査)を実施する可能性がある。
他の予定と重なった場合、調査を優先することを強く要求する。
詳細は下記「成績評価方法及び評価基準」にも関連記載あり。 
授業の概要と目的
本演習では、具体的に課題を与え(テーマ1、テーマ2)、ケースメソッドに従い、研究計画の立案、調査票の作成、分析手法の吟味、分析、implicationの求め方に至るまで順を追って解説し、生物資源経済学分野の枠組みである社会科学的な調査手法を修得する。
また、定性的・定量的な研究の立場を問わず社会調査における研究倫理のあり方、データの秘匿性に対する認識を意識的に取り込む。
学部ならびに学科の学位授与方針(DP)第2項に定める「高度で幅広い専門知識と基本的な解析技術(「学問的枠組み」と読み替え)」を修得、発揚することを旨とする。
また、学部ならびに学科の教育課程編成方針(CP)第2項に定める「自ら学ぶ力の養成」に該当する。
(科目ナンバリングコード:AA31503) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
農村調査実習 
到達目標
研究計画からimplicationの求め方に至るまで体系的に社会科学的な調査手法を修得する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. イントロダクション  この演習で扱う対象や概要について触れ、「生物生産経営学演習」のパラダイムを整理する。
また、どの程度の基礎知識や問題意識を持っているか、ヒアリングや小テストを行う場合がある。
さらに、社会調査に関わる倫理や認識のあり方について言及する。 
2. テーマ1:

課題の選定 
調査実習の対象を決め、調査目的や課題の設定方法について検討する。 
3. 基礎レク(1)  農村調査実習に係わる基礎レク、調査票の設計について説明する。 
4. 基礎レク(2)  調査票の設計について検証するため、ワークショップを行う。 
5. 基礎レク(3)-1  ケースメソッドを用い、実際に調査票の集計からOrdered Probit ModelやOrdered Logit Model等の計測手法等を解説する。 
6. 基礎レク(3)-2  分析結果の検討、policy implicationの抽出に係わる着眼点について解説する。 
7. 現地調査  基礎レク(2)までにまとめた調査票の内容を元に現地に出向き、調査票のfeasibilityを確認するる 
8. 調査票のtest run  基礎レク(2)、および(3)までに作成した調査票のreviseを行い、最終的な調査票を完成させる。 
9. 本調査  本調査の実施、得られたデータを用い、解析を行う。 
10. テーマ2:

課題の選定 
調査実習の対象を決め、調査目的や課題の設定方法について検討する。 
11. 基礎レク(1)  農村調査実習に係わる基礎レク、産業連関分析、もしくは農業構造分析を行うか決め、それぞれに相当するデータの収集方法などについて説明する。(農業構造分析の場合、集落カードの扱いを含む) 
12. 基礎レク(2)  調査項目について検証するため、ワークショップを行う。 
13. 基礎レク(3)-1  ケースメソッドを用い、実際に調査票の集計から計測手法(産業連関分析、もしくは農業構造分析)を解説する。 
14. 基礎レク(3)-2  分析結果の検討、policy implicationの抽出に係わる着眼点について解説する。 
15. 総括  2種類のテーマについて分担を決め、グループ毎にレポート作成を行う。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 指定しない。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「改革時代の農業政策‐最近の政策研究レビュー‐」  生源寺眞一編著  農林統計出版 
授業方法の形式
ゼミナール方式(講義とワークショップから成る) 
成績評価方法
単位認定に際しては、全ての出席を前提とし、議論やワークショップへの参加(50%)、レポート等提出物(50%)の程度を目安に総合的に評価する。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
社会科学的な調査を一言で言い表せば「社会実験」である。
社会科学的な研究は、新聞やインターネット等で流れる情報や論文、専門書を整理し、取り繕うだけでは何ら意味をなさない。
これらを通じて問題意識を高め、論点整理をすることはマストであり、その上で、現場に赴いて事実確認を行い、あらゆる情報を根こそぎ拾うことを通じ、ようやく調査研究の準備が整う。言わば、“経験の身体性(身を以て調査する)”ことなくしては達成できない。
また、こうした準備を軽視し、ただ技巧的な分析手法に委ねたところで、準備不足を埋め合わせることは到底出来ない。
本演習を通じて社会科学的な調査手法の作法を修得する機会として欲しい。 
参考URL
画像
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更新日時 2021/02/10 13:39


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