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科目名 観光の資源 
担当者氏名

森 龍太

加藤 雅士

加藤 昌弘

櫻井 龍彦

平児 慎太郎

全開講対象学科 都市情報学部都市情報学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門部門-開発・環境系 
備考  



準備学習・事後学習
事前学習:各講の講義終盤に、次講で扱う内容およびポイントなどを概説する。参考資料やインターネットなどを活用し、情報収集すること。
事後学習:各講の学習内容を整理すること。その後、小レポートに取り組むこと。(詳細は、講義で説明する。)
なお毎回の事前学習と事後学習は、両方をあわせ、講義時間の2倍取り組むことを目安とする。 
課題・定期試験に対するフィードバック
提出物(レポートなど)については、授業期間中に継続的に解説、講評、質問対応などを行う。
期末試験は実施しない。 
履修上の留意
「世界遺産とツーリズム」、「観光の政策」、「観光とまちづくり」を受講していることが望ましい。
なお、日々生じる新たな問題や、受講生の理解度などを踏まえ、授業計画(項目、内容、進度)を変更する可能性がある。変更する場合は講義でアナウンスするので、各自留意すること。 
授業の概要と目的
今日では、個人の価値観やライフスタイルの変化、また社会情勢に適応するため、小グループや個人での観光が増加している。その際の観光行動は、各々の興味関心に合った観光資源を自由に調べてアクセスすることになる。すなわち、訪問客の訪問動機となりうる対象の事物すべてが観光資源となることから、今日ではニューツーリズムの概念が拡大傾向にある。一方、我々が観光対象とした資源を利用できるのは、それらの整備や維持管理を行う人々の協力が存在するためである。つまり、我々が「責任ある観光者」であり続けるには、これらの観光資源に生じる、多種多様な課題にも向き合っていかねばならない。
本科目では、観光資源を持続可能かつ適切に管理していけるよう、観光資源の拡大の歴史的変遷を解説するとともに、複数のニューツーリズムの事例紹介などを通じて、それらの特性を解説する。また、受講生間や講演者とのディスカッションを通じて、課題解決のあり方に関する理解の深化を目指す。 
アクティブ・ラーニング
講義内容やその関連事項について、適宜、学生・教員間でディスカッションを行う。
なお複数回の講義で、学生間のグループワークを取り入れて講義を進める。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
カリキュラムポリシーの②およびディプロマポリシー②に該当し、ディプロマポリシー③にも関係する。 
実務経験と授業内容の関係
本科目は、自治体職員や団体職員、民間企業職員などの実務経験者に複数回参画いただき、受講生への話題提供やディスカッションを共同で実施する。 
科目ナンバリングコード
UU31406 
サブタイトル
観光資源としての歴史・文化・自然と、持続可能性を考える 
到達目標
観光資源の拡大の歴史的変遷や、観光対象となる資源の特性などについて理解する。また、複数のニューツーリズムの事例紹介やディスカッション、解決に向けた知見の収集や方策の提案などを通じて、持続可能かつ適切な観光資源の管理の一翼を担う能力の修得を目指す。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. オリエンテーション
担当:森龍太 
本科目の目的や進め方を説明する。また、観光資源と観光対象について考え、大きく3つに大別(類型化)する。 
2. 観光資源の類型(1)
担当:森龍太 
第1講で大別(類型化)した内容のうち、自然関連の観光資源について解説する。 
3. 観光資源の類型(2)
担当:森龍太 
第1講で大別(類型化)した内容のうち、人文関連およびその他の観光資源について解説する。 
4. 脱マスツーリズム-小グループ・個人での観光
担当:森龍太 
戦後の観光旅行の大衆化の状況および観光資源にもたらした影響などを解説する。 
5. ニューツーリズムの概況(1)
担当:森龍太 
ニューツーリズムのうち、ウェルネスツーリズムに関して、事例を挙げながらその特性などを解説する。 
6. ニューツーリズムの概況(2)
担当:平児慎太郎・森龍太 
ニューツーリズムのうち、グリーンツーリズムに関して、事例を挙げながらその特性などを解説する。 
7. ニューツーリズムの概況(3)
担当:加藤雅士・森龍太 
ニューツーリズムのうち、ガストロノミーツーリズムに関して、事例を挙げながらその特性などを解説する。 
8. ニューツーリズムの概況(4)
担当:森龍太 
ニューツーリズムのうち、ヘリテージツーリズムに関して、事例を挙げながらその特性などを解説する。 
9. ニューツーリズムの概況(5)
担当:森龍太 
ニューツーリズムのうち、古民家ツーリズムに関して、事例を挙げながらその特性などを解説する。 
10. 観光資源の持続可能性を考える(1)
担当:櫻井龍彦・加藤昌弘・森龍太 
ニューツーリズムのうち、地域の祭礼に関する事例を挙げながらその特性などを解説する。また、話題提供者から示されたいくつかの方針に関して、グループで考究したのち、合意形成を図る演習を行う。 
11. 観光資源の持続可能性を考える(2)
担当:加藤昌弘・櫻井龍彦・森龍太 
ニューツーリズムのうち、コンテンツツーリズムに関する事例を挙げながらその特性などを解説する。また、話題提供者から示されたいくつかの方針に関して、グループで考究したのち、合意形成を図る演習を行う。 
12. 観光資源の持続可能性を考える(3)
担当:森龍太・櫻井龍彦・加藤昌弘 
ニューツーリズムのうち、体験型観光に関する事例を挙げながらその特性などを解説する。また、話題提供者から示されたいくつかの方針に関して、グループで考究したのち、合意形成を図る演習を行う。 
13. 観光資源の持続可能性を考える(4)
担当:櫻井龍彦・加藤昌弘・森龍太 
第10講~第12講までの内容について、教員側からのレポートに対するコメントとそれに対する質疑応答およびこれまでの授業全体を踏まえた全体討議を行う。 
14. 自治体目線での観光資源の持続可能性を考える
担当:森龍太 
観光対象となる地域の資源に対する、自治体および地域住民の認識や対応の状況を解説する。また、それらが持つ社会的価値を意識しながら、持続可能な観光資源の管理のあり方について考究する。 
15. まとめ
担当:森龍太 
講義全体を振り返り、総括を行う。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 適宜、プリントを配布     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 新しい時代の観光学概論  島川崇  ミネルヴァ出版 
2. 経営の視点から考える「新しい観光学」  国枝よしみほか  千倉書房 
3. 地域引力を生み出す観光ブランドの教科書  岩崎邦彦  日経BP 
4. ポスト・オーバーツーリズム  阿部大輔ほか  学芸出版社 
5. その他、講義中に適宜紹介     
授業方法の形式
講義、演習、ディスカッション 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
小レポートとグループワーク(ディスカッション・まとめ・発表など)65%、期末レポート35%による総合評価。ただし総合評価を行うにあたり、各回の授業への参加状況や態度も加味して評価する。
授業回数の2/3以上の出席に満たない場合は、欠格とする。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、グループワークへの参画状況や、レポートの内容において、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
社会の中に存在するさまざまな”素材”は、条件が整うと、ときに”観光の資源”へ変貌を遂げることがあります。つまり、人々の観光の対象になり得たということです。本科目では、他学部の教員や外部のゲスト講師(=各分野の専門家)に複数回参画していただきながら、なぜそのような現象が生じるのかや、どのようにその観光資源を持続させていくかなど、受講生のみなさんと一緒に考究します。

なお観光分野は、特定の学問領域の知見のみで成り立つものではありません。観光分野の諸課題は、さまざまな領域の知見を持ち寄り、いわば学際的に取り組むことにより解明していきます。このことを念頭に置き、受講生のみなさんは本科目の履修に留まらず、他科目の積極的な履修や、最新情報(時事問題)のチェックなど、幅広い知見を得られるよう活動していただくことを望みます。 
参考URL
画像
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更新日時 2024/02/14 22:29


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