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科目名 企業の会計 
担当者氏名

島田 康人

全開講対象学科 都市情報学部都市情報学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門部門-経済・経営系 
備考  



準備学習・事後学習
事前に新聞やテレビのニュース等で現代の経済情勢や社会情勢をよく理解すること。毎回、講義時間の2倍の自学自習をすること。事前学習のフィードバックとして毎回の授業で最近の経済情勢について口頭で述べるようにしている。 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題としての毎回の小テストについて前回の解答を毎回配布しており加えてそれについての解説も毎回の授業で行うようにしている。 
履修上の留意
本講義を履修するにあたって特別に必要とする知識はない。また、履修前に取得すべき科目も特に指定しない。本講義では企業の会計について初心者であっても理解しやすいように授業を進行する。企業会計は社会人となって企業との関わりが大きくなると必ず必要となる知識である。したがって、本講義の履修者は将来のビジネスに役立てることを想定して受講することを希望する。自分は会計実務に携わることを予定していないからといって、「企業会計」を軽視しないように注意すること。 本講義において、復習を中心に勉強することを希望する。前回の授業で学んだ知識についてよく理解するように復習することが大切である。特に、簿記の内容における仕訳についてはよく理解して復習することが重要となる。そうすることによって、次回の講義の予習としての役割も十分果たすことになる。 
授業の概要と目的
本講義では「企業会計」を中心に学んでいく。企業会計は現在社会においてなくてはならない知識となっている。企業会計の役割の1つは企業の利害関係者に対する企業業績の開示である。そして、もう1つの役割は企業経営を支援するための会計情報の測定である。本講義ではこれら2つの企業会計の役割を認識し、企業会計の重要性を理解することを目的とする。 
アクティブ・ラーニング
特になし 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP2およびDP2に該当し、DP3にも関係する。 
実務経験と授業内容の関係
特になし 
科目ナンバリングコード
UU31103 
サブタイトル
簿記と会計基準の基本を学ぶ 
到達目標
企業会計の本質を理解し、ビジネスマンの素養としての会計の知識を修得する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 企業会計の役割  現代の企業経営において企業会計がどのような役割を果たしているかを理解する。 
2. 発生主義会計と現金主義会計  近代会計の基本概念である発生主義会計についてその対極にある現金主義会計との比較によって理解を深める。 
3. 損益計算書と貸借対照表  決算書の主要な書類である損益計算書と貸借対照表についてそれらの内容と両者の関係について理解する。 
4. 簿記の基礎(1)  取引、仕訳、勘定への転記といった簿記の一連の流れを商業簿記を基本として理解する。 
5. 簿記の基礎(2)  決算に必要となる決算振替仕訳を中心にその簿記の手続きを学ぶ。 
6. 簿記の応用(1)  引当金の手続きについて貸倒引当金を中心に会計的な重要性について学ぶ。 
7. 簿記の応用(2)  減価償却の制度についてその発展の経緯と会計的な意義について学ぶ。 
8. 簿記の応用(3)  有価証券の取引について時価評価が導入された経緯とともに手続きの方法について学ぶ。 
9. 簿記の応用(4)  費用および収益の見越し繰延べの手続きについて学ぶ。 
10. 簿記の応用(5)  資産の購入や売却について売却益や売却損といった概念を中心に学ぶ。 
11. 簿記の応用(6)  決算書を作成するうえで重要な手続きとなる精算表の作成について学ぶ。 
12. セグメント会計と企業戦略  セグメント会計について企業の経営戦略との関係を考慮して学ぶ。 
13. 管理会計と企業経営  企業経営に貢献する会計情報を提供することを目的とする管理会計について学ぶ。 
14. 損益分岐点  損益分岐点の考え方を理解し、事業運営における損益分岐点の重要性を学ぶ。 
15. 財務会計と法制度  財務会計においてそのあり方を規定する法制度にについて理解する。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. ゼミナール 現代会計入門  伊藤邦雄  日本経済新聞社 
2. 原価計算論  廣本敏郎  中央経済社 
3. 新検定簿記講義3級 令和6年度版  渡部裕亘 北山覚 北村敬子  中央経済社 
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
講義と演習 
成績評価方法
毎回授業の最後に行う小テストの点数20%、定期試験の点数80%で換算して成績評価する。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
簿記に対して苦手意識を持たずしっかり学んでほしい。 
参考URL
1. 必要に応じて授業で案内する   
画像
ファイル
更新日時 2023/12/19 11:20


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