シラバス参照

科目名 卒業研究 
担当者氏名

ABRAHA PETROS

池本 有助

大島 成通

川村 洋介

來海 博央

久保 貴

清水 憲一

塚田 敦史

中西 淳

成田 浩久

古川 裕之

横田 紘季

吉川 泰晴

松田 淳

松原 剛

全開講対象学科 理工学部機械工学科・機械システム工学科
年次 4年次 
クラス  
講義学期 後期集中 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-共通 
備考  



準備学習・事後学習
ラボラトリーセミナーの受講などを通じて、研究室の取り組み内容を理解しておくこと。

毎回、研究の半分の自学自習 が求められます。 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題についての質問等は,各担当教員が個別に対応する. 
履修上の留意
卒業研究着手条件を満たしていること.4根幹分野の基礎事項の理解とコンピューターツール(ワープロソフト,グラフソフト,図形描画ソフト,解析ソフト,メールソフト)の習熟 
授業の概要と目的
卒業研究は,機械システム・機械工学に関するテーマ,環境問題など社会的な問題を解決するような技術についての研究課題を,1年かけて現状調査,立案,計画,実験,検証,考察を行い,研究課題を独力で解決することを目指して行う.この卒業研究を通して,問題の自己解決能力,自己表現能力,人との協調性など,社会に要求される設計技術者としての必要な素養の育成を目的とする. 
アクティブ・ラーニング
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP3・4およびDP2・3に該当する 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
TM41504 
サブタイトル
社会に貢献できる設計技術者として必要な素養の会得を目指して取り組む総合科目 
到達目標
以下の項目を指導者の助言のもと自ら実行できること

「1.実験計画を作成し遂行する」

「2.適切なデータ処理を行う」

「3.工程を設計する」

「4.チーム内の役割分担を遂行する」

「5.プレゼンテーションができ,有効にコミュニケーションをとる」

「6.多角的なものの見方・理解の仕方をする」

「7.自立心とリーダーシップを発揮する」

「8.研究成果を論文に仕上げ,発表する」 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 研究室活動  チームを組んで共同で研究遂行したり,研究室全体で実施する行事について企画や運営の共同作業を行うことによって,チームで働ける能力を養う.

レベル:チームで共同作業が行える。 
2. 安全教育  実験装置や計算機システムに関わる様々な危険性を認識し,安全のために注意すべき項目を確認する.また,安全性改善のために自ら積極的に努力する姿勢を養う.

レベル:安全に対する配慮と努力を惜しまない. 
3. 研究課題の選択  ゼミで提示された複数の研究テーマの中から,自らの適性と知的好奇心,社会の動向や技術的発展に照らして,また生涯学習も視野に入れて研究課題を選択する.

レベル:適切な課題選択ができる. 
4. 環境倫理と技術者倫理  自らの卒業研究テーマについて,社会から要求されているニーズを調査し,研究の社会的・技術的位置づけを明確にすると共に研究計画を立案する.

レベル:研究計画を立案できる. 
5. 環境倫理と技術者倫理  研究遂行上,遵守すべき倫理規範を確認し,それを反した場合に社会が被る被害についても考察する.また,研究成果が社会全体に及ぼす影響についても検討する.

レベル:社会に及ぼす影響を検討できる. 
6. 現状認識と生涯学習  当今の重要な論点を認識し,卒業研究の成果が問題点の解決に寄与するかどうかを考える.さらに,卒研によって修得した知識や技能(研究遂行手法)を生涯学習に活かしていく方法についても考察する.

レベル:生涯学習に活かすことができる. 
7. 計画発表  これまでの調査活動に基づいて,研究の背景,社会的技術的位置づけ,研究実施計画,社会への影響等について発表を行う.研究方針を再確認し,質疑応答を適確に行い,他者とのコミュニケーション能力を養う.

レベル:計画発表できる. 
8. 基礎知識の修得と応用  研究課題に必要な数学・物理・機械工学等の知識を整理し,それを実際の研究に活用する.また,関連する学術図書・学術論文やインターネットから必要な知識を取得し研究に応用する.

レベル:自ら進んで、必要な知識を修得することができる。 
9. コンピュータツールの活用  研究実行に必要なコンピューターツールの使用法を修得する.インターネット活用ソフト,計算解析用ソフト,機器制御用ソフト,結果解析と作図ソフト,ワープロソフト,プレゼンテーション用ソフト等を活用する.

レベル:コンピュータツールを活用できる. 
10. ニーズに対する設計と実験計画  研究計画に基づいて,実験装置やシミュレーションプログラムを設計製作あるいは改良を行い,研究を最適に遂行するための実験計画を作成する.

レベル:実験計画を作成できる. 
11. 中間発表  これまでに作製した実験装置やシミュレーションプログラムの説明と,実験(あるいは計算)の実施方法について発表を行う.詳細な実験計画を作成し,いつまでに何をどこまで明らかにするかを明確に示す.

レベル:上記の内容が盛り込まれた中間発表を行うことができる. 
12. 実験の実施とデータ解析  実験あるいはシミュレーションを実行して結果のデータを取得する.データは整理され,あるいはグラフ化されて,当初予測したものに矛盾しないかどうか等が検討される.

レベル:実験データを図表等を用いて整理し、かつ検討できる. 
13. 問題の見極めと解決  研究遂行時に発生する諸問題について,その原因の究明を行って対策を講じ,それらを解決しながら最終目的とする結果を取得していく.

レベル:問題の見極めと解決ができる. 
14. 卒業論文作成  卒業研究で得られた結果を整理して考察し,新たな知見や当初予測したものとのずれ等について,論文としてのまとめの記述を行う.今後の研究継続のあり方についても言及する.

レベル:論文を作成できる. 
15. 成果発表  研究成果について発表を行う.研究における独創的な点,途中で発生した諸問題への対処法,新しい知見,当初の予測とのずれ等について,他者が十分理解できるように報告する.

レベル:成果をわかり易く発表できる. 
16.   【注】上記の項目は授業回数を示すものではない.詳細については,卒論シラバス別冊を参照すること. 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 各配属,各テーマの担当教員より指示     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 各配属,各テーマの担当教員より指示     
授業方法の形式
実験+解析+輪講+プレゼンテーション(対面授業) 
授業の実施方法
成績評価方法
以下の2形式で総合的に評価する。

1. 年3回行われる卒業研究発表会における発表内容の評価(計画 8 %・中間 12 %・成果 20 % :合計40%).

2. 計画,実験,データ処理と考察,検証,まとめ,他の学生との議論など,研究室内での研究に対する一年間の取り組み評価(60 %)。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
卒業研究では,自分で研究してみたい機械・機械システム工学に関するテーマの選択・決定からプランニング,実験実施,まとめ,発表までの多くのことを,自分自身と周りの人との協力のもとで行います.また単一科目の理解だけではなく,これらの科目の複合化,より専門的な知識の習得,新しい発想と理論的展開,実証能力が研究を完遂する上で必要となります.従って卒業研究への一連の取り組みは,提起された問題に対する自己解決能力,自己表現能力,人との協調性を育成する絶好の機会ですので自発的かつ精力的に取り組んでください. 
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日時 2022/11/22 09:34


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