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科目名 感情・人格心理学(旧カリ名称:性格心理学) 
担当者氏名

畑中 美穂

全開講対象学科 人間学部人間学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-心理系 
備考  



準備学習・事後学習
授業で紹介された書籍や資料を読み、積極的に予習する(2時間)。
復習課題を課された回は、必要に応じて図書館などで調べ、取り組む。特に課題が課されない回では、講義後、配付プリントと講義ノートをもとに、講義内容を復習する(2時間)。
本講義では受講生の理解度の確認のため、コメントシートや授業内レポートを適宜実施し、提出日の次の授業時に、解説、講評、質問対応等を行う。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
性格検査や感情評定尺度などを用いた課題を適宜行うため、授業に積極的に参加することが求められる。復習の回は、授業の進行に応じて時期が変更されることがある。 
授業の概要と目的
本科目はCP2およびDP2、DP3に位置する。感情に関する理論及び感情喚起の機序、感情が行動に及ぼす影響、性格に関する理論、性格の形成過程、性格の測定方法を中心に講義する。また、各種の性格検査などを用いて自己分析をするような実習課題を適宜行う。感情心理学と性格心理学に関する基礎的知見について学習すると同時に、自己や他者の行動について再考し、客観的に捉える手がかりを得ることを目的とする。また、人間の心のあり方を理解し、現代の人間をめぐる諸問題に取り組むための基礎知識を習得すること、またその知識を生かして社会の諸問題の解決に向け働きかける志向性を育むことを目標とする。なお、本講義では受講生の理解度の確認のため、コメントシートや授業内レポートを適宜実施する。(科目ナンバリングコード:HH11102) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
感情と性格に関する心理学的知見を基に、自他の理解を深める 
到達目標
感情および性格に関する基礎的な心理学的知見を説明できる。心理学における感情や性格の評価・測定方法を理解し、学術的な根拠のない評価法との違いを判別できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. オリエンテーション  講義の進め方。感情心理学と性格心理学が扱う内容の概観。 
2. 性格占いは心理学なのか? 血液型性格診断は、あたっているのか?   性格占いや血液型性格診断を例に挙げ、科学的、心理学的に性格を捉えるとはどういうことかを説明する。また、性格占いや血液型性格診断を信じてしまう理由や、その是非についても考える。 
3. 人格の理論:性格を類型で捉える
―あなたの性格は○○タイプ?―  
代表的な性格に関する理論(類型論)の説明。類型論の長所と短所。 
4. 人格の理論:性格を特性で捉える
―あなたの性格はどんな要素から成り立っているか? ― 
代表的な性格に関する理論(特性論)の説明。類型論との比較。特性論の長所と短所。 
5. 性格の捉え方に関する理論のまとめ  性格の5因子論の説明。Big Fiveによる性格測定の体験。性格の主要5因子の予測力(性格によって、人生のどのような事柄が予測されるのか)に関する研究知見を紹介する。 
6. 性格の形成と変容
―赤ちゃんにも性格の違いがみられるのか?性格はずっと変わらないのか?― 
幼少期の気質に関する理論を説明した上で、幼少期の気質と成長後の人生との関連について検討した研究を紹介する。性格の変容可能性とその要因について考える。 
7. 性格と知能の個人差  双生児研究や幼少期から成人に至るまでの縦断研究等の結果をもとに、性格や知能の形成要因について解説する。また、性格や知能に対する遺伝的要因と環境的要因の影響を包括的に説明する理論を紹介する。 
8. パーソナリティ障害  健康な人格と、人格の障害について説明する。 
9. 復習  第8回までの内容(人格心理学)の復習を行う。 
10. 感情とはなにか?  感情の定義、および、その多面性とその機能について説明する。感情の生物学的基礎についても触れる。 
11. 感情の理論  感情に関する理論(末梢起源説、中枢起源説、二要因説、顔面フィードバック説、基本感情説、次元説など)を取り上げ、感情のさまざまな側面が、どのように説明されてきたのか、感情の理論がどう展開してきたのかを説明する。 
12. 感情の測定  感情の測定方法について、質問紙法と生理学的方法を取り上げて説明する。 
13. 感情と行動1  私たちの普段の意思決定や行動が、直感や感情・情動と深くつながっていることを理解するために、二重過程理論について説明する。 
14. 感情と行動2  感情の制御について、バイオフィードバック、自律訓練法、マインドフルネスを取り上げて説明する。 
15. まとめ  講義全体のまとめと補足、質疑応答、定期試験の説明 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特に指定しない。授業ではプリントを配布する。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. はじめて学ぶパーソナリティ心理学―個性をめぐる冒険  小塩真司  ミネルヴァ書房  978-4623056842 
2. 感情心理学  感情研究の基礎とその展開 心理学の世界 基礎編 11   今田純雄・中村真・古満伊里  培風館 978-4-563-05877-7 
3. (その他、授業中に適宜紹介する)     
授業方法の形式
講義 
成績評価方法
定期試験(60%)、授業態度(確認課題)(40%)で評価する。ただし、出席回数が 3 分の 2 に満たない場合は欠格とする。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
感情や性格に関する心理学的な研究知見や研究アプローチを学ぶことにより、自分自身や他者についてより深く理解できるようになってもらいたいです。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/01/30 14:33


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