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科目名 社会フィールドワーク1 
担当者氏名

大瀧 真俊

全開講対象学科 経済学部経済学科
経済学部産業社会学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-フィールドワーク・実習部門 
備考  



準備学習・事後学習
・普段から基地問題に関する新聞記事やテレビ番組などに目を通しておくこと。
・毎回、授業時間の2倍の自学自習が必要です。 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題については、授業内で継続的に解説・講評・質問対応等を行なう。 
履修上の留意
・本科目の一環として、2025年1月下旬に米軍基地を抱える地方の現地調査(1泊2日)を実施する。
・履修希望者が定員(15名)を超える場合の人数調整については、別途掲示する。 
授業の概要と目的
本科目では、名古屋近郊の自衛隊基地および米軍基地を抱える地方を訪れて基地経済の現状を学ぶ。その上で現在の基地問題を経済的視点から考えてみることを目的とする。 
アクティブ・ラーニング
・毎回、グループワークおよびディスカッションを行なう。
・授業期間内に2回、後期定期試験後に1回、フィールドワークを実施する。
・報告書の作成については、プレゼンテーションの能力が問われる。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はDP2/CP2、3に関連する。 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
経済EE11201、産社EI11201 
サブタイトル
基地経済について考える 
到達目標
基地経済の現状と問題を知り、その解消について自分なりの考えをもつようになる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  このフィールドワークの概要説明とグループ分けを行ないます。 
2. 基地問題と基地経済(1)  国内の基地問題(自衛隊・米軍)および周辺地域への経済的影響について学びます。 
3. 基地問題と基地経済(2)  国内の基地問題(自衛隊・米軍)および周辺地域への経済的影響について学びます。 
4. 基地問題と基地経済(3)  国内の基地問題(自衛隊・米軍)および周辺地域への経済的影響について学びます。 
5. グループ課題の設定  グループごとに報告書を作成する時の課題を設定します。 
6. 自衛隊基地について(1)  自衛隊基地に関する基礎知識を身につけます。 
7. 自衛隊基地について(2)  自衛隊基地に関する基礎知識を身につけます。 
8. 自衛隊基地について(3)  自衛隊基地に関する基礎知識を身につけます。 
9. 守山駐屯地見学の事前学習  守山駐屯地見学に関する事前学習を行ないます。 
10. 守山駐屯地の見学(1)  守山駐屯地を見学し、陸上自衛隊の実態を学びます。 
11. 守山駐屯地の見学(2)  守山駐屯地を見学し、陸上自衛隊の実態を学びます。 
12. 守山駐屯地見学の事後学習  守山駐屯地見学に関する事後学習を行ないます。 
13. 小牧基地見学の事前学習  小牧基地見学に関する事前学習を行ないます。 
14. 小牧基地の見学(1)  小牧基地を見学し、航空自衛隊の実態を学びます。 
15. 小牧基地の見学(2)  小牧基地を見学し、航空自衛隊の実態を学びます。 
16. 小牧基地見学の事後学習  小牧基地見学に関する事後学習を行ないます。 
17. 報告書の中間報告(1)  グループ調査について、報告書の作成に向けた中間報告を行ないます。 
18. 報告書の中間報告(2)  グループ調査について、報告書の作成に向けた中間報告を行ないます。 
19. 現地調査の事前学習(1)  現地調査に向け、米軍基地の経済的影響と問題について調査します。 
20. 現地調査の事前学習(2)  現地調査に向け、米軍基地の経済的影響と問題について調査します。 
21. 現地調査(1)  米軍基地を抱える地方を訪れ、地域経済の実態を学びます。 
22. 現地調査(2)  米軍基地を抱える地方を訪れ、地域経済の実態を学びます。 
23. 現地調査(3)  米軍基地を抱える地方を訪れ、地域経済の実態を学びます。 
24. 現地調査(4)  米軍基地を抱える地方を訪れ、地域経済の実態を学びます。 
25. 現地調査(5)  米軍基地を抱える地方を訪れ、地域経済の実態を学びます。 
26. 現地調査(6)  米軍基地を抱える地方を訪れ、地域経済の実態を学びます。 
27. 現地調査(7)  米軍基地を抱える地方を訪れ、地域経済の実態を学びます。 
28. 現地調査(8)  米軍基地を抱える地方を訪れ、地域経済の実態を学びます。 
29. 報告書の完成(1)  現地調査の成果を加え、報告書を完成させます。 
30. 報告書の完成(2)  現地調査の成果を加え、報告書を完成させます。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 演習のなかで適宜紹介します。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 知らないではすまされない自衛隊の本当の実力  池上彰  SB新書 
2. 自衛隊の経済学  桜林美佐  イースト新書 
3. 兵士シリーズ  杉山隆男   
授業方法の形式
演習 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
・平常点70%(授業参加度30%、発言頻度20%、授業態度20%)・報告書30%
・原則として、2回の自衛隊見学および現地調査のすべてに参加することが求められる。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
戦争はない方が良い、それゆえ戦争のための基地はない方が良い――ここまでは異論がないでしょう。しかし基地(自衛隊・米軍)のある現状からそこに至るまでは容易でなく、その道筋はいくつも考えられます。また近年、沖縄を中心とした基地問題が盛んに報道されていますが、基地内部や周辺住民の声は十分に聞こえず、専ら政治的論争に終始している感があります。こうした状況をふまえ、まずは基地の実態を知ることから始めてみませんか。 
参考URL
画像
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更新日時 2023/12/21 13:33


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