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科目名 流通入門【経営学科1年次】 
担当者氏名

中川 宏道

全開講対象学科 経営学部経営学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門基礎部門 
備考  



準備学習・事後学習
(1) 準備学習:教科書の該当ページを事前に読んでおくこと。また、経済ニュースなどを定期的に視聴し、流通業に関してどのような活動がなされているかをみておくこと。(1時間半程度) 
(2) 事後学習:小テストおよび授業シートの見直しをおこなうこと。(2時間半程度) 
課題・定期試験に対するフィードバック
・小テストについては、受験後に正答および解説をweb-class上で確認できるようにするとともに、授業内で継続的に解説、講評、質問等対応を行う。
・定期試験については、講評、解説等を、学務システムの「講義連絡」により、追・再試験終了後に受講者に送信する。 
履修上の留意
(1) 本授業においては以下は禁止行為とし、繰り返す者に対しては退室していただく。
  1)授業中の私語 
  2)居眠り 
(2) 学生証リーダー(授業開始時)とWeb-Classによる小テスト(次回授業の前日17時までに受験)の両方により出席の確認をおこなう(場合によっては授業中にも出席確認をおこなう)。
(3) Web-Classによる小テストで出席扱いとなるためには、75点以上取る必要がある(ただし期限までは何度でも受験可能)。
(4) 授業開始10分後以降の途中入室は遅刻扱いとし、2回の遅刻で1回の欠席とみなす。
(5) 学生証を忘れた場合は、欠席と同じ扱いとする。
(6) 教科書を購入し、毎回持参すること。 
授業の概要と目的
マーケティング分野の今を多角的にとらえ実社会に即応できる能力を育成するため、流通業に関する基礎的な理論を学んでいく。
講義内容を補足し理解を深めるため、適宜、外部講師による講演を実施する場合もある。 
アクティブ・ラーニング
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP2およびDP2に該当する。 
実務経験と授業内容の関係
流通系シンクタンクでの勤務経験を活かし、特に理論と実際の関連について解説をおこなう。 
科目ナンバリングコード
BB11006 
サブタイトル
流通業の基礎理論を学ぶ 
到達目標
流通に関する基本的な概念について正しく記述できる、具体的には販売士検定(リテールマーケティング検定)2~3級程度の問題を正しく回答できる。経営分析に関する計算問題を正しく回答できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 流通とは何か?  ・消費と生産のギャップ 
・流通の機能
(教科書第1章) 
2. 日本の流通構造  ・日本の流通構造の特徴
・流通業が扱う商品
(教科書第1章) 
3. 業種別流通経路 (1)  ・流通経路とは何か?
・温度帯別流通システム
・加工食品の流通経路
・生鮮食品の流通経路
(教科書第2章) 
4. 業種別流通経路 (2)  ・コメの流通経路
・医薬品の流通経路
・化粧品の流通経路
・日用雑貨の流通経路
(教科書第2章) 
5. 業種別流通経路 (3)  ・衣料品の流通経路
・SPAの流通経路
(教科書第2章) 
6. 卸売業・物流業の役割  ・流通チャネルにおける卸売業・物流業の位置づけ
・卸売業の事業形態・機能 ・物流業の事業形態
(教科書第17章) 
7. メーカーの流通政策  ・開放的流通チャネルと閉鎖的流通チャネル
・垂直的マーケティングシステム
・近年の取引制度の動き
(教科書第5章) 
8. 小売業・卸売業の決算書の見方 (1)  ・損益計算書による小売業・卸売業の分析
(教科書6章) 
9. 小売業・卸売業の決算書の見方 (2)  ・貸借対照表による小売業・卸売業の分析
(教科書6章) 
10. 店舗形態 (1)  ・業種と業態
・品ぞろえの広さと深さ
・専門店
・百貨店
(教科書第4章、第7章) 
11. 店舗形態 (2)  ・総合品ぞろえスーパー
・チェーンストア
(教科書第7章) 
12. 店舗形態 (3)  ・コンビニエンスストア
・フランチャイズチェーン
(教科書第7章) 
13. 店舗形態 (4)  ・スーパーマーケット
・マーチャンダイジング
・ボランタリーチェーン
(教科書第7章) 
14. 店舗形態 (5)  ・ドラッグストア 
・ホームセンター 
・生活協同組合 
15. 店舗形態 (6)  ・業態の発展理論(小売の輪仮説、小売アコーディオン仮説、真空地帯理論、リーガンの仮説、弁証法的進化の仮説、適応行動理論)
・これまでの授業における補足説明 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. ケースでわかる流通業の知識  寺嶋 正尚  産業能率大学出版部 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 流通と商業  東伸一・三村優美子・懸田豊・金雲鎬・横山斉理  有斐閣 
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
定期試験100%。小テストおよび出席は加点要素としない。出席が授業回数の3分の2に満たない場合(15回中9回以下)は、欠格となる。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
流通業は消費者に最も近く、ダイナミックな変化が日々感じられるエキサイティングな世界です。授業を通じて、流通業の魅力や可能性を感じてください。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2024-03-05 16:20:45.301