シラバス参照

科目名 憲法特殊研究1 
科目名(英字) Topics in Constitutional Law I 
担当者氏名

植木 淳

対象研究科・専攻 法学研究科法律学専攻博士後期課程 
講義学期 前期 
単位数



準備学習・事後学習
受講者各自が担当する報告の準備を行うことが必要となる。

大学院研究科便覧に基づき全体として授業時間の2倍程度の事前・事後学習が必要です。 
授業の概要と目的
本講義では、国会の制定する法律と行政機関の制定する命令及び地方公共団体の制定する条例の関係を考察することを通じて、議会による行政活動の統制の在り方を検討するものである。そのために、担当の受講者が各回のテーマに関する報告を行い、参加者全員で討論を行う。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP1およびDP2に該当する。 
科目ナンバリングコード
到達目標
憲法・法律・命令・条例の規範構造を理解するとともに、重要判例を整理・理解する。 
授業内容
番号 【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  講義の意図・進行の説明 
2. 旧監獄法施行規則の合法性  最判1991年7月9日民集45巻6号1049頁の検討 
3. 公安条例の合法性  最大判1975年9月10日刑集29巻8号489頁の検討 
4. 旧薬事法施行規則の合法性  最判2013年1月11日民集67巻1号1頁の検討 
5. 生活保護基準改定の合法性  最判2012年2月28日民集66巻3号1240頁の検討 
6. 旧児童扶養手当施行令の合法性  最判2002年1月31日民集56巻1号246頁の検討 
7. 学習指導要領の法的性格  最判1990年1月18日民集44巻1号1頁の検討 
8. 旧物品税法と通達  最判1958年3月28日民集12巻4号624頁の検討 
9. 墓地埋葬法と通達  最判1968年12月24日民集22巻13号3147頁の検討 
10. 暴走族追放条例の合憲性  最判2007年9月18日刑集61巻6号601頁の検討 
11. 青少年保護育成条例の合憲性  最大判1985年10月23日刑集39巻6号413頁の検討 
12. ため池条例の合憲性  最大判1963年6月26日刑集17巻5号521頁の検討 
13. 健康保険条例の合法性  最大判2006年3月1日民集60巻2号587頁の検討 
14. 河川管理条例の合法性  最判1978年12月21日民集32巻9号1723頁の検討 
15. 臨時特例企業税条例の合法性  最判2013年3月21日裁時1576号2頁の検討 
授業方法の形式
各回の課題に関して受講者に可能な範囲での報告を求めた上で講義・討論を行う。 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
課題報告100%。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
その他(履修条件・関連科目など)
特になし 
テキスト
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
参考資料文献等
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 憲法(第8版)  長谷部恭男  新世社 
2. 行政法(第6版)  櫻井敬子・橋本博之  弘文堂 
参考URL
画像
ファイル
更新日付 2023/11/22 15:06


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