シラバス参照

科目名 英語文学講読 
担当者氏名

一ノ谷 清美

全開講対象学科 人間学部人間学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-国際・コミュニケーション系 
備考  



準備学習・事後学習
事前学習:2時間。授業で指定された英詩を読んでくること。疑問点を明らかにしておくこと。
事後学習:2時間。授業で学んだ英詩を読みなおして、英語表現や詩の主題などについてまとめる。宿題課題を行う。 
課題・定期試験に対するフィードバック
授業期間中の提出課題(宿題課題等)については、授業内で継続的に解説、講評、質問対応等を行う。授業期間終了後に提出するレポートについては、講評、解説等を、Webclassにより送信する。 
履修上の留意
予習をして詩作品の大まかな内容をつかんで授業にのぞむこと。授業を受けて関心をもったテーマ、英語表現などについては、図書館等を利用して調べるとよい。 
授業の概要と目的
英語で書かれた代表的な詩を読む。英詩の韻律、技法、作品の文化的背景を学習する。 
アクティブ・ラーニング
ペア・ワークとグループ・ディスカッション 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本科目はCP2およびDP2、DP3に位置する。 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
HH21316 
サブタイトル
英詩を原文で読む 
到達目標
英語で書かれた代表的な詩を読む中で、英語表現への理解を深める。また、英語文学作品の背景にある文化について学習し、文化の多様性とその言語表現について理解する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. イントロダクション  英詩の朗読を聞き、言語(英語)の音声面に注目する。 
2. 英詩のリズム  英詩のリズムから英語の発音の特徴を学習する。発音練習を行う(ペア・ワーク)。 
3. 英詩を読むために  韻律、比喩表現など、英詩を読むために必要なポイントを学習する。 
4. 英詩の音読  第3回講義内容からナーサリー・ライムを分析し、音読練習を行う(ペア・ワーク)。 
5. ワーズワスの詩1  ウィリアム・ワーズワスの詩を読む。ワーズワスの自然観について学ぶ。ロバート・へリックの詩と比較する。 
6. ワーズワスの詩2  感情の表出としての詩。ロマン主義の文化を学ぶ。 
7. ポープの詩1  アレグザンダー・ポープの『人間論』を読む。18世紀イギリスの古典的人間観について学ぶ。 
8. ポープの詩2  ポープの詩を読み、古典主義文学における「自然」の概念について学ぶ。 
9. グループ・ディスカッション  ここまで学習した詩に関するディスカッションを行う。 
10. ソネット形式  ソネット形式の伝統を学ぶ。ウィリアム・シェイクスピアのソネットを読む。 
11. ディキンソンの詩  アメリカの女性詩人エミリ・ディキンソンの詩を読む。喪失のテーマについて考える。 
12. ホイットマンの詩  アメリカの自由と平等の精神を謳った、ウォルト・ホイットマンの詩を読む。 
13. 20世紀のアメリカ詩1  ロバート・フロストとウォレス・スティーヴンズの詩を読む。冬の風景描写を比較する。 
14. 20世紀のアメリカ詩2  T.S. エリオットの詩を読む。都市生活者を扱った詩を読む。 
15. まとめ  授業の総括を行う。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. アメリカ名詩選  亀井俊介・川本皓嗣編  岩波文庫 
2. 授業中配布するプリント     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. イギリス文学入門  石塚他  三修社 
2. アメリカ文学入門  諏訪部他  三修社 
授業方法の形式
講義と演習、アクティブ・ラーニング(ディスカッション、ペア・ワーク) 
授業の実施方法
対面講義 
成績評価方法
平常点50%(アクティヴ・ラーニングへの貢献10%、宿題課題提出 40%)、レポート50% 
成績評価基準
平常点50%については、授業内容の理解度を確認する。レポート50%は授業内容を理解し、英詩の分析、解釈ができているかを問う。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
英詩を英語原文で読むことを通して、言葉(英語)のもつ音とイメージを感じることができるようになると、英語が身近に感じられます。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2023/02/03 17:44


PAGE TOP