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科目名 人間工学特論 
科目名(英字) Advanced Ergonomics 
担当者氏名

深川 健太

対象研究科・専攻 理工学研究科環境創造工学専攻修士課程・環境創造学専攻修士課程 
講義学期 前期 
単位数



準備学習・事後学習
初回に配布した講義資料を参考に、2回目からの講義内容を理解する準備をしてもらう。 
授業の概要と目的
快適な生活空間の実現には、環境をとりまく諸現象や物理量の把握と併せて、音・光・熱・空気などの個々の環境要素が人間の生理・心理に及ぼす影響について理解を深めることが必要である。本講義では、人間をとりまく環境要素の生理・心理影響に関する最近の研究事例を紹介するとともに、両者の関連についての基礎的理論について解説する。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP1およびDP1に該当する。 
科目ナンバリングコード
GTK11401 
到達目標
授業のテーマは、人間の行動および感覚・知覚についてである。また、到達目標は、人間環境をとりまく諸現象や物理的諸量についての理解である。 
授業内容
番号 【項目欄】 【内容欄】
1. 物理要素と感覚(1)  本講義の概要説明、人間環境工学に関するガイダンス 
2. 物理要素と感覚(2)  物理的環境要素(音・光)と感覚・知覚について理解する。 
3. 物理要素と感覚(3)  物理的環境要素(熱・空気)と感覚・知覚について理解する。 
4. 物理要素と感覚(4)  人間の行動と環境計画について理解する。 
5. 物理要素と感覚(5)  人間の行動と環境調節について理解する。 
6. 物理要素と感覚(6)  屋外・半屋外空間の評価方法について理解する。 
7. 総合討論(1)  環境心理学に関する総合討論 
8. 感覚・知覚と評価(1)  高齢者の視認能力について理解する。 
9. 感覚・知覚と評価(2)  高齢者の温熱的特性について理解する。 
10. 感覚・知覚と評価(3)  社会的背景による心理的評価構造について理解する。 
11. 感覚・知覚と評価(4)  文化的背景による心理的評価構造について理解する。 
12. 感覚・知覚と評価(5)  視的快適性と省エネルギーについて理解する。 
13. 感覚・知覚と評価(6)  熱的快適性と省エネルギーについて理解する。 
14. 感覚・知覚と評価(7)  感覚・知覚研究の発展について理解する。 
15. 総合討論(2)  人間環境工学に関する総合討論 
授業方法の形式
講義および配布資料を用いて討論する。 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
レポート(60%)及び総合討論(40%)で評価する。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
その他(履修条件・関連科目など)
実践インターンシップ関連科目 
テキスト
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし  日本建築学会編  技報堂出版 
参考資料文献等
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 心理と環境デザイン -感覚・知覚の実践-     
参考URL
画像
ファイル
更新日付 2023/01/27 13:15


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