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科目名 細胞生物学 
担当者氏名

塚越 啓央

全開講対象学科 農学部生物資源学科
年次 2年次 
クラス A・B 
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群選択 
備考  



準備学習・事後学習
毎回、Webclassを通じて配布する資料に指定するテキストの該当ページを参照し、講義時間の2倍の予習と復習を行う事。また、適宜講義の理解度を確認する問題集を配布するので、自力で解答作成に取り組むこと。 
課題・定期試験に対するフィードバック
定期試験については講評を掲示板に掲示する。 
履修上の留意
講義「生物化学」・「遺伝学」で学んだことを基礎とする。主に植物細胞を題材にすることで、植物分子生理学の講義を兼ねている。幅広い内容になるので、毎回の予習・復習を欠かさないこと。
20分以上の遅刻は3回で1回の欠席とする。
講義中のスマートフォン等を用いての、動画・写真撮影を一切禁じる。
また、講義中のスマートフォンなどから音を出すことを禁ずる。 
授業の概要と目的
生体分子(タンパク質、核酸、糖、脂質など)から細胞が、どのように形成・維持されるかについて分子レベルから理解することを目的としている。
なお、本授業は倫理教育に関する科目には該当しない。 
アクティブ・ラーニング
特になし 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本科目は生物資源学科のDP2,CP2の「生物資源学に関する高度で幅広い専門的学識の修得」に位置する。 
実務経験と授業内容の関係
特になし 
科目ナンバリングコード
AA21302 
サブタイトル
植物分子生理学1 植物の細胞生物学 
到達目標
植物が見せる様々な営みを分子レベル・遺伝子レベルで適切な用語を用いて説明できるようになる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 生体成分1  脂質の化学1
脂質の分類・性質 
2. 生体成分2  脂質の化学2
脂質の役割と多様性 
3. 生体成分3  ビタミンの化学
細胞内でのビタミンの役割 
4. 生体成分4  無機栄養・ミネラルの化学
生物の成長に関わる無機栄養・ミネラルの働き 
5. 細胞の基本設計1  細胞の構造 
6. 細胞の基本設計2  生体膜の構造と特質 I
脂質二重層の役割 
7. 細胞の基本設計3  生体膜の構造と特質 II
膜を構成する成分 
8. 細胞の基本設計4  膜を通した物質輸送 I
イオン輸送 
9. 細胞の基本設計5  膜を通した物質輸送 II
輸送体の役割 
10. 細胞の基本設計6  膜を通した物質輸送 III
物質の透過選択性 
11. 細胞の基本設計7  細胞内区画とタンパク質輸送 I
植物の物資集積メカニズム 
12. 細胞の基本設計8  細胞内区画とタンパク質輸送 II
タンパク質の各オルガネラへの輸送 
13. 情報分子としてのDNA  遺伝情報から見た細胞機能 
14. 遺伝子の発現制御  遺伝子発現調節と細胞分化 
15. 遺伝子のさまざまな発現制御  遺伝子発現調節タンパク質の性質とさまざまな転写調節メカニズム 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「Essential 細胞生物学」  中村桂子・松原謙一  南江堂 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「植物生理学・発生学 原著第6版」  L.テイツ、E. ザイガー  講談社 
2. 「新しい植物生命科学」  大森正之,渡辺雄一郎 編 著  講談社サイエンティフィク 
3. 「植物生理学」  三村徹朗、鶴見誠二 編 著  化学同人 
4. 「植物生理学」  幸田泰則、桃木芳枝 編 著  三共出版 
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
対面で実施 
成績評価方法
成績は定期試験を実施し、定期試験100%で評価する。ただし、授業回数の3分の2以上の出席に満たない場合は欠格とする。 
成績評価基準
講義で解説する専門用語の説明を、文章で正確に論理的に記述できるかによって判断する。
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
植物の様々な営みを「細胞の分子生物学」の視点から理解してもらいたい。 
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日時 2024/02/01 17:52


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