準備学習・事後学習
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予習として,実験書を前もって熟読し,実験の背景となる知識や実験に用いる試薬・器具・機器に関する原理や注意事項を図書館の書籍などで調べる.実験結果は,その日のうちにノートを整理し,項目毎にレポートを作成する.また次回の実験の予習も含め,予習・復習合わせて実験時間と同程度の自学自習を行うこと.実験の進め方,器具等の準備計画,実験ノート,レポートのまとめと討論により,理解度と実験技術を評価する.レポートは必要な指摘事項を添えて返却する.その場合にはコメントをよく確認して, 今後のレポート作成に活かせるようにすること.
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課題・定期試験に対するフィードバック
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履修上の留意
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1回の実験は2時限連続で実施する.「遺伝学」「細胞生物学」を履修済みである事が望ましい.
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授業の概要と目的
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生物資源学に関わる基本的な解析技術の習得をめざし,特に卒業研究で良く用いる遺伝学・育種学および分子生物学の各分野の基本的な実験操作を用いた専門実験を行う.また,研究活動の基本となる研究者倫理を充分身につける.
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アクティブ・ラーニング
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実験であるため、班員並びに教員と随時議論しながら進める.
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該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
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本科目は,DP(2)CP(2)の遺伝・育種に位置している.
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実務経験と授業内容の関係
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科目ナンバリングコード
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サブタイトル
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到達目標
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1・卒業研究で多用される実験技法を用いることができる. 2・実験を安全に遂行できる. 3・実験結果を適切にまとめることができる. 4・研究者倫理に基づいて研究を遂行できる.
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授業計画
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【項目欄】
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【内容欄】
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1.
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実験ガイダンス(塚越・森上・兒島)
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実験ガイダンスおよび微量液体計量機器の練習. 研究者倫理の説明
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2.
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遺伝育種学基礎実験1(森上)
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プラスミドDNAの制限酵素による切断,培地などの作製
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3.
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遺伝育種学基礎実験2(森上)
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DNAのエタノール沈澱,DNA断片の連結反応
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4.
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遺伝育種学基礎実験3(塚越)
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コンピテントセル作製,大腸菌のプラスミドによる形質転換
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5.
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遺伝育種学基礎実験4(塚越)
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大腸菌の表現型の解析,培地作製,再植菌
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6.
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遺伝育種学基礎実験5(兒島)
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プラスミドDNAの調製
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7.
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遺伝育種学基礎実験6(兒島)
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制限酵素によるプラスミドDNAの切断並びに、アガロースゲル電気泳動法によるDNA断片の解析
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8.
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分子生物学実験1(塚越・森上・兒島)
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植物遺伝子マッピングとPythonを用いたデータ解析
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9.
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分子生物学実験2(塚越・森上・兒島)
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実験全体を総括およびレポート作成指導
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10.
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予備日
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予備日
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11.
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予備日
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予備日
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12.
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予備日
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予備日
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13.
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予備日
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予備日
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14.
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予備日
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予備日
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15.
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予備日
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予備日
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テキスト
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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実験書を前もって配布する.
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参考文献
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授業方法の形式
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授業の実施方法
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成績評価方法
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平常点(50%) -実験の取り組み方を評価する.レポート(50%) -実験結果のレポートの内容を評価する.
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成績評価基準
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レポート内容から、理解度と記述能力を評価する.実験の取り組みに関しては、日々のノートの準備、実験に対する主体性を評価する.C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である.
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受講生へのメッセージ
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今回行う実験操作は研究室でよく用いられる基本的なものばかりである.実験をその理論からよく理解すると共に、操作上注意すべき点などについては記録を残して,卒業研究に備えてほしい.また,的確な実験記録を作成する能力は,今後非常に大切なものとなる. 適宜実験ノートの内容確認を行うので,そのつもりで準備すること.
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参考URL
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画像
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ファイル
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更新日時
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2024/02/01 17:51
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