シラバス参照

科目名 ワークショップ 
担当者氏名

生田 京子

石井 仁

大塚 貴弘

岡田 恭明

高井 宏之

谷田 真

寺西 浩司

萩原 拓也

平岩 陸

松田 和浩

三浦 彩子

武藤 厚

吉永 美香

吉久 光一

米澤 貴紀

佐藤 布武

高橋 広人

張 天昊

全開講対象学科 理工学部建築学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-建築総合 
備考  



準備学習・事後学習
第1回のオリエンテーションで、各テーマ担当教員より準備学習・事後学習ならびに必要な準備品等についての説明がなされますので指示に従うこと。

毎回、講義時間の半分の自学自習が求められます。 
課題・定期試験に対するフィードバック
各テーマの課題については、授業内で継続的に解説、講評、質問対応等を行う 
履修上の留意
第1、2回には、建築を学ぶ上での心得、レポートや論文の書き方、プレゼンテーションの基本スキル等の大学生活全般に関する一連のレクチャーがあります。第3~14回は、4グループに分かれて、3回で一つのテーマのワークショップを実施します。テーマによって時間・課題・持参する用具・集合場所等が異なります。所属するグループ、テーマのスケジュール等は、初回のオリエンテーション時に一覧表として配布しますので注意してください。同時に、教室変更等の掲示にも注意してください。第15回には作品等の返却・講評と、進路に関するガイダンスを実施します。 
授業の概要と目的
ワークショップは、建築の様々な専門分野が密接に関連して総合的に建築の構築やデザインに結実していることを実感的に学習する糸口となる科目です。各テーマにおいて体感的な学習を行い、レポート作成や発表を通じて、建築を様々な観点から体感的に学び、とりまとめる能力と手法を身に付け、空間の構築や表現の魅力を体験します。 
アクティブ・ラーニング
グループワークやプレゼンテーションを取り入れて講義を進める。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP3・4およびDP2・3に該当する 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
TA11601 
サブタイトル
学生生活のアドバイスから、建築との初めての「対話」をテーマ毎に行っていきます。 
到達目標
各分野のテーマ把握と情報収集、観察や考察、作品やレポート等の制作・演習を通じて、建築を様々な観点から実感的・体感的に学び、とりまとめる基礎的手法を身に付け、課題に適した方法で自身の考えを表現できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. オリエンテーション  (実施教室等は、学年ガイダンスや掲示を参照) 授業の進め方・教員紹介、大学生活の過ごし方などの説明。到達レベル:建築を学ぶ上での基本的な心構えを確認する。 
2. レポートの書き方  レポートの書き方やプレゼンテーションの方法に関する基本事項。到達レベル:今後のさまざまな講義・演習・実験等における基本事項としてのレポート作成等について確認する。 
3. テーマ1:「建築プレゼンのためのスケッチ入門」



1-1.「鉛筆デッサンの基本と実践」 
3回を通じ、建築プレゼンを意識した、フリーハンドでの描写力を鍛える。到達レベル:鉛筆デッサンで対象物の特徴を捉え陰影を再現する基本技術を学ぶ。 
4. テーマ1:「建築プレゼンのためのスケッチ入門」



1-2.「スケッチとパース基礎」 
一点透視・二点透視の基礎を学び、これらを意識したラフスケッチの練習を行う。到達レベル:遠近感を表現するための基礎理論の理解。 
5. テーマ1:「建築プレゼンのためのスケッチ入門」



1-3.「スケッチとパース実践・講評会」 
一点透視・二点透視を用いた様々なスケールの対象をスケッチし勘を養う。3回の中での優秀作品の展示と講評を行う。到達レベル:遠近感を意識した簡単な建物スケッチができる。 
6. テーマ2:「光と内部空間」



2-1.「『光の箱』の制作とシミュレーション」 
本サブテーマのガガイダンスに続き、『光の箱』というテーマで制作活動を実施する。到達レベル:基本的な模型制作を体感的に理解する。 
7. テーマ2:「光と内部空間」



2-2.「空間作り」 
建築の内部空間の構成を「光」の観点から検討する。到達レベル:光の観点から空間構成の基本を理解する。 
8. テーマ2:「光と内部空間」



2-3.「プレゼンテーションと講評」 
本サブテーマに関する成果発表と講評会を実施する。到達レベル:まとめとプレゼンテーションの基本を体感的に理解する。 
9. テーマ3:「建築の古典に見るスケルトン」



3-1.「木造に見るスケルトン」 
本サブテーマのガイダンスに続き、古典的な「木造建築」における架構法について学ぶ。到達レベル:木造建築の「成り立ち」を理解する。 
10. テーマ3:「建築の古典に見るスケルトン」



3-2.「石造に見るスケルトン」 
古典的な「石造建築」における架構法について学ぶ。到達レベル:石造建築の「成り立ち」を理解する。 
11. テーマ3:「建築の古典に見るスケルトン」



3-3.「中世の建築に見るスケルトン」 
中世の組積造の名作における架構法について学ぶ。到達レベル:アーチや聖堂建築の「成り立ち」から「力の流れ」を理解する。 
12. テーマ4:「RC建築の施工の実体験」



4-1.「コンクリートの練混ぜ・打設」 
本サブテーマのガイダンスに続き、「コンクリート作り」を実際に学ぶ。到達レベル:コンクリートを実体験として理解する。 
13. テーマ4:「RC建築の施工の実体験」



4-2.「コンクリートの圧縮試験」 
作成したコンクリート試験体を用いて、その圧縮強度を調べる。到達レベル:コンクリートの強度や圧縮試験の基本を理解する。 
14. テーマ4:「RC建築の施工の実体験」



4-3.「配筋・型枠工事」 
鉄筋コンクリート建物における鉄筋の役割やその工事の基本を学ぶ。到達レベル:配筋や型枠工事の基本事項を理解する。 
15. 作品の返却・講評  レポート、作品等の返却と講評を行う。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 各テーマの担当教員より指示があります     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 各テーマの担当教員より指示があります     
授業方法の形式
講義・演習・スタジオワーク 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
各課題の評価点は、作品・レポート等の提出物や発表等により各担当教員が評価します。4回の課題を各25%とし合計100%で評価します。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
建築の創造的な側面と実用的な側面との関連を常に意識して、各テーマに果敢にチャレンジし、自ら興味の在り処を探ってほしい。自身の「手」や「足」を積極的に動かして対象に迫ることで、思いもよらなかったアイディアが得られるだろう。「直感」や「感性」を自由に操り、「理論」や「合理性」でサポートするという、建築学で必要なバランス感覚を磨く良いテーマが揃っている。漫然とした受け身の姿勢では何も得られないことを覚悟して、各テーマに果敢にチャレンジしてほしい。 
参考URL
画像
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更新日時 2023/12/12 11:48


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