準備学習・事後学習
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予習として、各回の授業項目に関してテキストを読むとともに、そこで紹介されている建築写真を事前に検索しておくこと(2時間程度)。また復習として、授業で紹介された建築に関して作品集等を通して理解を深めること(2時間程度)。さらに日常的に、さまざまなメディアから建築やそれを取り巻く社会を学び、建築作品の見学や講演会、展示会への参加など、能動的な行動が授業全般の理解を深めます。なお、レポートについては、授業内で解説を行うとともに、最終の試験の解説は、追・再試験終了後に研究室で個別に対応する。
毎回、講義時間の2倍の自学自習が求められます。
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課題・定期試験に対するフィードバック
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ミニ演習については、授業内で継続的に解説、質問対応等を行う。
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履修上の留意
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課題説明、レポート提出、クラス別授業等の日程・教室に注意すること。授業で準備するもの、レポート等のフォーマット等に関しては、授業内で適宜説明する。取材時は、事前に撮影許可を得る等マナーに留意すること。
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授業の概要と目的
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建築計画の授業は、建築成立の社会的背景、建築空間の構成原理、建築の環境や人への影響を理解し、責任ある建築家、技術者として行動できる能力を身に付けることを目的としています。特に建築計画概論では、「建築と計画」「人間と空間」「人間と建築」「身体と人間行動」「人間と空間のイメージ」をテーマとし、レクチャーとミニ演習から、それら基本的要素の理解を深めます。
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アクティブ・ラーニング
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実習やプレゼンテーション、ディスカッションを取り入れて講義を進める。
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該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
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実務経験と授業内容の関係
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建築設計事務所における調査・設計に関する実務経験を生かし、本科目で修める建築計画の知識が建築分野の実務にどのように応用されるかについて言及する。
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科目ナンバリングコード
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サブタイトル
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到達目標
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1.建築計画概論の位置づけおよび役割を学習し、創造分野への興味を深め理解する。2.建築の社会性を体感・学習し、建築家、技術者としての責任と義務を理解する。3.建築と計画をテーマに空間デザインの手掛かりを理解する。4.人間と空間をテーマに空間デザインの手掛かりを理解する。5.人間と建築をテーマに空間デザインの手掛かりを理解する。6.身体と人間行動をテーマに空間デザインの手掛かりを理解する。7.人間と空間のイメージをテーマに空間デザインの手掛かりを理解する。8.レポートの作成や考察、その発表・討論を通して観察力と表現力を培う。9.能動的な行動により建築や取り巻く社会を学び、建築の総合性を理解する。10.知識の蓄積に止まらず、建築への興味を広げ深めることを通じて自身を発見する。
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授業計画
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【項目欄】
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【内容欄】
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1.
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オリエンテーション、建築と計画1(第1部 1章)
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授業概要説明、ミニ演習課題①説明、建築空間創造のための計画の説明
到達レベル:建築デザインにつながる建築計画の意義について理解する
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2.
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建築と計画2(第1部 1章)
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生活空間の創造の説明
到達レベル:日常生活における建築計画の役割について理解する
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3.
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人間と空間1(第1部 2章)
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空間とは・建築空間・建築空間の構成の説明
到達レベル:空間における人の振る舞いについて理解する
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4.
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人間と空間2(第1部 2章)
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空間構成要素・内部空間と外部空間の説明
到達レベル:人の振る舞い方を通して、空間の内外の関係性について理解する
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5.
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人間と建築1(第1部 3章)
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形の意味・形態知覚・奥行き・距離の知覚の説明、ミニ演習課題提出
到達レベル:空間に対する人の認知方法について理解する
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6.
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人間と建築2(第1部 3章)
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空間形態の知覚・建築空間と意味・建築空間の諸相の説明、優秀レポートのお知らせ
到達レベル:空間の意味や諸相の読み解き方を理解する
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7.
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ミニ演習課題①講評
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優秀レポート提出者によるプレゼンとディスカッション
到達レベル:プレゼンを通して、その手法や技術を学ぶ
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8.
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オリエンテーション、身体と人間行動1(第1部 4章)
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ミニ演習課題②説明、空間の寸法の説明
到達レベル:空間の大きさの決定要因について理解する
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9.
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身体と人間行動2(第1部 4章)
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歩行の特性・滞留の特性の説明
到達レベル:人の歩行や滞留の特徴について理解する
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10.
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身体と人間行動3(第1部 4章)
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空間領域・混み合いの説明
到達レベル:パーソナルスペースについて理解する
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11.
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人間と空間のイメージ1(第1部 5章)
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空間のイメージ・イメージのしやすさの説明
到達レベル:イメージアビリティについて理解する
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12.
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人間と空間のイメージ2(第1部 5章)
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アフォーダンスとスキーマ・心象風景・原風景の説明、ミニ演習課題提出
到達レベル:建築の環境心理的側面を理解する
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13.
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人間と空間のイメージ3(第1部 5章)
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認知距離・時間軸から捉えた空間のイメージの説明、優秀レポートのお知らせ
到達レベル:シークエンスについて理解する
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14.
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ミニ演習課題②講評
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優秀レポート提出者によるプレゼンとディスカッション
到達レベル:プレゼンを通して、その手法や技術を学ぶ
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15.
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総括
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授業の総括、レポートの返却と講評、質疑応答
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テキスト
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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建築計画学
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松本直司編著
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理工図書
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参考文献
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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必要に応じて紹介する
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授業方法の形式
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授業の実施方法
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成績評価方法
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レポート評価(50%)と定期試験評価(50%)による総合評価であり、各評価とも基準に達する必要があります。レポート評価は、課題の作成と提出、内容やプレゼン等を評価します。また、出席回数が2/3に満たない場合は欠格とする。
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成績評価基準
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C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。
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受講生へのメッセージ
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建築に興味を持つことが大切です。自分が何に関心があり、興味がもてるのかを発見してください。
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参考URL
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画像
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ファイル
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更新日時
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2023/12/18 13:18
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