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番号
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【項目欄】
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【内容欄】
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1.
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医療情報の特殊性とは何か(担当:北野)
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医療情報の表現は文字、数値、コード、波形、画像、略図などのマルチメディアが必要であり、その情報には曖昧性や冗長性もあるため、多面的・時系的な評価が必要であるとともに、プライバシー保護も必要であることを学ぶ。
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2.
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日本の医療制度は国民に何をもたらしたか(担当:北野)
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日本の医療制度である、国民皆保険制度が諸外国とどのような違いがあるかを理解し、国民にもたらす功罪について考える。
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3.
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少子高齢化により医療・福祉はどう変革しているか(担当:北野)
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急激な少子高齢化社会の到来により日本の医療や福祉へどのような影響がでているかを学ぶ。
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4.
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診断群分類包括評価制度(DPC)は医療をどう変えるか(担当:北野)
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特定機能病院を中心に導入されている診断群分類包括評価制度(DPC:Diagnosis Procedure Combination)のねらいとその功罪を考える。
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5.
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病院情報システムは病院経営に役立っているか(担当:北野)
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病院の各部門での情報システム化が病院経営の効率化・合理化にどのようにつながっているかを学ぶ。
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6.
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医療情報・用語はどこまで標準化しているか(担当:北野)
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医療用語・コード標準化がなぜ必要であるかをしるとともに、医療情報各種標準マスタを提供している(財)医療情報システム開発センターのサービス提供を知る。
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7.
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カルテ開示の現状とその問題点(担当:北野)
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カルテは診療記録として重要なものであるが、今日では医療の質向上やインフォームドコンセント、セカンドオピニオンを考慮すると、問題志向型診療記録(POMR:(Problem Oriented Medical Record)としてのカルテ開示が必要であることを学ぶ。
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8.
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電子カルテシステム導入の意義と問題点(担当:酒井)
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電子カルテシステムはカルテの内容をすべて電子化したものであるが、その利用により診療の質や医療スタッフ間の情報共有に極めて有用であることを学ぶ。
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9.
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医療事故はなぜ繰り返されるのか(担当:酒井)
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医療事故の多くはヒューマンエラーであることを理解し、その原因と対策に用いられている手法について学ぶ。
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10.
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医薬品・医療機器の添付文書はなぜ必要か(担当:酒井)
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医薬品・医療機器の添付文書は医療機関における医療スタッフの適正使用には重要な情報であることを理解するとともに、今日、(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)から添付文書が電子化されて提供されている現状を学ぶ。
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11.
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在宅医療・在宅介護情報サービスはペイするか(担当:酒井)
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在宅医療・在宅介護のサービス内容を知るとともに、情報システム化がどの程度有効であるかを考える。
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12.
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たらいまわしの救急医療はなぜ起こる(担当:酒井)
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救命救急で搬送される患者がたらいまわしにある原因を理解し、それをなくすにはどのようにしたらよいかを考える。
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13.
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地域病院の産科・小児科の医師の数はどうして減るのか(担当:酒井)
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へき地や離島などや、産科・小児科を中心に医師の偏在化が生じている傾向を理解し、その対応を政策面でどのようにすべきかを学ぶ。
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14.
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上手な病院のかかり方(担当:酒井)
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患者の立場で良い病院と悪い病院が解るポイントを学ぶとともに、悪い病院とならないための方策を考える。
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15.
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総括とディスカッション(担当:北野、酒井)
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今まで学んできたことから、保健医療情報の重要性を再認識し、今後の保健・医療・福祉のあるべき姿をディスカッションする。
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