シラバス参照

科目名 都市生活とストレス 
担当者氏名

酒井 順哉

全開講対象学科 都市情報学部都市情報学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門部門-情報・数理系 
備考  



準備学習・事後学習
毎回のシラバス項目名とその内容を確認し、あらかじめどのようなことを学習するかを把握してほしい。また、わからない用語がある場合はgoogle検索などで調べることが望ましい。毎回、講義時間の2倍の自学自習をすること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
毎回の講義終了後にWebClassで確認テストと課題レポートを課し、次回の授業の開始時に設問の解説と正解とともに正答率を示す。また、定期試験については、講評、解説等を纏めたペーパーを、追・再試験終了後に研究室前に掲示する。 
履修上の留意
講義の出欠および遅刻は教室入口横のICカードリーダでチェックするので、学生証を必ず持参し、入室時に必ずタッチすること。講義サブノートはWebClass「資料」で講義日2日前からダウンロードできるので、講義には各自印刷して持参すること。
講義内容の理解度を評価するため、講義日にWebClass「テスト」に確認テストを掲載するので、「5者択一問題」は講義日を含め3日以内、「記述問題」は講義日を含め5日以内に解答すること。これらの内容を合計して出席点として評価する。
また、講義内容全体の理解度を確認するため、定期試験で実施する。 
授業の概要と目的
本講義ではストレスの原因となる外的ストレッサー(物理的ストレス、社会的ストレス)と内的ストレッサー(心理的・情緒的ストレス、生理的・身体的ストレス)に分け、ストレスで自律神経や免疫力低下に影響することを理解し、ストレスを軽減できる知識を修得する。また、生活環境で起こり得る拒食症・過食症、OA症候群、認知症、老化、感染、狂牛病、環境ホルモン、放射能汚染、シックハウス症候群などの諸問題に触れながら、人間が安心して快適に生活するための科学的実践法について修得する。
カリキュラムポリシーの②およびディプロマポリシー②に該当し、ディプロマポリシー③にも関係する。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業は、CP1およびDP1に該当する。 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
UU31514 
サブタイトル
日常生活の安全を脅かす危険因子と心の健康に必要ストレス対策 
到達目標
人間のストレス原因や様々生活環境で起こる諸問題を理解し、ビジネスや一般生活において適切に対応できる力を修得することを目標とする。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 心の健康・ストレスを考える  ストレスには外的・内的ストレッサーがあり、そのストレスの強さと個人の感受性によって、善玉ストレスまたは悪玉ストレスとなることを知る。また、ストレスはホメオスターシスに影響を与え、免疫機能の低下や自律神経失調にも繋がることを学ぶ。 
2. 作業中に発生するストレス (職業性ストレス)  人間の特性と物理的・社会的環境の適合の程度が労働者の作業成績と心身の健康を決定することを知り、様々な職業に共通して、過度な労働負担や単純な仕事、さらにはVDT作業におけるコンピュータの故障によりストレスが発生することを学ぶ。 
3. ストレス軽減の対処法(コーピング、マインドフルネス)  人間は過去のストレスや将来のストレスを想像する状態(マインドワンダリング)に悩まさられている。ストレス軽減の対処法として、自分のストレスが何なのかを客観的に観察し、それに見合った自分なりのストレス対策を見つけ出す(コーピングの実践)と、その現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情にとらわれないでいる心の持ち方(マインドフルネス)を学ぶ。 
4. 心的外傷後ストレス障害(PTSD)の原因と治療  阪神大震災などの自然災害の被災者や地下鉄サリン事件の体験者が心の傷(トラウマ)を持つことで、アルコール依存症、自殺願望、社会生活に不適応が生じる状況について学ぶ。 
5. メンタルヘルスケアに役立つ性格判断、気分尺度分析  メンタルヘルスケアに使われているエゴグラム(Egogram)、POMS(Profile of Mood States)の調査方法と考え方を理解し、個人の性格特性や気分状態を把握し改善する方法について学ぶ。 
6. インプロで積極性を身に着けよう (即興で傾聴力・対応力の養成)  台本や打ち合わせがなく、その瞬間に起こった状況を受け入れて演技が即興で作られていくことをインプロ(Improvisation)という。インプロスキルを修得することで、他人とのコミュニケーションや生活の仕方も必ず前に、良い方向に進んでいくことを学ぶ。   
7. 人間関係ストレスを減らすためのコミュニケーション強化法  心や身体に何かしらのストレス反応が出てきた場合は、自分の生活習慣や健康についてふり返る良いタイミングである。メンタルヘルス3つのRはRest、Recreation、Relaxであるが、神経言語プログラミング(NLP)によるコミュニケーション改善が重要であることを解説する。 
8. リーダーシップとストレス (なぜ、リーダーは苦悩するか)  グループワークやプロジェクト開発を活性化するには、リーダーシップの存在が不可欠である。リーダーシップの4つのスタイルを解説するとともに、コーチング・ルーティーン、エモーション・コントロール、グローイング・マインドのスキルアップからストレス対策を学ぶ。 
9. ヒトはなぜ夢を見るのか(明晰夢で悪夢がなくなる)  睡眠中のREM期に脳はしばしば夢を見ることがあるが、視床下部に少数存在するメラニン凝集ホルモン産生神経が多くの夢の記憶を消去していることが解明された。ストレスが原因で悪い夢を見ても「明晰夢」のコントロールで状態改善に役立つことを学ぶ。 
10. 現代の食生活の歪み (拒食症と過食症)  現在の食生活の歪みから起こる拒食症と過食症の発生メカニズムと因果関係を明確にするとともに、肥満に関与する様々な危険因子にどう対処すればよいかについて学ぶ。 
11. 高齢者の老化と認知症  高齢者への先入観を再認識し、老年期では流動性知識(図形弁別や図形構成)が次第に低下するが、結晶性知識(言語や社会的知識)は維持することを理解する。また、ボケの原因となる脳血管性認知症、アルツハイマー型認知症、パーキンソン病から認知症予防策について学ぶ。 
12. 老化・疾病と活性酸素 (どうしたら寿命が延びるか)  人間の寿命を決定する染色体両端のテロメアDNAの役割を理解するとともに、現代人の三大疾患が活性酸素と強く関係しており、血管・脳・心臓を老化しているメカニズムを学ぶ。また、活性酸素を減らす抗酸化物質ポリフェノールやセサミンが身近な食品から得られることを理解する。 
13. インフルエンザや新型コロナウイルスの怖さと感染防止対策  インフルエンザの流行がなぜ冬に起こるかを理解し、インフルエンザの感染経路や種類(A型、B型、C型)とその性質を学ぶ。また、インフルエンザと異なる感染拡大が起こる新型コロナウイルスの感染原因と防止対策について学ぶ。 
14. 汚染物質と人体への影響 (環境ホルモンの脅威)  環境ホルモンとして知られる外因性内分泌撹乱化学物質による人体への今後の影響を予測するとともに、衣食住の違いにおける環境ホルモンの検出量の度合いから、その対策について考える。 
15. シックハウス症候群の原因とその対策  新築・改築後の建物に住まう人間が、突然、めまい、吐き気、頭痛、平衡感覚の失調や呼吸器疾患など体調不良を感じる場合、シックハウス症候群が疑われる。シックハウス症候群の怖さは、日常生活において、危険だとは感じられない微量な化学物質に継続的にさらされることで発症し、気付かないままに症状が悪化することこと学ぶ。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 毎回サブノートを配布し、対応する。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
授業方法の形式
PowerPointおよびサブノートを利用した講義(対面授業) 
成績評価方法
成績は確認テストと課題レポートを50%、定期試験を50%として評価する。
WebClassによる全15回の確認テスト(100点換算)と定期試験(100点換算)との平均が60点以上の者を合格とする。なお、確認テストの提出がない場合、「欠席」として扱い、欠席回数が全体の1/3以上の場合は「欠格」として扱う。
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
確認テスト・課題レポート(50%):毎回の講義内容から理解度を確認する。
定期試験(50%):講義内容の基礎的五者択一問題60点、応用的説明問題40点で出題し、学修達成度を評価する。
出席は加点要素とはしないが、授業回数の3分の2に満たない場合は欠格とする。
なお、確認テスト等と定期試験の平均が60点となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
21世紀で人間が社会を快適かつ安全に生き抜くために必要な情報をこのカリキュラムに凝縮しました。受講者から「聴講して今後の生活に役立った」、「面白い授業だった」との声が多いようです。保健・医療・福祉関連の興味を持つ学生は、是非、受講して下さい。 
参考URL
1. 必要に応じて授業で案内する   
画像
ファイル
更新日時 2022/03/06 09:34


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