シラバス参照

科目名 エネルギー・流体工学特別演習・実験2B 
科目名(英字) Advanced Seminar and Experiments in Energy and Fluid Engineering ⅡB 
担当者氏名

鈴木 昌弘

対象研究科・専攻 理工学研究科交通機械工学専攻修士課程 
講義学期 後期 
単位数



準備学習・事後学習
毎回、授業内容に示された項目について、関係する文献等で予習しておくこと(2時間程度)。また、毎回復習を行い、授業内容をレポート用紙などにまとめ理解を確実なものにしておくこと(2時間程度)。レポートについては、授業内で解説を行う。 
授業の概要と目的
1964年の日本の東海新幹線開業に端を発した高速列車は その後フランス、ドイツをはじめとしたヨーロッパ各国や台湾、韓国、中国等に広まり運行されている。現在、列車の最高速度は300km/h以上になっており、さらなる高速化も計画されている。これは小型飛行機と同レベルかそれ以上のスピードであり、流体力学が重要となる。

 高速鉄道の流体問題に関連するテーマを設定し、既存研究の調査、課題選定、実験・解析手法、論文の執筆、発表方法等について学ぶ。

 本特別演習・実験では、修士論文充実のための知識や技術など、研究能力を修得する。また、下記の授業内容は、取り上げる課題を示したもので、各自の研究の中心となる課題については、重点的に取り上げる。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP3.4およびDP2に該当する。 
科目ナンバリングコード
GTT21102 
到達目標
修士論文に関する研究背景と目的を理解し、研究を遂行し、成果をまとめ発表することができる。 
授業内容
番号 【項目欄】 【内容欄】
1. 解析手法の検討  研究方法にふさわしい解析手法の検討を行う。 
2. 実験装置の検討  研目的の結果を得られるように、実験装置の検討を行う。 
3. 安全対策の検討  実験に伴う危険性を検討し、安全対策を講じる。 
4. データ解析方法の検討1  得られたデータの解析方法の検討を行う。 
5. データ解析方法の検討2  得られたデータの解析方法の検討を行う。 
6. 研究の進捗状況の報告と討論1  研究の進捗状況の報告を行い、それに関して討論する。 
7. 研究方法の再検討  前回の討論結果を参考にして、研究方法の再検討を行う。 
8. 実験装置、解析手法の再検討  再検討した研究方法に沿って、実験装置、解析手法の再検討を行う。 
9. 研究の進捗状況の報告と討論2  再検討した研究方法により得られた結果について報告し、それに関して討論する。 
10. 論文の構成案作成  論文の構成案を作成する。 
11. 論文の構成の検討  作成した構成案について検討する。 
12. 論文の執筆  論文の執筆を行う。 
13. 論文の推敲  執筆した論文の推敲を行う。 
14. プレゼンテーション方法の検討  発表会に向けてプレゼンテーション方法の検討を行う。 
15. 研究成果の発表  発表会において研究成果の発表を行う。 
授業方法の形式
講義と演習、ゼミナール形式(対面授業) 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
レポート、プレゼンテーションおよびディスカッションの100%で評価する。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
その他(履修条件・関連科目など)
流体工学、流体システム特論I、II、エネルギー・流体工学特別演習・実験1A,1B,2A 
テキスト
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特に指定しない。     
参考資料文献等
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1.  鉄道総研報告 (http://www.rtri.or.jp/infoce/rtrirep_J.htmlに全文PDFあり)    (財)鉄道総合技術研究所 
2. Journal of Mechanical Systems for Transportation and Logistics    日本機械学会 
3. 日本機械学会論文集B編    日本機械学会 
4. ながれ    日本流体力学会 
5. Journal of Railway and Rapid Transit    Institution of Mechanical Engineers 
参考URL
画像
ファイル
更新日付 2024/01/26 13:15


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