シラバス参照

科目名 ラボラトリー・セミナー 
担当者氏名

ABRAHA PETROS

池本 有助

大島 成通

來海 博央

久保 貴

清水 憲一

塚田 敦史

中西 淳

成田 浩久

古川 裕之

松田 淳

松原 剛

横田 紘季

吉川 泰晴

川村 洋介

全開講対象学科 理工学部機械工学科・機械システム工学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-共通 
備考  



準備学習・事後学習
予習として,事前に配布する機械工学科の各研究室の研究内容が書かれたプリント(卒研シラバス別冊版)を熟読し,各回の授業に備えておくこと.

復習として,毎回の講義内容をノートなどにまとめ,担当者の出題する課題を提出すること.

毎回,講義時間以上の自学自習が求められる. 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題についての質問等は,各担当教員が個別に対応する. 
履修上の留意
これまで学習してきた機械工学科の各講義科目の内容が,各研究室の研究内容とどのように関わっているのかを照らし合わせて考えていくこと. 
授業の概要と目的
本講義では,機械工学を構成する4分野の研究室を講義回数で回り,各分野の歴史や哲学,最先端技術や研究について説明を行う.また各教員の研究室理念,研究内容,指導方針を紹介するなどして,履修してきた機械工学関連科目の重要性の認識,今後目指す分野への視野の拡大と意識付け,設計技術者としての素養を深める.さらに追加講義として,就職活動に向けたキャリア教育などを適宜行うことにより,機械技術者としての自覚を啓発し,将来の活躍への足がかりを築くことを目的とする. 
アクティブ・ラーニング
特になし 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP3・4およびDP2・3に該当する 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
TM31509 
サブタイトル
機械工学の各分野に関する歴史や哲学,最先端技術および研究の説明,各研究室の紹介を行うセミナー 
到達目標
機械工学の各分野における現状と,それが地球環境や社会に及ぼす影響を理解することにより,将来進むべき機械技術者としての道筋を描くことができる 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 材料・強度 1  (來海)①研究室の概要と社会との関わり,②材料特性の評価に関する実験やシミュレーションの研究テーマとその内容の紹介,③今後の進路 について議論する.(レベル:上記内容を理解できる) 
2. 材料・強度 2  (清水)研究室の概要,研究テーマについて概説し,金属の材料強度の重要性と最新の研究成果について紹介する.(レベル:上記内容を理解できる) 
3. 材料・強度 3  (松原)①企業の製品開発における構造強度の必要性と技術開発について説明を行う.②研究室理念,研究内容,指導方針を紹介する。③企業の採用や配属についての企業側の考えを紹介する.(レベル:上記内容を理解できる) 
4. 運動力学・制御 1  (横田)医工学分野の概要を説明し,機械力学と解剖学との融合領域研究について紹介する.また,人体の力学モデリングや運動計測技術について概説する.(レベル:上記内容を理解できる) 
5. 運動力学・制御 2  (大島)主に,生体の視覚情報処理について,盲点の不思議・三次元空間の復元(推測)にスポット当て講義を行う.また,研究室で行っているスポーツ工学の概要について説明する.(レベル:上記内容を理解できる) 
6. 運動力学・制御 3  (池本)身体性を積極的に活用したロボットに関する研究を紹介する.また,ロボット研究における一プロセスとしてラピッド・プロトタイピングのフローを説明する.(レベル:上記内容を理解できる) 
7. 運動力学・制御 4  (中西)ロボティクス分野の概要を紹介し,ロボットの運動制御,知能化,最近の動向について説明する.また,研究テーマの概要について紹介する.(レベル:上記内容を理解できる) 
8. 熱・流体 1(流1)  (古川)流体システム分野の概要を紹介し,その中における古川ゼミの位置づけを説明する.また,現在取り組んでいる研究の紹介と,研究室の設備の紹介を行う.(レベル:上記内容を理解できる) 
9. 熱・流体 2(流2)  (久保)身の回りに見られる流れと関連づけながら研究内容を紹介し,実際にカルマン渦列などの流れの可視化や流速の測定を行う. (レベル:上記内容を理解できる) 
10. 熱・流体 3(熱1)  (川村)エアコンなどの冷凍空調機器に関する効率改善技術開発に対して,機器が抱える課題とその解決手段について当研究室での研究事例を交えて紹介する.(レベル:上記内容を理解できる.) 
11. 熱・流体 4(熱2)  (松田)松田研究室で取り組んでいる研究課題や課題解決のためのアプローチ方法等について紹介する.併せて熱流体現象の計測手法についての紹介も行う. (レベル:上記内容を理解できる) 
12. 設計・生産 1  (アブラハ)製品の寿命に左右される表面改質に焦点を当てた研究テーマについて説明し,それに関連する研究室のプラズマ装置を紹介する.(レベル:上記内容を理解できる) 
13. 設計・生産 2  (成田)研究室の概要,研究テーマについて解説し,切削加工の最新の研究成果について紹介する.(レベル:上記内容を理解できる) 
14. 設計・生産 3  (吉川)研究室の概要と,ものづくりに必要な加工に関する研究テーマを紹介し,その位置づけを解説する.(レベル:上記内容を理解できる) 
15. 設計・生産 4  (塚田)福祉機器 などリハビリテーション工学に関する設計問題,人の視覚からみた人工物を設計する際の課題についての研究の概要を紹介する.(レベル:上記内容を理解できる) 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特に指定しない     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特に指定しない     
授業方法の形式
輪講 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
レポート100%で評価する.

各研究室で行われる討論または発表の内容,さらには課されるレポートにより総合的に評価する.なお,適宜行われる追加講義(キャリア教育:「機械技術者としての自覚」)に関するレポートなども加えて判断することがある.各研究室およびキャリア教育の評価点の平均で60点以上を合格とする. 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
ラボラトリーセミナーでは,機械工学の歴史や哲学,最先端技術や研究について説明する.また各教員の研究室の理念や研究内容,研究哲学なども話され,講義では知り得ない事や教員の人となりなどに触れる絶好の機会である.本講義は輪講形式で行われるため積極的に議論に参加し,機械・機械工学に対する様々な考え方に触れ,設計技術者としての素養を深める.また,機械工学に対する幅広い視野と目指してみたい分野についての意識を持つように取り組むこと. 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2024/02/28 10:15


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