シラバス参照

科目名 学習・言語心理学(旧カリ名称:学習心理学) 
担当者氏名

神谷 俊次

全開講対象学科 人間学部人間学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-心理系 
備考  



準備学習・事後学習
毎回の学習内容に関連する印刷教材を「Web Class」に掲載するので,事前に閲覧しておくこと。当日のキーワードに関して,参考図書や心理学辞典を利用して調べておくこと。毎授業後に実施する小レポートは,その日の講義内容の中核的なテーマに関する理解度を確認するものなので,小レポートの問に関する事柄を中心に復習しておくこと。毎回,講義時間の2倍の自学自習をすること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
授業で使用する印刷資料や参考資料などは,名城大学統合ポータルサイト内のWeb Classに掲載するので予習や復習に活用すること。なお,質問の受付や各種の連絡に関してもWeb Classを利用する。小レポートの作成に当たっては,はじめにグループディスカッションを行い,その後,各自の見解をまとめる。小レポートに関するコメントについては次回の講義の冒頭で行う。 
授業の概要と目的
本科目はCP2およびDP2、DP3に位置する。人間が適応的に生きていくためには,さまざまな知識や技能を習得することが必要である。学習・言語心理学は,このような学習(経験によって行動が変容する過程)に焦点をあてる心理学である。本講義では,学習の基本的メカニズムについて古典的研究から最新の認知的学習理論まで概説する。また,学習に関連するいくつかのトピックを取り上げて学習のメカニズムやプロセスを学ぶことを目的とする。(科目ナンバリングコード:HH21103) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
学習のプロセスとメカニズム 
到達目標
1. 人間の学習に関する代表的な理論を説明できる。 2. 心理学の基礎を築いた代表的な理論と,現在の心理学の関係を説明できる。 3. 人間のさまざまな日常的行動を学習理論から説明できる。 4.言語習得過程を説明できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 学習とは  学習心理学の心理学における位置づけを理解し,学習の意味や意義を学ぶ。
 キーワード:意識心理学,学習心理学,言語心理学,行動主義,認知心理学 
2. 初期学習  人間や動物の発達初期に見られる学習経験の影響を理解する。
 キーワード:遺伝と環境,初期経験,刻印づけ,知覚能力,野生児,動物の性行動 
3. 学習理論  学習に関する2つの捉え方を学ぶ。
 キーワード:連合説,認知説,認知革命,言語習得(スキナー対チョムスキー) 
4. 古典的条件づけ  古典的条件づけの特徴を理解する。
 キーワード:条件反射,ワトソン,古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ),高次条件づけ,般化と弁別,強化と接近,S-S説とS-R説 
5. 道具的条件づけ  道具的条件づけを理解し,2種類の条件づけ(古典的条件づけと道具的条件づけ)の違いを理解する。
 キーワード:スキナー,道具的条件づけ(オペラント条件づけ),強化スケジュール,シェーピング 
6. 認知的学習論  学習に関する認知説を理解し,行動主義(連合説)との違いを学ぶ。
 キーワード:条件づけの限界,ガルシア効果,情報処理的アプローチ,記憶システム,連合説と認知説,バグ分析 
7. 観察学習  直接経験によらない学習(行動の変容)を理解する。
 キーワード:社会的学習,観察学習,モデリング,直接強化と代理強化 
8. 技の学習  知識の学習と技能の学習の違いを考える。
 キーワード:知覚運動学習,技能学習の上達過程,手続き的知識表現,熟達化 
9. 熟達化とメタ認知  学習効率がよくなる背景を理解する。
 キーワード:学習方略,学習の転移,熟達化,メタ認知 
10. 学習意欲  学習の背後にある生体の内的状態としての動機づけを理解する。
 キーワード:動機づけ,原因帰属,効力感と無力感 
11. 言語の研究  言語の役割について学ぶ。
 キーワード:言語の基盤,言語理論,言語機能,言語と思考,語用論 
12. 言語の習得  言語発達の過程について学ぶ。
 キーワード:喃語,一語発話,二語発話,語彙の獲得 
13. 第二言語の習得  母語以外の言語習得の特徴について学ぶ。
 キーワード:バイリンガル,外国語の習得過程,言語発達の臨界期 
14. 言語の障害  学齢期を中心とした言語の障害について学ぶ。
 キーワード:学習障害,構音障害,吃音症,場面緘黙,失語症 
15. 学習と適応  これまでの講義内容を総括し,学習とは何か,学習の意義は何かについて理解を深める。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 指定しない     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 学習・言語心理学  楠見孝  遠見書房 
2. 学習・言語心理学  郷式・西垣  ミネルヴァ書房 
3. 学習心理学の最先端:学びのしくみを科学する  多鹿秀継  あいり出版 
授業方法の形式
講義(対面授業) 
成績評価方法
毎回の授業後に実施する講義内容に関するレポート(60%)と定期テスト(40%)により評価する。 3分の1以上欠席した場合は欠格とする。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
学習・言語心理学と知覚・認知心理学は,密接なかかわりがあります。心理学の教科書によっては,扱っている内容が重なっていることも多いのですが,本講義では,心理学の学習に関する古典的理論を学び,現在の心理学の諸領域との関連を学んでもらいたいと考えています。知覚・認知心理学をあわせて履修することを推奨します。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/01/30 14:36


PAGE TOP