シラバス参照

科目名 植物病理学 
担当者氏名

荒川 征夫

全開講対象学科 農学部生物資源学科
年次 2年次 
クラス A・B 
講義学期 後期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群必修 
備考  



準備学習・事後学習
1年次開講の微生物学を復習した上で、上位年次開講の農業環境微生物学・農薬学・植物感染制御学等の応用的内容の理解に備えるようにする。配布プリントの穴埋め箇所を中心に、専門用語等を正確に理解・使用できるよう毎回、講義時間の2倍の自主学習をすること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
受講に必要あるいは参考となる既習科目または関連科目:微生物学、農業環境微生物学、農薬学、植物感染制御学 
授業の概要と目的
微生物の感染が原因となる植物の様々な病気を題材に、微生物分類、発病に関わる植物-微生物間の相互作用(病原性と抵抗性)、病気の伝染の仕組みなどを理解する。本科目はDP2生物保護、CP2に位置する。

(科目ナンバリングコード:AA21401) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
植物の病気の原因をつきとめ、発生や伝染経路を明らかにし、発病の仕組みを解明し、病気の対策を確立する。 
到達目標
卒業後の関連分野(植物防疫官・農業試験場・病害虫防除所などの公務員、防除薬剤の製薬・流通会社、種苗会社、公設・私設の衛生検査機関、大学院等)で求められる専門知識や技術体系を総合的に深く学ぶ。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 植物病理学とは  植物病害の発生が人類史に与えた影響、現代の収穫における損失率等を概説したうえで、現代士社会における当該学問分野の意義・役割について説明する。(GAP関連項目) 
2. 植物の病気と原因  植物の病気の定義、病気の原因、病気の成立要因などについて解説する。(GAP関連項目) 
3. 感染と発病  病原体が植物に侵入し、栄養を取って生活できるようになるまでの過程・要因・条件等について解説する。 
4. 真核生物ドメイン(プロトゾア界・クロミスタ界・菌界)の微生物を原因とする植物の病気1  プロトゾア界・クロミスタ界に属する微生物による植物の病気を題材に、それらの生活・増殖様式や植物に与える被害の特徴を解説する。 
5. 真核生物ドメイン(プロトゾア界・クロミスタ界・菌界)の微生物を原因とする植物の病気2  菌界に属する微生物(主に子のう菌門)による植物の病気を題材に、それらの生活・増殖様式や植物に与える被害の特徴を解説する。 
6. 真核生物ドメイン(プロトゾア界・クロミスタ界・菌界)の微生物を原因とする植物の病気3  菌界に属する微生物(主に不完全菌類と担子菌門)による植物の病気を題材に、それらの生活・増殖様式や植物に与える被害の特徴を解説する。 
7. 原核生物による植物の病気1  原核生物(細菌)による植物の病気を題材に、病原細菌の生活・増殖様式や植物に与える被害の特徴を解説する。 
8. 原核生物による植物の病気2  原核生物(細菌)による植物の病気を題材に、病原細菌の植物に対する感染機構を解説する。 
9. ウイルス・ウイロイドによる植物の病気1  ウイルス(ウイロイドを含む)による植物の病気を題材に、ウイルスの分類・増殖様式や感染と宿主応答を解説する。 
10. ウイルス・ウイロイドによる植物の病気2  ウイルス(ウイロイドを含む)による植物の病気を題材に、ウイルスの伝搬・診断と同定技術について解説する。 
11. 線虫・寄生植物による植物の病気および生理障害  線虫・寄生植物その他による植物の病気を題材に、それらの生活・増殖様式や植物に与える被害の特徴、あわせて植物が示す生理的な障害について解説する。 
12. 病原性と抵抗性1  植物病原体が示す宿主に対する寄生性の特異性(病原体の種-植物種レベル・病原体レース-植物品種レベル)について、現象論と解釈について解説する。 
13. 病原性と抵抗性2  植物が示す病原体に対する様々な抵抗性について静的抵抗性と動的抵抗性に区別し解説する。 
14. 病原性と抵抗性3  病原体が示す宿主植物に対する様々な病原性因子について、具体例とその分子機構について解説する。 
15. 授業のまとめ  これまでの授業で学んだことについて、総括を行う 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 新植物病理学概論  白石友紀 他編  養賢堂 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 随時紹介     
授業方法の形式
配布プリントをもとにした講義および定期試験 
成績評価方法
出席日数が授業日数の3分の2を超えていることを原則とし、定期試験の点数を100%として評価する。授業開始後20分以降の入室は遅刻とし、2回の遅刻を1回欠席として加算する。出席記録がありながら教室に不在が発覚した場合は、3回欠席とする。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
1年時開講の微生物学(選択科目)を充分に理解した上で履修して下さい。講義中の積極的な質問・意見を歓迎する。ただし私語は慎んで頂きたい。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/01/30 14:15


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