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科目名 環境化学基礎 
担当者氏名

大浦 健

村野 宏達

全開講対象学科 農学部生物環境科学科
年次 1年次 
クラス
講義学期 通年 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群必修 
備考  



準備学習・事後学習
各自、指定テキストの該当箇所を読んでおくこと。講義で理解が足りなかった点は復習すること。毎回,講義時間の2倍の自学自習をすること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
本講義は、2年次以降の専門科目の講義内容を理解や卒業研究を行うために必要な基礎的知識を習得することを目的とする。環境問題を化学的視点で捉えるための基礎を講義するため、高等学校で学習した化学の内容を十分に復習しておくこと。テキスト・参考文献などを用いて復習し、各講義の内容の理解に努めるとともに、新聞などで報じられている環境問題を化学的視点で捉えられるように努めること。 
授業の概要と目的
我々は、温暖化・環境汚染・酸性雨・生態毒性など解決すべき多くの環境問題を抱えている。これらの環境問題を解決するためには、その本質を理解することが欠かせない。これらの環境問題はどのようにして起きているのだろうか。その本質の基本は、物質の物理化学的・生物化学的原理にあると言って良いだろう。本講義では、これらの環境問題を化学的に理解し、DP2に相当する農学に関する問題解決能力に資する基礎的知見を習得することを目的とする。また、本科目は倫理教育に該当しない。本科目はDP2、CP2に該当する。(科目ナンバリングコード:AE11103) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
環境問題を化学の視点で捉える基礎を習得する 
到達目標
本学科の多くの研究室で取り組んでいる環境問題を理解し、解決するための研究に必要な、環境問題を化学的視点で捉えるための基礎的知識を習得する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 化学の基礎知識(大浦)  環境科学における化学の位置づけと基本的な化学の考え方 
2. 無機化学1(村野)  周期表と元素、遷移元素 
3. 無機化学2(村野)  配位子、錯体 
4. 化学量論(大浦)  物質の状態、物質の量、濃度計算 
5. 化学反応(大浦)  酸化還元 
6. 化学平衡(大浦)  化学平衡の原理、酸‐塩基平衡、pHの求め方 
7. 化学反応の基礎1(村野)  エネルギーとその変化 
8. 化学反応の基礎2(村野)  物理変化・化学変化に伴うエンタルピー 
9. 中間とりまとめ(大浦)  これまでの講義内容を復習し解説する 
10. 有機化学1(大浦)  化学結合、分子間力、結合の分極 
11. 気体‐その性質と振舞い(1)(村野)  気体の法則(ボイルの法則、シャルルの法則、アボガドロの法則、理想気体の法則)、気体の化学量論 
12. 気体‐その性質と振舞い(2)(村野)  分圧とドルトンの法則、気体の分子運動論、実在気体の振る舞い 
13. 有機化学2(大浦)  求核置換反応、脱離反応 
14. 有機化学3(大浦)  求電子置換反応、求電子付加反応、求核付加反応 
15. 熱力学 エントロピー、自由エネルギーおよび平衡1(村野)  化学反応とエンタルピー・エントロピー 
16. 熱力学 エントロピー、自由エネルギーおよび平衡2(村野)  化学反応とギブズの自由エネルギー 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. マクマリー 一般化学(上)  McMurry・Fay 著 萩野・山本・大野 訳  東京化学同人 
2. マクマリー 一般化学(下)  McMurry・Fay 著 萩野・山本・大野 訳  東京化学同人 
3. ハート 基礎有機化学  H.ハート 著  培風館 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 一般化学(三訂版)  長島・冨田 著  裳華房 
2. ブラディ 一般化学(上)  Brady・Humiston 著 若山・一国・大島 訳  東京化学同人 
3. ブラディ 一般化学(下)  Brady・Humiston 著 若山・一国・大島 訳  東京化学同人 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法
宿題ならびにプレテスト・中間試験、宿題など(40%):各講義内容の理解度を確認します。
定期試験(60%):講義内容の基礎的事項および応用的思考で総合的に評価します。
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要です。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
今日、解決すべき環境問題は、化学・物理・生物学が複合的に絡み合ったもので、ミクロレベルの現象がマクロレベルで発現しています。これらの問題を総合的に捉え、個々人の興味のある専門分野の知識を組み合わせ、環境問題をより深く理解するとともに、その解決方法を考察する一助となれば幸いです。 
参考URL
画像
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更新日時 2021/02/27 16:03


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