シラバス参照

科目名 民法特殊研究1 
科目名(英字) Topics in Civil Law Ⅰ 
担当者氏名

野口 大作

対象研究科・専攻 法学研究科法律学専攻博士後期課程 
講義学期 前期 
単位数



準備学習・事後学習
発表者は、レジュメを作成し、院生に配布して発表してください。発表者以外は、事前に予習した上で授業に臨み、発表者に質問、議論できるように準備してください。課題・レポートに関しては、講義中に解説を行い、適宜質問を受け付けます。

大学院研究科便覧に基づき全体として授業時間の2倍程度の事前・事後学習が必要です。 
授業の概要と目的
民法の分野の中で、総則を対象として、その専門知識を応用できる能力を身に付けるとともに、他の分野との関連などについても体系的に学習します。その際、院生に判例や学説等に関する研究を発表する機会を与えます。これらの学習・研究によって、院生が民事法における諸問題について深く洞察し、解決できる応用能力を養います。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP1およびDP2に該当する。 
科目ナンバリングコード
到達目標
高度な法務職業人及び研究者を育成し、民法分野における専門知識及び法的思考を深める。 
授業内容
番号 【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  民法の全体像・体系について講義します。 
2. 民法の基本原理  信義誠実の原則、権利濫用禁止の法理について講義します。 
3. 自然人  制限行為能力者に関する報告と議論を行います。 
4. 法人  法人に関する報告と議論を行います。 
5. 法律行為1  法律行為の全体像について講義します。 
6. 法律行為2  公序良俗違反に関する報告と議論を行います。 
7. 法律行為3  強行法規違反に関する報告と議論を行います。 
8. 意思表示1  心裡留保・虚偽表示に関する報告と議論を行います。 
9. 意思表示2  錯誤に関する報告と議論を行います。 
10. 意思表示3  錯誤に関する報告と議論を行います。 
11. 意思表示4  詐欺・強迫に関する報告と議論を行います。 
12. 代理1  表見代理に関する報告と議論を行います。 
13. 代理2  無権代理人の責任に関する報告と議論を行います。 
14. 時効1  消滅時効に関する報告と議論を行います。 
15. 時効2  除斥期間に関する報告と議論を行います。 
授業方法の形式
演習 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
レジュメによる発表70%、議論30%で評価します。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要です。 
その他(履修条件・関連科目など)
他の民法講義科目も受講して下さい。 
テキスト
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 民法総則(改題補訂版)  髙森八四郎  法律文化社 
2. 民法判例百選Ⅰ総則・物権(第8版)  潮見佳男=道垣内弘人編  有斐閣 
参考資料文献等
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 民法総則〔改訂版〕スタンダール民法シリーズⅠ  柳勝司・堀田泰司編  嵯峨野書院 
2. 民法総則〔第9版〕  四宮和夫・能見善久  弘文堂 
3. 民法判例集 総則・物権〔第2版〕  内田貴・山田誠一・大村敦志・森田宏樹  有斐閣 
4. 判例講義 民法Ⅰ総則・物権〔補訂版〕  奥田昌道・安永正昭・池田真朗  悠々社 
参考URL
画像
ファイル
更新日付 2023/02/16 15:49


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