準備学習・事後学習
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実習先の博物館の概要、特徴などを調べておく。学芸員の仕事について理解するために必要な情報の収集と理解を行っておく。各授業ごとに、事前学習と事後学習を合わせて4時間程度行うこと。
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課題・定期試験に対するフィードバック
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実習については、博物館実習報告会で振り返りを行う際に指導する。その他、必要に応じて適宜メールやzoomで相談・質問に対応する。
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履修上の留意
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実際に博物館や博物館相当施設などで5日間の実習を行う。博物館実習2(館務実習)に参加するには、「博物館実習2・3」以外のすべての博物館に関する科目を修得していることが必要。館務実習は博物館の特別なご厚意により実施され、学芸員の皆さんの貴重な時間と労力を割いていただき指導を受けるので、謙虚で真摯な態度で社会の一員として、責任ある行動をとるように心がけること。なお、実費経費が発生する場合は、実習生本人が必要金額を支払うこと。
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授業の概要と目的
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博物館の下記の実務を体験することにより、学芸員の業務を中心に博物館の業務の多様性を認識する。 1) 学芸業務の実際(展示作業、資料整理、教育普及事業の実施、調査の実施、広報活動等の業務を補助する。) 2) 資料の受け入れから展示活用まで(業務の流れに即して、具体的な実務を体験する。) 3) 館の施設設備と学芸業務以外の実務(受付、監視、保守点検、博物館ボランティアが行っている活動等を体験する。)具体的には、博物館における実際の業務を経験し、学芸員の職務に関わる実務的知識と技術を習得する。実習日誌を毎日記載し、実習指導者の承認印を得る。実習態度、学芸員としての適格性を総括し、ABCDの判定と講評を得る。学芸員資格取得の最終段階として、実際の博物館で利業務を体験することを目的とする。
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アクティブ・ラーニング
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展示実習、来館者対応等に積極的に取り組んでいただきます。
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該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
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実務経験と授業内容の関係
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科目ナンバリングコード
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サブタイトル
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到達目標
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博物館に関する基礎知識、資料の取り扱い・整理能力、研究能力、言葉遣いや態度にわたる体感的理解を行い、博物館の学芸員がいかにいかに大変な業務かを理解できる。
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授業計画
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【項目欄】
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【内容欄】
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1.
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事前指導
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上級生の博物館実習の体験談を聞き、実習の大変さを理解する。博物館実習に臨むにあたり、基本的なモラルとマナーを学ぶ。
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2.
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オリエンテーション
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実習先博物館で実習のオリエンテーションを行う。 実習の目的,日程,博物館の概要説明などを聞く。
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3.
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館務実習1
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利用者動線、バックヤード、空調、セキュリティー、バリアフリー等
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4.
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館務実習2
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博物館資料の種類、価値基準等を学ぶ。
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5.
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館務実習3
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博物館資料の種類別の取り扱い方法の基本を学び、実習する。
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6.
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館務実習4
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展示の考え方、展示方法等を学び、実習する。
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7.
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館務実習5
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博物館の重要な機能である教育普及活動の考え方や活動内容を理解する。
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8.
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まとめ・事後指導
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これまで学んだことについて、総括を行う。 大学で学芸員課程の下級生に対し,実習の成果を発表し、博物館実習報告集を作成する。
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テキスト
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参考文献
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授業方法の形式
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授業の実施方法
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成績評価方法
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館務実習における参加の記録(実習簿、作品等)及び実習前後の面談、実習報告、補充学習等を総合的に評価する。(100%)
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成績評価基準
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C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。
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受講生へのメッセージ
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博物館は、市民の自学自習を支える生涯学習の拠点施設です。自分自身の興味関心に応じて、少しでも多くの博物館を訪問して自分なりの博物館像を形成していって欲しいです。博物館側は博物館実習の受け入れが大変な重荷になっています。しかもボランティアで引き受けてくれています。皆さんはそのことを十分に考え、精一杯実習を受講し、先方に失礼のないように振る舞ってください。名城大学の看板を背負う覚悟で実習に取り組んでください。
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参考URL
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画像
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ファイル
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更新日時
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2024/02/15 16:40
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