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科目名 生命科学の技術 
担当者氏名

上船 雅義

鈴木 康生

塚越 啓央

津呂 正人

森上 敦

荒川 征夫

平野 達也

黒川 裕介

寺田 理枝

全開講対象学科 農学部生物資源学科
年次 2年次 
クラス A・B 
講義学期 前期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群必修 
備考  



準備学習・事後学習
本講義で学習した内容を生物資源学実験に活かすことができるように, プリントや参考文献によって知識をしっかりと習得しておくこと. そのため毎週,講義時間の2倍の自主学習をすること.小テストについては採点,返却の場合もあるので, 参考にすること. 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
本講義の内容を正しく充分に理解することによって, 特に生物資源学実験, 各専攻実験ならびに卒業研究を効果的に遂行することができる. そのため,全ての講義内容は, 今後の実験実習で実際に行うことをしっかりと念頭に置いて講義を受けること. 
授業の概要と目的
本講義では, 生物資源学実験および各専攻実験を行う上で理解しておくべき共通の基礎知識を, 演習も取り入れながら学習する. 具体的には, 生命科学に関するデータの解析方法, さらに基本的な生物の観察手法や分離分析実験および分子生物学実験の原理と方法について, 最新の研究手法と併せて解説する. それらを通じて,生物資源学実験や各専攻実験の内容をよりよく把握できるようにすることを目的とする.本科目はDP2およびCP2に位置する.
(科目ナンバリングコード:AA21116) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
生命科学的実験を行う上で理解しておくべき共通の基礎知識を習得する講義 
到達目標
生命科学におけるデータ解析の手法と表現方法を習得している. また,生物資源学分野での研究において必要となる基本的な生物観察や分離分析, 生化学・分子生物学的解析に関する原理と方法を理解している. 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 試薬の調整法1 (鈴木康)  化学式が意味すること,分子量,モル,規定度などの物質の単位を解説するとともに,例題を解く. (電卓が必要) 
2. 試薬の調整法2 (鈴木康)  水素イオン濃度の原理と計算法,pH計の原理と利用法及び緩衝液について, 演習を交えて解説する.(関数電卓が必要) 
3. 生物の観察法1(データの種類と整理)(上船)  データの種類、代表値,分散,標準偏差,標準誤差などデータを第三者に示す手法について計算式も用いながら解説する.(電卓が必要) 
4. 生物の観察法2 (2群間の比較)(上船)  2群間のデータに差があるかどうかを評価するための解析について計算式を用いながら解説する.(電卓が必要) 
5. 生物の観察法3 (2つのデータの関係評価)(上船)  2つの数値データの関係を評価するための解析について計算式を用いながら解説する.(電卓が必要) 
6. 生物の観察法4 (顕微鏡を使った観察)(荒川)  光学顕微鏡と電子顕微鏡の仕組みや用途を解説する.光顕観察時に重要となる対物レンズの開口数と媒質屈折率に基づく分解能の理論と算出法を理解する.さらに薄層切片を利用した組織断面の観察法,各種蛍光標識を利用した細胞内分子の特異的検出法や電顕(SEMやTEM)観察像などを実例とともに紹介する. 
7. 生物の観察法5(黒川)  イネを中心とした作物の収量構成要素および収量構成要素の改良に繋がる解析手法を紹介する. 
8. 微生物の取り扱い(培養と滅菌)(荒川)  栽培・食品・医療・環境など、あらゆる分野で利用あるいはその混入が弊害となる微生物について,その管理・制御時に重要となる各種技術の理論と実例を解説する.実験器具を含むオートクレーブ滅菌法,微生物の検出定量法,化学的・物理的抗菌因子などについて理論と実例を解説する. 
9. 分光光度法(津呂)  光の波長と物質,吸光度と物質の濃度との関係について解説する.分光光度計の原理と利用法について解説する.(関数電卓が必要) 
10. 物質の分離1 (極性による分離)(津呂)  物質の極性とその分離法について解説する.クロマトグラフィーの原理についても解説する. 
11. 物質の分離2(タンパク質)(平野)  生体試料からタンパク質を抽出する方法と注意点、ならびに抽出したタンパク質の機能を解析する方法を解説する. 
12. 物質の分離3 (電気泳動と精製)(森上)  タンパク質の分離・精製法の基本およびその利用法について解説する. 
13. 核酸(DNAとRNA)の増幅法(塚越)  PCRの原理や逆転写に関する内容を実例とともに解説する. 
14. 遺伝子の組換え1 (寺田)  原核生物の遺伝子組換え法と組換え細胞の選抜確認方法について解説する. 
15. 遺伝子の組換え2 (寺田)  真核生物(植物)の遺伝子組換え法および組換え植物の選抜確認法について解説する. 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 適宜プリントを配布する     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「エッセンシャル細胞生物学 」  中村桂子ら訳  南江堂 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法
定期試験を100点満点として評価する(100%).
授業回数の2/3以上の出席に満たない場合は欠格とする.
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
この学科で行われる講義の内容と学生実験のつながりが見えるようにしたい. 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/02/27 16:02


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