シラバス参照

科目名 細胞分子生物学 
担当者氏名

田村 廣人

全開講対象学科 農学部生物環境科学科
年次 3年次 
クラス E・F 
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群選択 
備考  



準備学習・事後学習
授業中に専門用語について質問しますので、テキストをもとに、次回の授業範囲を1.5時間予習し、専門用語の意味等を理解しておいてください。受講生へのフィードバックとして、毎回授業の最初に前回の内容を深く理解するための質問タイムを実施しますので、前回の授業内容を2.5時間復習し、疑問点を整理しておいて下さい。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
新聞・科学雑誌等で日頃から医療や機能性食品等に関し、生体と化学物質との反応についてする情報をまとめておいてください。
生物環境科学科I程度の有機化学の知識が必要である.
受講生への授業妨害(私語.遅刻,携帯電話等)で注意を受けた学生は定期試験の欠格となります. 
授業の概要と目的
生体反応を阻害すると毒性が発現します.それはどうしてでしょうか?本講義では1)化学物質と個体との相互作用(毒性現象)、2)化学物質と細胞内での相互作用(酵素反応等)、3)化学物質と核との相互作用(情報伝達系)を有機化学の視点から理解することを目的としている。まず、化学物質の毒性の評価法について概説し、その意味を理解します。次に、有機化学の基礎知識をベースに,生命現象の基本反応である解糖系を解説し、有機化学的観点から理解します。最後に、細胞外の情報がどのようにして細胞内に伝達されるのかを、ホルモンを例として解説します。本科目は、DP2およびCP2に該当します。
(科目ナンバリングコード:AE31407) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
環境毒物学 
到達目標
合成化学物質の安全性を正しく理解し,科学的データを基にした思考・判断力を使用できる。それらをもとに、化学物質に関する新聞・テレビ等で報道される内容を正しく理解できることを達成目標とする。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 化学物質と個体との相互作用(1)  化学物質が個体レベルで発現する作用(毒性)の評価法である哺乳動物の短期毒性試験について解説します。 
2. 化学物質と個体との相互作用(2)  化学物質が個体レベルで発現する作用(毒性)の評価法である哺乳動物の長期毒性試験について概説し、一日摂取許容量・急性参照用量等の毒性基準の設定法について解説します。 
3. 化学物質と細胞内での相互作用(1)  酵素と基質の反応において有機化学的視点から理解するために分子認識に必要な結合について解説します。 
4. 化学物質と細胞内での相互作用(2)  生体内反応に必要な化学結合、特に、4つの非共有結合について解説します。 
5. 化学物質と細胞内での相互作用(3)  酵素と基質の認識及び反応はどのようにして決まるのかを解説します。 
6. 化学物質と細胞内での相互作用(4)ー解糖系1-  解糖系は、6炭糖を2分子の3炭糖に文字通り「解糖」しています。まず、解糖系の前半(フルクトース1,6-ビスリン酸まで)を有機化学的に解説します。 
7. 化学物質と細胞内での相互作用(5)ー解糖系2-  解糖系の後半(3単糖の生成)を有機化学的に解説します。 
8. 化学物質と細胞内での相互作用(6)ー解糖系3-  解糖系のエネルギー生産過程であるGAPからピルビン酸までの反応メカニズムについて解説します。 
9. 化学物質と核との相互作用(1)-情報伝達系-  細胞外の情報がどの様にして細胞内そして核に伝達されるのかをシグナル伝達機構をもとに簡潔に解説します。 
10. 化学物質と核との相互作用(2)-染色体の構造-  転写制御機構を理解するために、まず、染色体の構造について解説します。 
11. 化学物質と核との相互作用(3)-転写制御機構-  細胞外の情報伝達物質とそれに対応する情報伝達系と転写制御機構を理解するため、まず、転写の基本的な機構について解説します。 
12. 化学物質と核との相互作用(4)-生殖様式-  シグナル伝達物質としての性ホルモンが情報伝達の結果である生殖について、まず、個体レベルの反応(生殖様式)について解説します。 
13. 化学物質と核との相互作用(5)-ステロイドホルモン-  ステロイドホルモンを介した情報伝達系について解説します。 
14. 化学物質と核との相互作用(6)-外因性内分泌かく乱化学物質-  核内受容体を介した外因性内分泌かく乱化学物質の情報伝達系阻害機構(毒性発現機構)について具体例をあげながら解説します。 
15. 総括  これまでの授業を総括し、質疑応答形式でこれまでの講義内容に関する疑問等に対応します。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 講義時に独自に作成したプリントを使用します.     
2. 適宜紹介します。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 適宜紹介します。     
授業方法の形式
講義 
成績評価方法
評価は、定期試験(100%)で行います。ただし、出席回数が2/3に満たない場合は欠格とします。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要です。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
生物は,有機物質です。生命現象は、有機化学反応です。細胞外の情報をどのようにして細胞内に伝達するのか、そのメカニズムをその都度理解できる様に講義します。アクティブラーニングとして、毎時間、前回の授業内容に対する質問タイムを設けます。また、積極的に質疑を行い、疑問点は、スマホやタブレットを用いて講義時間中に解消します。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/02/27 16:02


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