シラバス参照

科目名 環境微生物学 
担当者氏名

田村 廣人

全開講対象学科 農学部生物環境科学科
年次 2年次 
クラス E・F 
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群選択 
備考  



準備学習・事後学習
専門用語の意味等が理解できるように、シラバスをもとに、1.5時間予習して下さい。
毎回、授業の最初に受講生へのフィードバックとして、授業内容をより深く理解するための質問タイムを実施しますので、前回の授業内容を2.5時間復習し、疑問点を整理して下さい。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
新聞・科学雑誌等で日頃から微生物に関する情報をまとめおいて下さい。
前期に微生物学を必ず履修して下さい。また、理解を深めるため分子生物学・土壌学・物質循環論も合わせて履修することが望まれます。さらに、授業には数式を用いた内容が含まれるため高校の数学を復習して下さい。
受講生への授業妨害(私語.遅刻,携帯電話等)で注意を受けた学生は定期試験の欠格となります. 
授業の概要と目的
人間活動による地球環境の激変は、微生物生態にも大きな影響を与え地球規模での物質循環の不安定をもたらします。そこで、本講義では、生態系の物質循環において特に分解作用で重要な役割を果たしている微生物について、環境微生物学の基礎概念や基本的考え方を理解することを目的としています。本科目は、DP2およびCP2に該当します。
(科目ナンバリングコード:AE21404) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
環境中での微生物の生態を理解するための微生物学 
到達目標
環境の浄化・修復と保全の観点から、環境中の微生物が、人々の生活や地球環境に密接にどのように関与しているのかを理解し、微視的かつ巨視的に環境を考えるための洞察力を身に付けることを達成目標とします。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 自然界における微生物(1)  微生物は地球上の生物の三大構成員の一つであり、重要な環境評価指標でありながら、肉眼では観察できません。そのような微生物の存在を確認する方法とその種類について解説します。 
2. 自然界における微生物(2)  極限状態で棲息する微生物について解説します。 
3. 環境微生物の増殖法  環境中の微生物がどの様に増殖し生存しているかを知ることは、微生物生態の基本課題です。特に、細菌の増殖と培養法について解説します。 
4. 環境中の微生物生態(1)  微生物の生態を理解するには、微生物が生息している微小な環境の諸要因を理解する必要がある。固体表面で生活している微生物とその生活空間で作用する諸要因について3回にわたり解説します。今回は、巨視的棲みかです。 
5. 環境中の微生物生態(2)  微生物の生活空間(微視的棲みか)は、界面やコロイド粒子で作られていることが多い。従って、界面付近における微生物の活動について解説します。 
6. 環境中の微生物生態(3)  微生物は、固ー液界面で形成しているバイオフィルムについて解説します。
土壌の団粒構造と微生物の微視的な棲み場所について解説します。 
7. 微生物の働きと物質の動き(1)  微生物が生きていくためには、エネルギー (ATP)が必要です。そこで、生存エネルギー獲得法と物質の動きについて解説します。 
8. 微生物の働きと物質の動き(2)  環境微生物の働きと物質の動きを理解するためモデル系を用いて解説します。 
9. 微生物の働きと元素の生物的循環(1)  土壌中での微生物の働きと物質循環について解説します。まず、元素の循環を概観し、その循環に環境微生物がどの様に関与しているかについて解説します。 
10. 微生物の働きと元素の生物的循環(2)  環境微生物がどの様な反応を通じて炭素循環に関与しているのかを解説します。 
11. 微生物の働きと元素の生物的循環(3)  農業において環境微生物がどの様な反応を通して炭素循環と気候変動に関係しているのかを解説します。 
12. 微生物の働きと元素の生物的循環(4)  窒素循環にどの様に環境微生物が関与しているのかを解説します。 
13. 微生物の働きと元素の生物的循環(5)  農業において環境微生物がどの様な反応を通して窒素循環と気候変動に関係しているのかを解説します。 
14. 微生物の働きと元素の生物的循環(6)  硫黄循環に関わる細菌は、私達の身近なところでも関与しています。環境微生物が関与する硫黄循環について解説します。 
15. 総括  これまでの授業を総括し、質疑応答形式でこれまでの講義内容に関する疑問等に対応します。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 適宜講義中に紹介します。     
2. 独自に作成したパワーポイントを使用します。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 適宜講義中に紹介します。     
授業方法の形式
講義(パワーポイントも使用します) 
成績評価方法
評価は、定期試験(100%)で行います。定期試験は、記憶力ではなく講義内容をもとにした思考力を問う問題です。授業日数の2/3に満たない者は欠格とします。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要です。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
科学的に環境問題を考えるための知識を習得することを目的としていますので、有機化学・分子生物学を履修して下さい。アクティブラーニングとして、毎時間、前回の授業内容に対する質問タイムを設けます。また、積極的に質疑を行い、疑問点は、スマホやタブレットを用いて講義時間中に解消します。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/02/27 16:02


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