シラバス参照

科目名 農薬学 
担当者氏名

田村 廣人

全開講対象学科 農学部生物資源学科
年次 3年次 
クラス A・B 
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群選択 
備考  



準備学習・事後学習
授業中に専門用語について質問しますので、テキストをもとに、次回の授業範囲を1.5時間予習し、専門用語の意味等を理解しておいてください。受講生へのフィードバックとして、毎回授業の最初に前回の内容を深く理解するための質問タイムを実施しますので、前回の授業内容を2.5時間復習し、疑問点を整理しておいて下さい。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
履修した科目の専門用語の意味等が理解できるように復習して下さい。また,新聞・科学雑誌等で日頃から農薬に関する情報をまとめて下さい。特に、生物化学および有機化学を履修しておくことが望ましい。

受講生への授業妨害(私語、遅刻、スマホ等)で注意を受けた学生は定期試験の受験資格を失う事があります。

原則として,遅刻は認めません。 
授業の概要と目的
高品質な農産物を効率良く生産するには、農薬は必要不可欠な農業資材です。そこで、環境への負荷の低減を配慮した環境保全型農業の確立を図るためには農薬に対する十分な知識が必要です。そのために、本講義では、1)農薬の安全性、2)「農薬が何故効くか」という作用機構を有機化学的に理解することを目的としています。
本科目は、DP2およびCP2に該当します。

(実務経験と授業内容との関連)製薬会社での農薬の開発および内閣府でのリスク評価に関する経験を活かし、農薬の安全性および作用機構に関する実践的教育を行います。

(科目ナンバリングコード:AA31409) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
農薬の安全性と作用機構 
到達目標
農薬の安全でかつ正しい使用法を理解することにより、作物生産のための環境負荷の少ない合理的な植物防疫法を設計できる知識を修得できます。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 食料生産と農薬  農薬が食料生産に必須な農業資材である事を解説します。 
2. 農薬の安全性評価(1)  リスクとハザードについて解説します。その上で、なぜ、リスクとハザードを「科学的」に考えなければならないのかを解説します。 
3. 農薬の安全性評価(2)  農薬登録に必要な哺乳動物に対する短期的毒性試験について解説します。 
4. 農薬の安全性評価(3)  農薬登録に必要な哺乳動物に対する長期的毒性試験について特に農薬に関連する種々の基準値がどのようにして設定されるかが理解できるように解説します。さらに、農薬の説明書にどの様に反映されているのかを説明します。 
5. 殺虫剤の作用機構(1)  興奮に関与する神経系の阻害剤の作用メカニズムについて解説します。 
6. 殺虫剤の作用機構(2)  シナプス後膜受容体に関与する神経系の阻害剤の作用メカニズムについて解説します。 
7. 殺虫剤の作用機構(3)  抑制に関与する神経系の阻害剤の作用メカニズムについて解説します。 
8. 殺虫剤の作用機構(4)  昆虫の内分泌系阻害剤の作用メカニズムについて解説します。 
9. 殺菌剤の作用機構(1)  代表的な電子伝達系阻害剤の作用メカニズムについて解説します。 
10. 殺菌剤の作用機構(2)  細胞膜・細胞壁の生合成阻害剤の作用メカニズムについて解説します。 
11. 殺菌剤の作用機構(3)  メラニン生合成・細胞分裂・シグナル伝達系阻害剤の作用メカニズムについて解説します。


代表的な光合成阻害剤およびブリーチング型除草剤の作用メカニズムについて解説します。 
12. 除草剤の作用機構(1)  アミノ酸生合成阻害剤および光合成阻害剤の作用メカニズムについて解説します。 
13. 除草剤の作用機構(2)  光合成色素の生合成阻害剤の作用メカニズムについて解説します。 
14. 除草剤の作用機構(3)  脂肪酸生合成阻害剤オーキシン作用撹乱剤、細胞分裂阻害剤、細胞壁生合成阻害剤の作用メカニズムについて解説します。 
15. 総括  これまでの授業を総括します。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「新版 農薬の科学」  宮川恒 ・田村廣人 ・浅見忠男 編著  朝倉書店 
2. 講義時にプリントも使用します     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「新版農薬の科学」  山下恭平  文永堂出版 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法
評価は定期試験100%で行います。定期試験は、記憶力ではなく講義内容をもとにした思考力を問う問題です。授業日数の2/3に満たない者は欠格とします。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
講義内容を十分に理解するには、生物化学および有機化学の知識が必要です。少なくとも復習を心掛けて下さい。アクティブラーニングとして、毎時間、前回の授業内容に対する質問タイムを設けます。また、積極的に質疑を行い、疑問点は、スマホやタブレットを用いて講義時間中に解消します。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/01/30 14:22


PAGE TOP