シラバス参照

科目名 生命・食料・環境 
担当者氏名

汪 光熙

日野 輝明

細田 晃文

藤 茂雄

楢﨑 友子

全開講対象学科 農学部生物環境科学科
年次 1年次 
クラス E・F 
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 教養教育部門-自然科学科目群 
備考  



準備学習・事後学習
講義内容に関する関連事項について自分で調べて理解すること。また、生命・食料・環境の問題について、日頃から新聞や書籍を通して関心をもち、自分なりの考えをもっておくこと。毎回,講義時間の2倍の自学自習をすること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
生物環境科学科は生命・食料・環境と関連する授業が多いので、授業で取り扱う内容に興味をもち、積極的に学んでほしい。ディベートの授業では、担当テーマについてグループ内で協力してできるだけ多くの情報を集めて、賛成と反対の立場からの理論を構築しておくこと。 
授業の概要と目的
当該学科に所属する5人の専任教員によるオムニバス方式の授業である。よって、各担当者が3回ずつ、それぞれの専門分野の立場から主に「生命・食料・環境」をテーマにこれから農学を学ぼうとする1年生を対象に、過去から現代の私たちの生存・生活・食料生産活動における農学の役割および課題を概説し、生命科学、食料生産および農業生態環境保全のそれぞれの観点から、日本および世界の現状や課題などを紹介する。また、自然環境問題について相反する立場から立論し、互いにディベートを行うことで、問題の本質と矛盾点について理解し解決策を考える。本科目は生物環境科学科の学位授与方針(DP)1である「高い教養、言語力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力、生き物・自然に対する敬愛の念、高い倫理観および豊かな
人間性を身に付けている。」ことを目指す。
本科目はDP1、CP1に該当する。
(科目ナンバリングコード:AE10102) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
農学と生命科学・食料科学・環境科学 
到達目標
生命・食料・環境について国内外の現状と課題を学び、物事を複眼的に見る能力を身につける。また,ディベートを通して,論理的に考える力を身につけ効果的な議論できるようになる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 環境問題についてのディベート:テーマ・方法 担当:日野輝明  さまざまな自然環境問題(地球温暖化・環境汚染・エネルギー・開発・里山管理・外来種・乱獲・軋轢など)に関する6つのテーマについて、賛成と反対の立場からディベートを3回に分けて行う。初回は各テーマについての問題設定とディベートの方法について学ぶ。 
2. 生命を担う遺伝子の重要性 担当:細田晃文  微生物の分子生物学(塩基配列決定法など)を中心に、遺伝子そのものが生態系の一部であることなどを解説し、生命を担う遺伝子がどのように重要なものであるかについて解説する。 
3. 環境修復に関わる生命(微生物)の活用 担当:細田晃文  微生物を利用した環境修復において、その成否に関わる分子生物学的な解析(分子生態解析)の適用例とその重要性について解説する。 
4. 生物間の分子レベルでのコミュニケーション 担当:細田晃文  細菌をはじめとする微生物には、同種あるいは異種間で分子レベルでの情報伝達(コミュニケーション)を行って、増殖・生育している。このコミュニケーションに関わる物質、遺伝子やそのメカニズムを解説する。 
5. 地球環境と植物の関係について 担当:藤 茂雄  植物の光合成、二酸化炭素の同化など、地球環境改善に役立つ植物の機能について説明し、SDGsを達成するために植物を介して出来ることについて解説する。 
6. ゲノム新時代の幕開け 担当:藤 茂雄  最新のゲノム解読技術とテクノロジーの融合について解説し、ゲノム新時代にこれからの科学の発展や研究の変化、生命集合体として今後目指していくべき未来について議論する。 
7. 遺伝子組み換えとゲノム編集について 担当:藤 茂雄  遺伝子組み換えの歴史と発展、最新のゲノム編集技術や遺伝子導入法などについて解説しながら、これからの生命と人類の今後の未来について議論する。 
8. 世界の食料生産について 担当:汪 光熙  世界の食料生産およびそれに関連する地球環境問題、バイオマスエネルギー、熱帯雨林の保護、世界の水需要などについて議論する。 
9. 食料生産と農薬について 担当:汪 光熙  農薬が農産物の生産性の向上や労働力の軽減に大きく貢献しているが、その反面、除草剤や殺虫剤、殺菌剤などによるマイナス面も存在している。農薬の功罪について解説する。 
10. 環境問題の克服と持続可能な農業について 担当:汪 光熙  環境の保全と農業の持続性とは表裏一体のものであるから、農業における生産を持続的に営むことは、21世紀に世界が直面する二大問題である「食料」と「環境」の解決に直接つながる重要性について議論する。 
11. 地球史からみる環境問題 担当:楢﨑友子  地球誕生からこれまで地球環境は大きく変動し、そのなかで生命は誕生と絶滅を繰り返しながら進化を遂げてきた。約46億年の地球史を辿りながら、人間活動の地球環境への影響や環境問題について考える。 
12. 生物多様性と生態系サービス 担当:楢﨑友子  生物多様性とは何か?生態系がもたらす様々な機能を理解し、生物多様性を守ることが、どのように私たちの生活に関わるのかについて議論する。 
13. 海洋における環境問題 担当:楢﨑友子  海洋環境は物理的にも化学的にも陸域のそれと大きく異なる。海洋生態系保全と水産資源の利用の両立など海洋にまつわる諸問題を紹介するとともに、近年話題の海洋プラスチックゴミ汚染についても議論する。 
14. 環境問題についてのディベート:実践・評価(1) 担当:日野輝明  自然環境問題(地球温暖化・環境汚染・エネルギー・開発・里山管理・外来種・乱獲・軋轢など)の3つのテーマについて、賛成と反対の立場から担当学生によるディベートを行った後で、聴取学生による勝敗の判定を行い、教員による講評を行う。 
15. 環境問題についてのディベート:実践・評価(2) 担当:日野輝明  自然環境問題(地球温暖化・環境汚染・エネルギー・開発・里山管理・外来種・乱獲・軋轢など)の3つのテーマについて、賛成と反対の立場から担当学生によるディベートを行った後で、聴取学生による勝敗の判定を行い、教員による講評を行う。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 定めない。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 農学入門 ―食料・生命・環境科学の魅力―   安田 弘法ら  養賢堂 
授業方法の形式
パワーポイントによる講義(細田・藤・汪・楢﨑)・ディベート(日野) 
成績評価方法
細田・藤・汪・楢﨑:授業時間外に、複数回のレポート課題を課し評価する(各20%);日野:授業内のディベート内容を評価する(20%)
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
講義中、特段の理由がない限り私語、無断退室、携帯電話の操作を慎むこと。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/02/10 13:38


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