準備学習・事後学習
|
|
学生便覧に基づき全体として講義時間の2倍程度の事前・事後学習が必要。 準備学習として、関連する時事問題について新聞等を用いて調べておくこと(2時間程度)。 事後学習として、配布された資料を参照しながら講義内容を整理しておくこと(2時間程度)。
|
|
|
課題・定期試験に対するフィードバック
|
|
定期試験については、出題趣旨・解説・講評等を、WebClassや学務システムにより、追・再試験終了後に送信する場合がある。
|
|
|
履修上の留意
|
|
この授業は、主に国際連合を中心に、様々な国際課題に立ち向かう国際組織の役割や意義を考察し、法的観点より議論することができる基礎能力の涵養を目的としている。 受講生においては、各回ごとに配布される資料に授業中に綿密にメモを取り、重要な語句や概念、論点を整理するなど十分な復習時間を設ける必要がある。また、日常的に国際社会や国際組織に関する時事問題・ニュースについて主体的に調査し、理解した上で毎回の授業に臨む姿勢も求められる。
|
|
|
授業の概要と目的
|
|
現代の国際社会における国際組織の役割・意義を整理し、その限界について分析・考察を行う。具体的には、国際連合やその前身である国際連盟の制度、機能、特質、課題に関する重要な論点を中心に学ぶ。
|
|
|
アクティブ・ラーニング
|
|
|
|
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
|
|
|
|
実務経験と授業内容の関係
|
|
|
|
科目ナンバリングコード
|
|
|
|
サブタイトル
|
|
|
|
到達目標
|
|
この授業は、国際社会における国際組織の存在意義とその限界に関して法的観点より分析及び考察を行い、多角的に議論することができる基礎能力の涵養を目的としている。 この目的に則り、①国際組織に関する基礎的な概念及び知識を正しく理解すること、②修得した知識を応用し、現代の世界情勢や国際問題を把握し、これに対処する国際組織の役割についての持論を展開できること、が達成目標となる。
|
|
|
授業計画
|
|
| |
|
【項目欄】
|
【内容欄】
|
|
1.
|
国際組織の歴史
|
オリエンテーション、国際連盟以前における国際組織の歴史的発展
|
|
2.
|
国際連盟(1)
|
第一次世界大戦、国際連盟の設立(ヴェルサイユ平和条約・国際連盟規約)
|
|
3.
|
国際連盟(2)
|
国際連盟の仕組みと機能、その限界
|
|
4.
|
国際連盟と日本
|
国際連盟における日本の貢献、満州事変、国際連盟からの脱退
|
|
5.
|
国際連合の設立
|
第二次世界大戦、サンフランシスコ会議と国際連合憲章
|
|
6.
|
国際連合の機関:総会
|
国連総会の機能・役割・限界
|
|
7.
|
国際連合の機関:事務局
|
国連事務総長の任務、事務局の機能・役割
|
|
8.
|
国際連合の機関:経済社会理事会・信託統治理事会
|
経済社会理事会の機能・役割、信託統治理事会の機能・役割
|
|
9.
|
国際連合の機関:国際司法裁判所
|
国際司法裁判所の機能・役割
|
|
10.
|
国際連合の機関:安全保障理事会(1)
|
安全保障理事会の機能・役割、表決制度とその課題
|
|
11.
|
国際連合の機関:安全保障理事会(2)
|
集団安全保障の仕組み、具体的事例
|
|
12.
|
国際連合の機関:安全保障理事会(3)
|
安全保障理事会による紛争解決、安保理改革
|
|
13.
|
国際連合の機関:平和維持活動(PKO)
|
PKOの誕生と発展、現代的変容
|
|
14.
|
国際連合の機関:人権理事会
|
人権理事会の誕生、人権理事会の機能・役割
|
|
15.
|
国際連合と日本
|
国際連合における日本の貢献と課題
|
|
|
|
テキスト
|
|
|
|
参考文献
|
|
| |
|
【書籍名】
|
【著者】
|
【出版社】
|
|
1.
|
『国際条約集2024年版』
|
植木俊哉・中谷和弘
|
有斐閣
|
|
2.
|
『国際組織法』
|
佐藤哲夫
|
有斐閣
|
|
3.
|
『国際機構論講義』
|
最上敏樹
|
岩波書店
|
|
4.
|
『国際機構論入門』
|
山田哲也
|
東京大学出版会
|
|
|
|
授業方法の形式
|
|
|
|
授業の実施方法
|
|
|
|
成績評価方法
|
|
定期試験(100%)。 ただし、出席回数が3分の2に満たない場合は欠格とする。
|
|
|
成績評価基準
|
|
国際組織の基本的機能や意義に関する理解が達成されているか否かを評価基準とする。 C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。
|
|
|
受講生へのメッセージ
|
|
教員による講義を基本形式とする。講義では、PowerPointのスマートアート、画像、公的機関の広報ビデオ、ニュース動画、アニメーション、映画などの視聴覚教材を積極的に用いることで授業内容の理解の促進を図る。初学者においても楽しく学修できる授業を実施するため、これまで国際法や国際組織について学んだことのない学生も臆せず受講して欲しい。
|
|
|
参考URL
|
|
|
|
画像
|
|
|
|
ファイル
|
|
|
|
更新日時
|
|
2023/12/21 10:02
|