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科目名 英語圏文化研究 
担当者氏名

加藤 昌弘

全開講対象学科 人間学部人間学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-国際・コミュニケーション系 
備考  



準備学習・事後学習
授業中に発言する機会が多いので、対象となるテーマについて毎回の予習が要求される。自主学習用の参考文献は、担当教員ウェブサイト内の授業ページに掲載している。毎回、授業時間の2倍の自学自習をすること。 
履修上の留意
WebClassを使用する。受講生の能動的な参加を前提とする授業である。授業中に近くの人と意見交換したり、挙手をして発言するといった機会が頻繁にある。授業外で提出する課題についても、各自の提出内容を受講生内で共有する。質問や意見については、授業内で公表してコメントする。 
授業の概要と目的
本科目はCP2およびDP2、DP3に位置する。

英語の発祥地であるイギリスの文化を題材に、文化の地域横断的な広がりと混ざりあいの歴史的過程を、現代まで通じる大衆文化や食文化といった身近な事例を入り口として講義する。現在のイギリスの文化は国内外における文化の多様性を反映しており、長年に渡る文化の混ざり合いによって成立した。さらに近代以降のグローバル化は世界各地にイギリス文化の影響を広げ、他ならぬ日本もその影響を大きく受けている。

こうしたイギリス文化を事例とした学習は、アメリカやオーストラリアといった英語圏地域における文化の理解にも繋がる。また、グローバル言語としての英語の背景にある文化的特徴を体験的に掴むためにも役に立つ。最終的には、身近なポピュラーカルチャーを入り口に、私たちに馴染みある文化の成り立ちをひも解くことで、文化がダイナミックに変化し続けている「おもしろさ」を発見してもらうことを、この講義の大きな目的とする。(科目ナンバリングコード:HH21303) 
サブタイトル
イギリス文化を手がかりに、英語圏文化のグローバルな広がりと混ざり合いを理解する 
到達目標
(1) イギリス文化の歴史的理解に基づいて、現代イギリス社会の現状と課題を説明できる。 (2) 身近なポピュラーカルチャーを題材として、文化の多様性や社会における格差の諸問題を分析的に記述できる。 (3) 英語が使われる国・地域の歴史・社会・文化について、イギリス文化圏の基本的な内容を理解し、説明できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. はじめに  私たちの身近にあるイギリスと英語圏の影響を考える重要性を概説する 
2. 連合王国としてのイギリス  イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド 
3. 帝国としてのイギリス  グローバル言語としての英語、連合王国の成立と旧イギリス帝国について 
4. 多民族国家としてのイギリス  ケルト人、アングロ=サクソン人、ノルマン人、大英帝国、移民労働者 
5. 現代イギリス文化の成り立ち(1)  古代イギリスの文化と、中世以降のキリスト教文化の影響から考える 
6. 現代イギリス文化の成り立ち(2)  ウェールズ、スコットランドの言語に残された古代イギリスの痕跡から考える 
7. 現代イギリス文化の成り立ち(3)  古代ヨーロッパから口承された物語の変容から考える 
8. 現代イギリス文化の成り立ち(4)  古代イギリスに残された民間風習の変容と伝承から考える 
9. イギリスの文化の成り立ち(1)  中世までのフランス文化の影響と、16世紀以降のイギリス化の進展から考える 
10. イギリスの文化の成り立ち(2)  産業革命による労働者階級の誕生、その独自の文化の成立から考える 
11. イギリスの文化の成り立ち(3)  近代化が提起した社会問題を日常文化から考える 
12. イギリスの文化の成り立ち(4)  イギリス帝国による文化のグローバル化と混淆による変容について考える 
13. イギリスの文化の成り立ち(5)  現代イギリス社会の多文化・多民族化から文化の国際化を考える 
14. 現代イギリスの社会問題を文化から理解する  スコットランド独立問題、ブレグジットなどを文化の問題として考察する 
15. 全体のまとめ  講義の主要テーマと個別事例を総括し、定期試験を展望しながら到達目標を確認する。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 指定しない。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. イギリスの今:文化的アイデンティティ[第四版]  マイク・ストーリー、ピーター・チャイルズ編 塩谷清人監訳  世界思想社、2013年 
2. 他、各授業内で、関連する文献と作品を指示する。     
授業方法の形式
講義。アクティブ・ラーニング(ディスカッション)を実施。  
成績評価方法及び評価基準
60%を学期末に実施する定期試験、40%を平常点(1~15回の授業内外での課題の取り組み)で評価する。到達目標を最低限で満たしたものをC、平均的な理解を示すものにB、より応用的な知識の展開を示せたものにAを与える。課題や試験に対するフィードバックはWebClass内と授業内で継続的におこなう。授業回数の3分の2以上の出席に満たない場合は欠格とする。授業運営の方法と授業スケジュールは、受講生に対して事前に十分な説明をした上で変更する場合がある。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
ポピュラーカルチャーを研究する手法をイギリス文化を事例にして具体的に解説していくが、どの地域や時代の文化研究にも役立つ内容である。卒業研究で文化研究に取り組む意欲のある学生は必ず受講して欲しい。 
参考URL
1. 加藤ゼミのページ 授業情報あり 
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更新日時 2021/01/30 14:37


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