シラバス参照

科目名 居住環境設計学特論1 
科目名(英字) Advanced Designing of Human Environment Ⅰ 
担当者氏名

吉村 晶子

対象研究科・専攻 理工学研究科環境創造工学専攻修士課程・環境創造学専攻修士課程 
講義学期 前期 
単位数



準備学習・事後学習
各回の授業内容に関連するキーワードに沿って,居住環境における各自の実体験に基づき事例を整理すること。



各回の授業では事前にプリント配布または参考書を提示した上で解説し、その後ディスカッションする。質問には授業中に適宜対応するほか、授業時間外にもオフィス・アワーやメール等で対応する。



毎回、講義時間の2倍の自学実習が求められます。 
授業の概要と目的
環境の認識と空間創造に関する諸概念および指標について学び,居住環境の人間的意味をとらえる基礎を培う。また,事例検討を通じ,諸概念および指標の運用能力を養うとともに、デザインに関するディスカッション力を養う。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP1およびDP1に該当する。 
科目ナンバリングコード
GTK11403 
到達目標
環境の認識と空間創造に関する諸概念および指標について理解し,それらを運用して居住環境の人間的意味について言語的・空間的に把握,表現する基礎を得る。 
授業内容
番号 【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  生活環境設計におけるデザイン概念について確認し,講義の主旨と方針を共有する。 
2. 環境の知覚1  視覚と構図,人間の視知覚特性などについて基礎知識を確認し,その効果を応用した事例や設計者の意図しない効果が発現した事例等を題材にディスカッションを行う。 
3. 環境の知覚2  アフォーダンス,空間の操作的意味について基礎知識を確認し,その効果を応用した事例や設計者の意図しない効果が発現した事例等を題材にディスカッションを行う。 
4. 空間のスケールとその意味1  空間の見えに関する指標について基礎知識を確認し,その効果を応用した事例や設計者の意図しない効果が発現した事例等を題材にディスカッションを行う。 
5. 空間のスケールとその意味2  空間の規模に関する指標について基礎知識を確認し,その効果を応用した事例や設計者の意図しない効果が発現した事例等を題材にディスカッションを行う。 
6. 空間のスケールとその意味3  空間の距離に関する指標について基礎知識を確認し,その効果を応用した事例や設計者の意図しない効果が発現した事例等を題材にディスカッションを行う。 
7. 振り返りとまとめ1  事例検討を通じ,6週目までに学んだ内容を運用し,定着をはかる。 
8. 環境の認識と空間の創造1  まなざしと態度について基礎知識を確認し,その効果を応用した事例等を題材にディスカッションを行う。 
9. 環境の認識と空間の創造2  制度としての風景について基礎知識を確認し,その効果を応用した事例等を題材にディスカッションを行う。 
10. 環境の認識と空間の創造3  空間の文脈について基礎知識を確認し,その効果を応用した事例等を題材にディスカッションを行う。 
11. 生活空間の構造1  空間の民俗学的構造について基礎知識を確認し,その現代的意義や応用についてディスカッションを行う。 
12. 生活空間の構造2  地名と場所の認識について基礎知識を確認し,その現代的意義や応用についてディスカッションを行う。 
13. 生活空間の美学1  静観の美学と遊観の美学について解説し,ディスカッションを行う。 
14. 生活空間の美学2  環境の解釈と表現について解説し,ディスカッションを行う。 
15. 振り返りとまとめ2  事例検討を通じ,14週目までに学んだ内容を運用し,定着をはかる。 
授業方法の形式
講義形式とし,毎回授業終了時に理解度を確認する提出物を課す。 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
授業時提出物,第7回・第15回における事例検討の成果物,およびレポートにより評価する。(100%) 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
その他(履修条件・関連科目など)
特になし 
テキスト
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 毎回講義テーマに応じた参考文献を指示する。     
参考資料文献等
参考URL
画像
ファイル
更新日付 2023/01/27 13:18


PAGE TOP