シラバス参照

科目名 アーバンデザイン 
担当者氏名

飯田 哲徳

岩田 剛彦

岡本 修行

河崎 泰了

菅 博嗣

吉村 晶子

全開講対象学科 理工学部環境創造工学科・環境創造学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-人間活動環境 
備考  



準備学習・事後学習
デザイン図法、住環境創造設計学で学んだ基礎的な図面表現法やスケール感を見直し,環境文化論、居住環境創造設計学Ⅰで学習した土地の読み方、地域文脈の読み方、計画立案手法を復習しておく必要がある。また、住環境創造設計学で学んだ「調べる・見る・感じる・考える」姿勢、環境文化論で学んだ「原理を知り・典型を知り・事例を知る」態度から考える姿勢を実践し、都市空間・都市環境デザインについて種々の資料やweb公開情報の調査、見学・観察、考察を深めておくこと。
毎回、講義時間の2倍の自学自習が求められます。 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題等については、授業内で継続的に解説、講評、質問対応等を行う。 
履修上の留意
デザイン図法において図面表現と模型制作の基礎を習得していること。居住環境創造設計学Ⅰにおいて、主体と環境との関わり合いにおけるデザインの重要性を理解し、計画を立案し言葉と図面を用いて表現・説明・提案する手法を修得していること。住環境創造設計学、環境文化論において原論および計画学の基礎知識と考え方を修得し、十分な人間理解、環境理解に基づいて環境創造しようとする姿勢を獲得していること。 
授業の概要と目的
この演習では名古屋市内で学生が自ら演習対象地域を選定し空間価値を高めるデザイン提案を行う。その際、都心、緑地、水辺の中からテーマを選び、界隈・街路、公園・緑地・広場、河川・運河・港を含む都市空間において、地域社会としての営みと土地利用の歴史、なりたちと関わりの積層からなる空間構成・都市文脈・空間特性をふまえた主体重視のデザイン提案とする。また、近年のデザイン提案においてキーワードとなる都市再生・まちづくり・にぎわい創出、あるいはランドスケープ ・グリーンインフラとの関わり、また歩行者利便増進道路・河川占用許可特例・PFI・PPPなどの諸制度の可能性と限界をふまえた上での自らの提案の位置付けを示すものとする。本科目は3単位科目であり、講義と演習を並行して行う。また、演習実践を通じてデザインに対する自らの視座、観察眼、考察力を身につけ、環境創造工学の立場にたつ計画設計技術者として世界・対象と向き合う態度、マインド・行動様式・思考様式を身につけることも、本科目の重要な狙いである。 
アクティブ・ラーニング
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP3・4およびDP1・2・3に該当する 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
TK31410 
サブタイトル
到達目標
"1.都市環境・都市空間の構成要素について、各要素のなりたちと主体との関わりの歴史、関連する整備主体・整備史と諸制度、現状と課題、関与するステークホルダーについて、概要と調査方法を理解し、把握できる。
2.都市のなりたちと都市デザイン史の流れを理解し、都市における人々の活動と都市空間との関係、敷地が都市の文脈上でもつ価値と空間特性を把握できる。
3.以上の把握に基づく都市デザイン構想を立案でき、それを言葉と図面表現・模型によって他者に伝達・提案できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  【ガイダンス】授業のねらいと流れ、必要な図面類と道具・材料、調査・現地見学方法説明、各週の計画と成績評価方法
【講義】都心・緑地・水辺の基礎知識
【演習】対象地選定、比較参照事例の調査に着手。Illustrator, SketchUp 演習。 
2. 都市環境の把握1  【講義】都市環境のなりたち:名古屋の土地のなりたちと都心・緑地・水辺のなりたち・出自と歴史
【演習】対象地選定調査を行う" 
3. 都市環境の把握2  【講義】現地にてポイントレクチャー(名古屋市内にて都心、緑地、水辺の現地見学を行う)
【宿題】現地調査レポートを作成する(宿題) 
4. 都市環境の把握3  【講義】都市環境の調査分析方法:各種分析手法、資料・図面・データの種類と入手方法、検討方法
【演習】対象地選定を進める。分析レポートを作成する 
5. 提案構想の作成1  【講義】名古屋のアーバンデザインの系譜
【演習】設計対象地域選定発表、提案に向けてのディスカッション 
6. 提案構想の作成2  【講義】ステークホルダーと主体論、サードプレイス論、プレイスメイキングについて
【演習】設計対象地域の特性把握を進め、エスキスしていく。作品研究レポートを作成する(宿題) 
7. 提案構想の作成3  【講義】アーバンデザインに関わる各種組織・方式の基礎知識/関連諸制度・近年の新設制度の概要と動向
【演習】エスキスを進め、提案にまとめていく 
8. 中間発表  【発表】設計提案の発表(個人)、講評
【演習】中間発表終了後、翌週以降のグループワーク班分けを行う。 
9. 計画設計案作成1  【講義】事例の解説と考察(都心・界隈・街路)
【演習】グループワーク・エスキス 
10. 計画設計案作成2  "【講義】事例の解説と考察(公園・緑地・広場)
【演習】グループワーク・エスキス" 
11. 計画設計案作成3  "【講義】事例の解説と考察(まちと河川・運河)
【演習】グループワーク・エスキス" 
12. 計画設計案作成4  "【講義】事例の解説と考察(まちと港湾・海岸)
【演習】グループワーク・エスキス" 
13. 計画設計案作成5  【講義】プレゼン技法について(最新コンペ紹介、著名作品等の図面、パネル、模型、CG、ウォークスルー動画等の紹介)
【演習】グループワーク・エスキス 
14. 計画設計案作成6  【演習】グループワーク・エスキス 
15. 最終発表  【発表】設計提案の発表(グループ)、講評 
テキスト
参考文献
授業方法の形式
講義および演習 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
「演習成果物、およびそのプレゼンテーション」により評価します(100%) 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2023/01/27 13:02


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