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科目名 PBL概論 
担当者氏名

竹本 修

亀谷 由隆

全開講対象学科 情報工学部情報工学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-情報工学専門科目 
備考  



準備学習・事後学習
[準備学習]毎回,指定された資料を読んでおくこと.次の授業にどのように取り組むかを頭に描いておくこと.
[事後学習]授業の内容を復習し,課題を期限までに提出すること.
本来,毎回講義時間の2倍の自学自習を行うことが求められている.準備学習・事後学習の時間を充分に確保すること. 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題に対しては議論や質問対応を行う.成果物やグループ発表に対して講評を行う. 
履修上の留意
本科目は「先進優先」であり,先進プロジェクトコース生の履修が優先される科目である.総合コース生は抽選科目になることがある.また,先進プロジェクトコースにおいて本科目は必修科目であり,先進プロジェクトコース生は卒業のために単位取得する必要がある.本科目を履修するに先立って創造的思考法,研究開発リテラシー,モバイルアプリ開発A・Bを履修していることが望ましい.また,本講義と並行してアプリケーション開発,ソフトウェア工学を履修していることが望ましい.全ての授業回において演習的内容を含むためノートPCを持参すること. 
授業の概要と目的
PBL(project-based learning, 課題解決型学習) の目的や意義を理解しつつ,PBL のプロセス全体を体験する.PBL を通じて身の回りの情報システム(アプリケーションやサービス)やその開発手法について理解を深める.チームの中で意思疎通しながら自分の役割を果たすことを体験する. 
アクティブ・ラーニング
ディスカッション,グループワーク,プレゼンテーション,PBL(課題解決型学習) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業は、CP2・3・4およびDP1・2・3に該当する。 
実務経験と授業内容の関係
特になし 
科目ナンバリングコード
JJ21223 
サブタイトル
PBLを通じて身の回りの情報システムについて体験的に学ぼう! 
到達目標
(1) 議論の中で課題を見つけ,解決策を提案できる.(2) 解決策を具体化する方法を自ら学ぶことができる.(3) チーム内で意思疎通を行いながら共同作業できる. 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. オリエンテーション  PBLとは何か,PBLにおいて心がけるべきことについて学ぶ.チーム作業を行う際に用いるコミュニケーション・共有ツールの復習を行う.
到達レベル:PBLとは何か,PBLにおいて心がけるべきこを説明できる. 
2. 課題の定義 (1)  設定された状況の中から課題を見つける方法を学ぶ.
到達レベル:発想法等を使用しながら課題を見つけることができる. 
3. 課題の定義 (2)  設定された状況の中から課題を洗練する方法を学ぶ.
到達レベル:情報を収集したり,議論しながら課題の本質的な部分を抜き出せる. 
4. 解決策の検討 (1)  検討した課題について解決策を提起する方法を学ぶ.
到達レベル:情報を収集しながら課題に対する解決策を見つけることができる. 
5. 解決策の検討 (2)  検討した課題に対する解決策を洗練する方法を学ぶ.
到達レベル:情報を収集したり,議論しながら解決策を洗練できる. 
6. 解決策の検討 (3)  検討した課題と解決策についての発表の準備を行う.
到達レベル:課題と解決策を説明できる形でまとめられる. 
7. 中間発表  検討した課題と解決策について発表を行う.
到達レベル:課題と解決策を他人に分かりやすく説明できる. 
8. 解決策の具体化 (1)  解決策を具体化する情報システムについてプロトタイプの作成方法を学ぶ.
到達レベル:プロトタイプの作成ツールの使用方法を説明できる. 
9. 解決策の具体化 (2)  解決策を具体化した情報システムについてプロトタイプの作成を実践する.
到達レベル:作成ツールを使ってプロトタイプを作成できる. 
10. 解決策の具体化 (3)  解決策を具体化した情報システムの設計や実装方法を学ぶ.
到達レベル:情報システムの設計や実装方法を説明できる. 
11. 解決策の具体化 (4)  解決策を具体化した情報システムの設計や実装についての検討を行う.
到達レベル:情報システムの設計や実装方法を検討できる. 
12. 解決策の具体化 (5)  解決策を具体化した情報システムを検証・評価する.
到達レベル:情報システムの検証・評価方法を説明できる. 
13. 解決策の具体化 (6)  解決策を具体化した情報システムとその検証・評価結果についての発表の準備を行う.
到達レベル:情報システムの検証・評価結果を説明できる形でまとめられる. 
14. 最終発表  解決策を具体化した情報システムとその検証・評価結果を発表する.
到達レベル:情報システムおよびその検証・評価結果を他人に分かりやすく説明できる. 
15. 総括・振り返り  本授業において自分がどのような取り組みを行ったかを振り返る.
到達レベル:自分のこれまでの取り組みを説明できる. 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. スライド資料を配布する.     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. Pythonではじめる Webサービス&スマホアプリの書きかた・作りかた  クジラ飛行机  ソシム 
2. 情報システムの分析と設計  伊藤潔, 明神知, 冨士隆, 川端亮, 熊谷敏, 藤井拓  オーム社 
授業方法の形式
講義,演習,実習,発表 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
レポートおよび課題60%,発表40% 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
本科目では一層の能動的な取り組みが求められます.「今回は前回より発言を増やしてみよう」等,各授業回において自分なりの問題意識を持って取り組んでみましょう.また,情報工学は数学をベースとする思考力に加えて実践力が求められる「実学」でもあります.本科目を通じてアイディアを形にすることの大切さ,形にするためのを方法を学んでもらえたらと思います. 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2023/12/21 14:59


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