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科目名 物理系応用実習(薬剤) 
担当者氏名

灘井 雅行

加藤 美紀

榊原 有季子

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数 0.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門-実習科目群 
備考  



準備学習・事後学習
薬物動態学1・2に関連する実習であるので、これら科目の内容を復習し、理解しておくこと。また、この実習内容は4年次の薬物投与設計にも関連するので、十分な知識・技能の修得を目指すこと。毎回、実習時間の半分の自学自習(予習・復習)が必要である。 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題等へのフィードバックは、随時行う。実習レポートに関する講評は、実習終了後、薬剤学研究室前もしくは薬学部ポートフォリオに掲示する。 
履修上の留意
実習は原則として皆出席を単位認定の資格要件とする。病気・怪我、不慮の事故などにより出席できないときは、その旨科目担当教員に速やかに連絡を取り、指示を仰ぐこと。また、実習態度が不良の学生は、実習成果報告書や実習レポートの成績が優秀であっても単位を認定しないことがある。以上の留意点を遵守して実習に臨むこと。 
授業の概要と目的
薬物動態学を学習するうえで、十分な知識・技能の修得が必要な「薬物投与後の薬物体内動態」、「薬物タンパク結合」に関する薬物速度論的解析、および、得られた薬物速度論的パラメータを利用したシミュレーションについて、実習を通して学ぶ。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP②およびDP②、③に該当する。 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
PP31530 
サブタイトル
薬物動態の解析に必要な知識・技能を学ぶ。 
到達目標
「薬物血中濃度-時間推移」、「薬物タンパク結合」を薬物速度論的に解析し、得られた薬物速度論的パラメータを利用してシミュレーションが実施できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 1日目-1
薬物のタンパク結合率の測定
[E4(1)③-1] 
血清アルブミン溶液に薬物を添加した後、結合形および非結合形薬物濃度を測定する。 
2. 1日目-2
Langmuir式を利用した薬物タンパク結合挙動の解析
[E4(1)③-3] 
実験で得られた結合形および非結合形薬物濃度について、Langmuir式を利用してScatchard plot およびdouble reciprocal plotを作成する。 
3. 1日目-3
薬物とタンパクとの結合定数および結合部位数の算出
[E4(1)③-2, E4(1)③-3, E4(2)①-3] 
作成したScatchard plot およびdouble reciprocal plotから薬物と血清アルブミンとの結合定数および結合部位数を算出する。 
4. 2日目-1
薬物血漿中濃度の測定
[E4(2)②-2] 
薬物濃度を測定するための検量線を作成し、ラットに薬物を投与した後の血漿中濃度を測定する。 
5. 2日目-2
薬物速度論的パラメータの算出
[E4(2)①-2] 
実験で得られた薬物血漿中濃度について、血漿中濃度-時間推移から薬物速度論的パラメータを算出する。 
6. 2日目-3
体内動態の変化とその要因の解析
[E4(2)①-1, E4(2)①-2, E4(2)①-5] 
生理機能が異なるラットでの 薬物速度論的パラメータを比較し、体内動態の変化とその要因について解析する。 
7. 3日目-1
ポピュレーションファーマコキネティクスを応用した薬物血漿中濃度のシミュレーション
[E4(2)②-3] 
バンコマイシンについて、ポピュレーションファーマコキネティックパラメータ利用して、薬物血漿中濃度のシミュレーショを行い、投与計画を立案する。 
8. 3日目-2
コンピューターを利用した薬物速度論的パラメータの算出
[E4(2)①-2] 
実験で得られた薬物血漿中濃度-時間推移について、コンピューターを用いて薬物速度論的パラメータを算出する。 
9. 3日目-3
薬物速度論的パラメータを利用した薬物血漿中濃度-時間推移のシミュレーション
[E4(2)①-1, E4(2)①-2, E4(2)①-5, E4(2)②-3] 
実験データから得られた薬物速度論的パラメータに基づいて、コンピュータを用いて薬物血漿中濃度-時間推移をシミュレートする。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 薬剤学実習書  薬剤学研究室編   
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 薬物動態学 第2版  栄田敏之 他 編集  廣川書店 
授業方法の形式
実習(対面授業/遠隔授業併用) 
成績評価方法
実習態度20%[予習状況での意欲・関心・積極性などチェックリストに従って評価する]、実験データに基づいて作成した実習成果報告書の内容70%、実習レポートの内容20%により評価する。なお、2/3以上の出席がない場合は欠格とする。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
将来医療現場で活躍するために必要な実習である。
この実習では薬物動態学1・2の知識を、技能として活用できることを目指す。また、薬物投与設計の学習内容にも関連するので、しっかりと学んで頂きたい。
なお、実習講義(実習の目的、実験手技、定量操作、薬物速度論的解析法に関する講義、ならびに実習に当たっての心構えと注意点等)については、事前にテキスト、動画等で提供するので、実習室ですぐに実験あるいは作業に取り掛かれるよう、十分に予習しておくこと。
[関連科目:薬物動態学1、薬物動態学2、薬剤学] 
参考URL
画像
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更新日時 2021/12/07 10:54


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