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科目名 ネットワーク特論 
科目名(英字) Advanced Networking 
担当者氏名

鈴木 秀和

対象研究科・専攻 理工学研究科情報工学専攻修士課程 
講義学期 前期 
単位数



準備学習・事後学習
・授業資料または文献の内容を読んでおくこと。特に調査した文献についてはプレゼンテーション資料として作成しておくこと。
・授業の内容を復習し、必要に応じて文献やインターネットで関連事項をさらに調査し、理解度を深めること。
・パーベイシブコンピューティングに関するシステム開発に必要となる各種知識や技術について、各自で調査すること。
・システム開発期間中は、チーム内で決めた役割分担に基づいて作業するだけでなく、メンバーとコミュニケーションを図って状況の共有などを行うこと。
・毎回、上記の準備学習と事後学習を合計4時間の自学自習が求められる。 
授業の概要と目的
今やインターネットは生活になくてはならない情報基盤となっており、第5世代移動通信システム5Gや、IoT(Internet/Intelligence of Things)デバイスから構成されるセンサネットワーク、ネットワーク機能の仮想化など、新しいネットワーク技術が実社会に導入され始めている。本特論では、モバイルデバイス、ネットワークシステム、クラウド、IoTやITSなどのユビキタス/パーベイシブコンピューティングシステムやスマートシティ/スマートモビリティにおける最新のネットワーク技術について学習する。さらにパーベイシブシステム開発を実施することにより、コンピュータネットワークに関する知識や見識を深めることを目的とする。なお、本特論ではアクティブ・ラーニングの取り組みとして、様々な分野における最新のネットワーク技術や研究事例についてプレゼンテーションおよびディスカッションを実施する。また、後半のシステム開発演習はチーム活動で実施する。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP1およびDP1に該当する。 
科目ナンバリングコード
GTJ11401 
到達目標
・パーベイシブコンピューティングの概要および要素技術について説明できる。
・英語で書かれた文献などを自力で読み、内容を理解して説明できる。
・基礎的なパーベイシブコンピューティングシステムを開発できる。 
授業内容
番号 【項目欄】 【内容欄】
1. Introduction to Pervasive Computing and Networking  本特論の授業内容と進め方について説明する。また、パーベイシブコンピューティングおよびパーベイシブネットワークについて概説する。 
2. Latest Pervasive Systems and Network Technologies (1)  最新のパーベイシブコンピューティングシステムの事例と利活用されているネットワーク技術について学習する。 
3. Latest Pervasive Systems and Network Technologies (2)  最新のパーベイシブコンピューティングシステムの事例と利活用されているネットワーク技術について学習する。 
4. Research Survey on Pervasive Computing and Networking (1)  パーベイシブコンピューティングおよびパーベイシブネットワークに関する研究について調査する。 
5. Research Survey on Pervasive Computing and Networking (2)  調査した研究の背景、課題、提案、評価結果などについて整理し、その内容に関する理解を深める。 
6. Presentation & Discussion (1)  調査した研究について発表し、ディスカッションにより知識の定着を図る。 
7. Presentation & Discussion (2)  調査した研究について発表し、ディスカッションにより知識の定着を図る。 
8. Raspberry Pi Tutorial (1)  Raspberry Piの使用方法および開発環境のセットアップを行い、基礎的なセンシングや制御などの手法を学習する。 
9. Raspberry Pi Tutorial (2)  Raspberry Piでセンシングしたデータをクラウドへ送信するためのネットワークプロトコルについて学習する。 
10. AWS Tutorial (1)  AWS Academyを利用して、基礎的な仮想サーバ構築などの手法を学習する。 
11. AWS Tutorial (2)  AWS Academyを利用したサーバレスコンピューティングやNoSQLデータベースについて学習する。 
12. Pervasive System Development (1)  パーベイシブコンピューティングに関するシステム開発(設計)を実施する。 
13. Pervasive System Development (2)  パーベイシブコンピューティングに関するシステム開発(実装)を実施する。 
14. Pervasive System Development (3)  パーベイシブコンピューティングに関するシステム開発(評価)を実施する。 
15. Demo Presentation & Review  開発したシステムのプレゼンテーションおよびデモンストレーションを実施する。また、これまでの授業内容を総括する。 
授業方法の形式
講義、演習、発表、討論 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
プレゼンテーション(ディスカッション含む):60%、演習:40%
パーベイシブコンピューティングに関する知識とスキルの習熟度を複数回のプレゼンテーションおよびシステム開発の成果物により判定する。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
その他(履修条件・関連科目など)
・学部で開講されている「情報通信ネットワーク」、「情報通信システム」、「ワイヤレス通信」に相当する情報通信およびコンピュータネットワークに関する基礎知識を有していること。
・講義資料の提供や成果物の提出は,Google Classroomを利用して行う。Google Classroomの参加方法はWebClass等にて案内する。 
テキスト
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. Google Classroomに掲載される資料     
参考資料文献等
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 必要に応じて個別に提示     
参考URL
1. https://ieeexplore.ieee.org/Xplore/home.jsp IEEE Xplore 
2. https://dl.acm.org/ ACM Digital Library 
3. https://www.awsacademy.com/vforcesite/LMS_Login AWS Academy 
画像
ファイル
更新日付 2024/02/15 11:25


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