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科目名 英語学 
担当者氏名

船田 秀佳

全開講対象学科 人間学部人間学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-国際・コミュニケーション系 
備考  



準備学習・事後学習
指定された教科書の箇所を読み問題を解いておくこと。毎回、講義時間の2倍の自学自習をすること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題(試験等)については、講評、解説等を、Webclassや学務システムにより、追・再試験終了後に送信する。 
履修上の留意
教科書以外にも資料を渡すので、きちんと整理保存しておくこと。 
授業の概要と目的
英語学とは何かを定義し、その研究手法、分野を紹介したあと、英語の構造を音声、文法、語彙、語法の観点から考察する。また、英語史、文法諸理論、国際語としての英語の立ち位置についても理解を深める。 
アクティブ・ラーニング
特になし 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本科目はCP2およびDP2、DP3に位置する。 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
HH21313 
サブタイトル
英語の発想と論理を知る 
到達目標
英語学から見た英語の諸相 



1 英語の音声の仕組みについて理解している。



2 英語の文法について理解している。



3 英語の歴史的変遷及び国際共通語としての英語の実態について理解している。



以上によって、英語を取り巻く諸問題の解決方法について考えることができるようになる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  英語学とは何か、英語学の研究方法、研究対象、隣接分野を紹介したあと、現代英語が国際理解に於いて果たしている役割について考察し、議論する。 
2. 英語の音韻構造(1)  発音器官、調音位置と方法、アメリカ英語の音素、母音、子音について理解し、自らも音を再生できるようにする。英文法(1)現在形 
3. 英語の音韻構造(2)  アメリカ英語の音韻体系と日本語の音韻体系を比較、対照し、日本語話者が留意すべき点を考察する。英文法(2)過去形 
4. 英語の音韻構造(3)  強勢、リズム、音変化(縮約、連結、消失、同化)について理解し、自らも音を再生できるようにする。英文法(3)未来形 
5. 英語の音韻構造(4)  イントネーション、分節、アメリカ英語とイギリス英語の音声、綴り字と発音について考察する。
英文法(4)進行形 
6. 英語形態論  形態素、自由形態素、拘束形態素、異形態、語形成(派生、複合、混成)、直接構成要素分析について理解する。英文法(5)完了形 
7. 英語の統語論的特徴(1)  伝統文法、変形生成文法、核文法など文法諸理論を体系的に理解し、学校文法への応用について考察する。英文法(6)助動詞 
8. 英語の統語論的特徴(2)  文型、語順、主語-述語の構造、動詞、名詞、冠詞、形容詞、副詞、態について考察する。
英文法(7)受動態 
9. 英語の統語論的特徴(3)  不定詞、動名詞、分詞、助動詞、比較、関係詞、仮定法について考察する。英文法(8)名詞・冠詞 
10. 英語の統語論的特徴(4)  接続詞、前置詞、強調構文、倒置構文、名詞構文、無生物主語構文、否定構文について考察する。英文法(9)接続詞 
11. 日英語比較  日英語を語彙、語順、修飾語、情報構造の観点から総括的に比較・対照する。
英文法(10)形容詞 
12. 英語史(1)  先史時代、ローマ、ゲルマン人による征服、England, Englishの起源、古英語について知識を身につける。英文法(11)副詞 
13. 英語史(2)  ノルマン征服、フランス語の借入、ルネサンス、宗教改革、中英語について知識を身につける。英文法(12)倒置 
14. 英語史(3)  アメリカ独立戦争、近代英語、現代英語について考察したあと、グローバ社会に於ける英語とその将来について考える。英文法(13)省略 
15. 授業の総括とまとめ  これまでの授業内容を総括する。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. Fundamentals of English Composition through Living Grammar  船田 秀佳  英宝社 
2. Practical Listening Skills for English Communication  船田 秀佳  開文社 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. はじめての英語学  長谷川瑞穂  2006 研究社 
授業方法の形式
講義・演習 
授業の実施方法
対面、オンライン 
成績評価方法
定期試験80% 小テスト20%。出席は加点しない。4回の欠席で欠格となる。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
英語の発想と表現構造を身につけましょう。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2024/02/09 15:23


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